北欧住宅を建てる前に知っておくべき8つの知識~工務店の選び方も解説

北欧住宅とは、スウェーデン・フィンランドなどの住宅を指す言葉です。近年、北欧デザインの家具・雑貨が人気を集めている中、北欧住宅の人気も上昇しています。

一般には“北欧住宅=スウェーデンハウス”と認識している方も多いようですが、明確な定義があるわけではありません。ただ、スウェーデンに限らず、北欧の住宅にはさまざまな共通点が存在します。そのため、北欧デザインの輸入住宅であれば、一律に北欧住宅と扱っても構わないでしょう。

1.大人気の北欧住宅!どんな住宅なの?

それでは、北欧住宅の一般的な特徴から解説することにしましょう。日本で人気を集めている理由も含めて、北欧住宅の魅力が伝われば幸いです。

1-1.北欧住宅の一般的構造

北欧住宅は、日本古来の建築方法とは異なる構造で建てられているのをご存じでしょうか?

日本の従来工法は、正式名称を木造軸組工法といいます。建物を縦に支える柱、横を支える梁(はり)、そして斜め方向に支える筋交いを用い、全体として3方向の線が建物全体を維持しているのです。

対する北欧住宅は、枠組壁工法を用います。パネル型の壁材が建物を面で支えているのです。特に北欧住宅の場合、2インチ×4インチの基本材を用いることから、2×4工法(ツーバイフォー工法)と呼ばれます。

木造軸組工法で建てられた家と比較して、気密性が高いのが特徴。室内の暖気を外に逃がさず、真冬でも暖かさを維持できます。北欧の厳しい冬を乗り越えるためには最適な建築方法といえるでしょう。気密性が高いというのは、夏場、エアコンで冷やされた気温を維持しやすい…ということでもあります。季節を問わず、快適な気温を維持できるのが枠組壁工法の特色です。

1-2.北欧住宅の材質は?

北欧住宅の材質は、基本的に木材です。特にスウェーデン住宅は、木材の暖かみが前面に出ています。デンマーク住宅などでは外壁にレンガを用いることも多いですが、基本構造が木材で組まれていることに変わりはありません。

ただ、木材をベースとしながらも、断熱ガラス・断熱材を駆使しています。高断熱の暖かい家。北欧住宅をシンプルに表現するなら、以上のような表現が適当でしょう。極寒の地で快適に暮らすための知恵が凝縮(ぎょうしゅく)された住宅です。

1-3.北欧住宅が日本で人気を集めている理由は?

北欧デザインの家具・雑貨が人気を集め、その余波が住宅に及んだ…という部分もあるでしょう。しかし、木材のぬくもりを前面に出したデザインが、日本人の感性にマッチした…という理由も大きいと思います。

アースカラーを基調としたモダンな外観が北欧住宅の特徴。華美なデザインを施すことはなく、まさに落ち着いた雰囲気の外観です。日本人はシンプルながら洗練された外観を好む傾向がありますから、まさに国民性にピッタリといえます。インテリアに関しても木材が前面に出ているため、和室との相性も抜群。日本的内装との親和性が高いのも人気の秘密です。

また、北欧は寒さが厳しく、冬場は家にいる時間が長くなります。そのため、北欧の人々は住環境の向上に心を砕いてきました。冬場、室内にいる時間を快適にするための工夫を重ねてきたわけです。結果、北欧住宅は遮熱性・気密性に優れた実用的な住宅へと進歩を遂げました。さりげないオシャレと優れた実用性を兼ね備えた住宅。日本人が北欧住宅を好むのも頷(うなず)けます。

2.北欧住宅の外観デザインはどんな感じ?

