【必見】輸入住宅は耐震性・耐久性に優れている!輸入住宅の基礎知識

家を建てる人の中でも根強い人気を誇っているのが「輸入住宅」です。若年層から中年層まで、輸入住宅には幅広いファンがいます。地震が多い日本において最も気になるのが、「輸入住宅の耐震性」でしょう。「輸入住宅は耐震性に優れているのか」「地震に耐えられる構造をしているのか」など、不安を覚えている方は多いはずです。そこで、輸入住宅のメリットやデメリット・耐震性・輸入住宅を建てるポイントについて詳しく説明します。輸入住宅の耐震性について知りたい方や輸入住宅を建てようと考えている方は、ぜひチェックしてください。

この記事を読むことで、輸入住宅の耐震性について詳しく知ることができます。あなたがイメージしている輸入住宅を建てるために、必要な知識を身につけていきましょう。

1.輸入住宅のメリットとは

外国の雰囲気をかもし出す輸入住宅には、一体どんなメリットがあるのでしょうか。主なメリットを挙げてみましたので、ぜひチェックしてください。

1-1.デザイン

実際に、輸入住宅を建てた方に魅力を尋ねてみると、「デザインと素材の質感がとてもよかった」という回答が多く見られました。輸入住宅の大きな魅力には、「デザイン性」があります。輸入住宅の外観は、日本には見られないものばかりです。主に、輸入住宅のデザインには、北米系・ヨーロッパ系の2種類にわかれます。どちらとも100年以上前から変わらない外観デザインで、海外にいるような感覚になる魅力に惹(ひ)かれる方が多いのです。また、建具・モールディング・塗装の壁など、素材の質感も輸入住宅ならではの魅力でつまっています。

1-2.耐震性能

基本性能が高いところも、輸入住宅最大のメリットになります。基本性能とは、耐震性・耐久性・断熱性など住宅の住み心地を左右する性能のことです。輸入住宅は日本の一般的な住宅よりも、耐震性に優れているところがあります。たとえば、輸入住宅に採用されている「ツーバイフォー工法」です。ツーバイフォー工法は、床と壁・屋根がすべて面構造になっています。そのため、地震の揺れを建物全体で受け止められるのです。揺れが一か所に集中することはありません。まさに、輸入住宅は地震が多い日本において、重要な性能を持つ住宅といえるでしょう。

1-3.気密性能

基本性能の中には、「気密性能」も入っています。気密性能とは、屋根・壁と外部との空気の流通を妨げる性能のことです。気密性能が高ければ高いほど、夏は涼しく、冬は暖かい空間になります。輸入住宅は一般的な住宅より断熱材が厚く、複層ガラスを使用するのが基準です。複層ガラスは2枚のガラスを使用して、間に空間をつくります。よって、すき間から冷たい風が入ってくることもありません。気密性能が高いと、冷暖房も効きやすくなります。エネルギー消費量の無駄づかいが減り、光熱費の節約にもつながるでしょう。

1-4.工期が短い

「輸入住宅は工期が短くて助かる」と好評です。「海外の設計思想による住宅を、資材別やパッケージで輸入し、国内に建築する」のが輸入住宅の定義になります。よって、着工から完成までの期間はおよそ1か月半~2か月で完成できるのです。日本住宅における一般的な工期は平均2.5か月前後といわれています。およそ半月~1か月も短縮できるのです。

1-5.火に強い

輸入住宅は耐火性に優れています。日本家屋と同じ木材を使用しますが、輸入住宅は壁と天井の接合部分に不燃性の石膏(せっこう)ボードを使用するケースが多いです。石膏(せっこう)ボードは、ファイヤーストップ効果があります。ファイヤーストップ効果とは、火が燃え広がらないことです。たとえ、火がほかの場所から移ったとしても、火災時の被害を最小限で抑えることができます。近年、火災による家屋燃焼が増えてきているため、ファイヤーストップ効果があると安心です。