北欧住宅の外観を表現する際、よく使われるのが“絵本の中に出てくるような家”という表現です。確かに絵本の世界から飛び出してきたような家も存在しますが、実際の北欧住宅には多種多様なデザインが存在します。

さて、さまざまな外観を実現できる北欧住宅ですが、スウェーデン住宅のモデルハウスなどを見る限り、一定の共通点を見いだすことが可能。まず、外壁の色がホワイト・クリーム・ブラウンといったアースカラーか、モスグリーン・ダークブルーといった落ち着いた色合いをしていることです。デザインそのものはキュートなのですが、ビビッドカラーが用いられることはほとんどありません。あくまでも、ナチュラルな印象の色を主体としています。

また、本場の北欧住宅に近ければ近いほど、屋根が急勾配になる傾向があるようです。積雪による家への負担を軽減するため、屋根の勾配を急にしている…というのが理由。日本でも、岐阜県の飛騨高山にある合掌造り(がっしょうづくり)の民家は屋根が極端な急勾配になっています。豪雪地帯で生き抜くための工夫が、特徴的なデザインを生んだのです。

さらに、北欧住宅には窓が大きい家も多く見られます。緯度が高く、太陽の光が弱いことから、採光を重視したのでしょう。北欧の気候・風土が生んだ機能美。日本においては、デザイン性の高い個性派住宅として高い人気を誇るようになりました。

3.北欧住宅の圧倒的な機能性を探る!

それでは、北欧住宅の優れた機能性を解説したいと思います。日本で古くから用いられた木造軸組方法と比べて、どのように優れているのか…。北欧住宅の魅力をお届けします。

3-1.最大の魅力は高断熱&高気密!

冒頭でも簡単に説明しましたが、北欧住宅に用いられている2×4工法は断熱性・気密性に優れています。パネル型の壁材が家全体を覆っているため、気密性が非常に高くなるのです。特に二重ガラス、三重ガラスを用いた北欧住宅の窓は、冷気をまったく通しません。真冬に窓から伝わる冷気とも無縁です。

また、構造材の内側にセルロースファイバー・グラスウールなどの繊維系断熱材を入れる(充塡断熱工法)ことから、壁の断熱性も優れています。床・天井にも断熱材を入れることができるので、旧来の木造軸組工法と異なり、床下から冷気が上がってくることもありません。また、鉄骨造りの住宅のように、冷気が鉄骨を伝わって侵入する現象(ヒートブリッジ現象)が起こることもないのです。

高断熱・高気密の北欧住宅なら、冬の冷気はもとより、夏の熱気が入ってくることもありません。外気温の影響を受けにくいので、冷暖房の効率が向上します。断熱性に優れた2×4工法は、電気代節約・省エネにも効果を発揮する工法といえるでしょう。

3-2.耐震性・耐火性にも優れている!災害に強い北欧住宅

また、2×4工法の北欧住宅は、耐震性に優れているのも大きなポイントです。屋根・壁・床が一体となった2×4工法の住宅は、面で構造を支えています。住宅は立方体・直方体に近い形状をしているため、簡単にいえば六面体(モノコック構造)です。6つの面が住宅を支えているわけですから、特定の箇所に力がかかる心配はありません。柱・梁(はり)などに負担がかかりやすい木造軸組工法と異なり、強い揺れを受けても衝撃を吸収しやすいわけです。

実際、阪神淡路大震災のときも、2×4工法の住宅は、96.8%が補修なしで居住を続けられる状態を保っています。補修が必要となった3.2%の住宅に関しても、自壊したわけではありません。倒壊した隣家が衝突してきたことによる被害、地盤の液状化による被害が主体です。よって、2×4工法の住宅が揺れによって倒壊した例はほとんどないものと思われます。以上は日本ツーバイフォー建築協会による調査結果なので、信頼性は十分でしょう。2×4工法の住宅は、震度6以上の激震にも耐える強度を備えているのです。

また、2×4工法は木造でありながら火災にも強いのが特徴。延焼が起こりにくいため、準耐火構造として認められています。地震に起因する2次災害も抑えられますし、単純に火災のリスクも低い。まさに、災害に強い住宅の典型例といえるでしょう。

3-3.耐久性抜群!50年以上も家族を守る北欧住宅

また、家を建てる際には耐久性についても考慮しなければなりません。木造軸組工法で建てられた旧来の日本家屋は、平均的な寿命が30年といわれています。実際、日本は住宅の寿命が短く、1970年代の高度成長期に建てられた家屋はほとんどが2000年代に寿命を迎えました。建てては壊し、また建てる…。日本の建築は、スクラップ&ビルドと批判されることもあるほどです。