1-6.そのほか

ほかのメリットとしては、「台風に強い」「防音効果に優れている」点が挙げられます。地震と同じく、日本は台風による被害が多いです。今年2016年も北海道が台風による被害を受けました。輸入住宅は、壁の6面で建物全体を支える構造になっているため、台風など横からの強い風にも耐えることができます。さらに、高い気密性能から音も防ぐことができるのです。日本の代表的な近隣トラブルが回避できるでしょう。

2.輸入住宅のデメリットとは

メリットが多い輸入住宅ですが、デメリットもあります。快適な家を建てるためには、デメリットも把握することが大切です。それでは、輸入住宅のデメリットを紹介します。

2-1.一般的な住宅よりも費用が高め

輸入住宅は、日本の一般的な住宅よりも費用が高い傾向があります。輸入住宅の建材や資材を海外から輸入しているため、どうしても輸送費がかかってしまうのです。また、せっかく輸入しても建材が腐っている・壊れているなど、輸送しなおさなければならないこともあります。ただし、価格ばかり気にしては、快適な住まいづくりができません。もし、費用が気になる方は、ローコストの輸入住宅を選択するのも1つの方法です。

2-2.メンテナンスが大変

輸入住宅の資材は海外から輸入しているため、傷んだ資材を取り換えたり、壁を塗りなおしたりすることが簡単にできません。しかし、メンテナンスは家の耐久性に関係する大切な作業です。そのため、輸入住宅を建てる際は、メンテナンスまできちんとしてくれる業者に依頼したほうがいいでしょう。

2-3.大幅なリフォームができない

注文住宅を建てた後、「間取りを大きく変えたい」と思っても輸入住宅は難しいところがあります。なぜなら、輸入住宅の工法が大規模な間取り変更ができない仕組みになっているからです。日本の一般的な住宅は、複数の部屋の壁を取り払って広くできるでしょう。輸入住宅は大規模な間取り変更ができないので、将来を踏まえた内装を考えることが大切です。

3.輸入住宅の耐震性について

それでは、輸入住宅の耐震性について、より深く掘り下げていきたいと思います。地震大国の日本だからこそ、輸入住宅の耐久性について詳しく把握しておかなければなりません。

3-1.耐震性とは

家を建てる際、1番に「耐震性」を考える方が増えています。1995年に起きた阪神淡路大震災から住宅の性能が見直され、2011年の東日本大震災からは耐震性に優れる住宅が急増しました。住宅の耐震性には等級が1~3まであります。耐震等級1は新耐震基準を満たすことを示し、耐震等級2は基準の1.25倍、耐震等級3は1.5倍の強度です。耐震等級は、構造の安定や防犯・音環境など10分野が判断基準になります。耐震性は、耐震等級2相当以上の強度が求められているのです。

3-2.輸入住宅の耐震性とは

輸入住宅は、耐震等級2~3の住宅を建てることができます。壁の量やバランスにもよるため、必ずしもすべての輸入住宅が耐震等級3になるとは限りません。ただし、輸入住宅の工法である「ツーバイフォー工法」や「ツーバイシックス工法」は、地震に強い構造です。輸入住宅の耐震性について気になる方は、業者の担当者に尋ねてみてください。事前に伝えておくと、より地震に強い構造の輸入住宅が建てられるでしょう。

3-3.日本の工法との違い

日本の主流となっている工法は、「木造軸組在来工法」です。木の柱と梁(はり)で骨組みを組み、「筋交い」と呼ばれる斜めの材木を組み合わせる工法になります。日本の工法は、柱と梁で住宅を支えるタイプが多いです。そのため、地震の揺れを一か所で吸収してしまい、建物全体に悪影響をおよぼしてしまいます。一方、輸入住宅の「ツーバイフォー工法」や「ツーバイシックス工法」は、「壁」で建物を支えている工法です。よって、揺れや衝撃に強い建物になります。

3-4.そのほか

ツーバイフォー工法よりもツーバイシックス工法のほうが、圧倒的に耐熱性と耐震性が向上します。2インチ×6インチの断面の角材を使用して躯体(くたい)を構成する工法です。断熱材を無理なく入れることができ、省エネ基準の工事もできます。どんな工法を使用するのか、業者と話し合って決めるといいでしょう。

4.輸入住宅を建てるには

輸入住宅を建てるには、輸入住宅の建築に詳しい業者に依頼しなければなりません。輸入住宅を建てる際に覚えておきたい基礎知識や工務店の見わけ方も知る必要があります。理想的な輸入住宅を建てるためにも、ぜひチェックしてください。

4-1.覚えておきたい基礎知識

輸入住宅にも、アメリカやイギリス・北欧など国によってデザイン・スタイルが異なります。そのため、輸入住宅に決めたら、最初にイメージを固めてください。スケッチブックに具体的なイメージを書き込むといいでしょう。建てたイメージを固めておかなければ、完成後との違いが顕著に出てきてしまいます。また、輸入住宅に用いる「素材」にも注目してください。業者によって、木製や無垢(むく)のフローリングなど標準仕様が決まっています。オプションで決められるケースもありますが、できれば標準仕様で決めたほうが輸入住宅の価格も抑えられるでしょう。

4-2.信頼できる工務店の見わけ方

イメージどおりで質の高い輸入住宅が建てられるかどうかは、工務店の力にかかっています。工務店の中でも、信頼できる業者を選ばなければなりません。ポイントとしては、「丁寧な説明かつアドバイスをしてくれる業者」かどうかです。悪徳業者はお客様の意見をすべて聞き入れるだけという特徴を持っています。「聞き入れてくれるならいいのでは?」と思いがちですが、プロによる意見やアドバイスは大切です。「もっと最適な方法があります」「こういうのはいかがですか」など、お客様の意見に寄り添いつつも、最適な提案をする業者であれば信頼できます。

4-3.そのほかのコツ

そのほかのコツとしては、実際に、輸入住宅を見学することです。実際に確認することで、どんな住宅なのかわかり、イメージが固まりやすくなります。また、実際に住んでいる方たちから感想が聞けるとうれしいですね。輸入住宅を建てる際に、必要なアドバイスがもらえるでしょう。依頼する工務店に、輸入住宅の見学ができるかどうか尋ねてみてください。

4-4.注意点

「アフターメンテナンス」をしている業者かどうか、必ず確認してください。サービス内容や見積もりに注目しがちですが、アフターメンテナンスの有無は重要項目です。入居後に、違和感がある、気になる場所があるということもありえます。

5.輸入住宅にかんする質問について

輸入住宅にかんする質問を5つピックアップしてみました。輸入住宅を考えている方や気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

5-1.輸入住宅の価格帯はいくらか?

輸入住宅の価格帯はスタイル形式によって異なります。フリーデザインでおよそ2,000万~4,000万、北欧スタイルで2,500万~、イングランドスタイルでおよそ3,000万円~です。

5-2.輸入住宅に中古物件はあるのか?

探せば、中古物件はあります。ただし、自分の理想のデザインが見つかるとは限らないので注意してください。

5-3.輸入住宅の坪単価が知りたい

輸入住宅の坪単価は、吹き抜けの有無や平屋or2階建て・職人の手間賃金・地盤改良工事の有無・1階と2階の面積差などあらゆる項目で変わります。目安としては、40~60万円が坪単価になるでしょう。

5-4.輸入住宅に和室を取り入れることは可能か?

通常、輸入住宅に和室という考えはありませんが、取り入れることはできます。自由に間取りや発想ができるのも輸入住宅のポイントです。

5-5.日本はいつから輸入住宅が人気なのか?

日本に輸入住宅が入ってきたのは1995年ごろです。2000年代に入ったころから、輸入住宅の人気が上昇しています。

まとめ

いかがでしたか?輸入住宅の耐震性は、従来の日本家屋よりも優れています。柱や梁(はり)で建物を支えているのではなく、壁全体で支える工法なので衝撃や揺れに強いのです。輸入住宅のメリットやデメリットを把握して、信頼できる工務店を選びましょう。そして、工務店と相談しながら、イメージを具体的にしてください。事前に、輸入住宅のポイントを把握しておけば、納得いく家が建てられますよ。