しかし、北欧住宅に用いられる2×4工法では、水分含有率の低い乾燥材を用いています。結露によるダメージで木材が痛む心配はありません。

また、2×4工法は建物の自重を面で支えるため、時間が経過しても歪み(ゆがみ)が生じるリスクが低いです。柱・梁(はり)に頼る木造軸組工法において、柱の歪み(ゆがみ)が起こりやすい事実とは対照的といえるでしょう。

結果、北欧住宅の寿命は50年を超え、メンテナンスしだいでは100年近く維持できる…とさえいわれるまでになっています。家を資産として考えているなら、子どもへ、孫へ、受け継がなくてはなりません。長寿命・高耐久の北欧住宅なら、次世代に家を残すことが可能です。

3-4.北欧住宅は日本の気候とも相性がいい!?

一般的に2×4工法の住宅は、高温多湿に向かない…と考えられています。確かに木造軸組工法と比較して、室内の風通しが悪いのは事実です。夏場、湿気が室内にこもりやすくなる可能性もあるでしょう。

しかし、湿気がこもりやすいのは一般的な2×4工法の場合です。北欧住宅は内装にも天然木材を用いています。天然木材は余分な湿気を吸って、内部の湿度を一定に保つ働きがあるのです。そのため、北欧住宅においては、室内に湿気がこもる心配はありません。

それどころか、乾燥する時期になると、木材が吸った水分が空気中に放出されます。今度は加湿の役割を果たすわけです。内装に用いられた天然木材が湿度調整をしてくれる…。北欧住宅は、湿度変化の多い日本の気候にマッチした住宅といえます。

4.北欧住宅の一般的な間取りは?

輸入住宅として建てられている日本の北欧住宅は、間取りの自由度が高いです。そのため、“一般的な間取り”を表現するのは困難でしょう。注文住宅なら施主の意向に沿った間取りが実現しますし、建て売りなら日本の家族構成に即した合理的な間取りになっています。

4-1.スウェーデンにある住宅の間取りをチェック!

とはいえ、中には“本場-北ヨーロッパの間取りを参考にしたい”と考えている方もいらっしゃることでしょう。そこで、こちらでは北欧住宅の代表する国-スウェーデンの一般的な間取りを解説することにしました。

4-1-1.廊下がほとんど存在しない!

スウェーデンの住宅には、基本的に廊下がありません。部屋と部屋がダイレクトに繋(つな)がっており、仕切りさえ存在しないことも多いです。そのため、内部は非常に開放的。実際の面積以上に広く見えるのが特徴といえます。

空調の効率が悪くなるのでは…と不安になるかもしれませんが、その点はまったく心配する必要ありません。北欧住宅は断熱性が高いので、外気温の影響をあまり受けないのです。1部屋で空調を作動させれば、その効果は家全体に及びます。部屋単位ではなく、家全体の温度を調整するスタイルが一般的なのです。

4-1-2.家事をするための空間がまとめられている!

スウェーデンには“家事室”という部屋があります。スウェーデン語で“Klädvård”あるいは“Tvättrum”と表記される部屋です。日本語には適当な訳語が存在しないため、仮に“家事室”とでも呼ぶしかありません。

面積は4畳半といったところですが、内部にはアイロン台・シンク・洗濯機・乾燥機などがまとめられています。家事の大半が、1部屋でまかなえるようになっているわけです。主婦の方にとっては非常に便利な間取りといえるでしょう。

4-2.日本の間取りとはどこが違う?

上述のとおり、廊下・仕切りがほとんどありませんから、内部の開放感はまったく異なります。スウェーデンの住宅において、部屋の独立性がきちんと保たれているのは寝室くらいのものです。

ただ、日本の古民家は、ふすま・障子を仕切りとして使用していました。もともと、部屋を厳重にセパレートする文化がありません。施錠できるドアが室内にある…というのは、本来、アメリカやイギリスの文化です。北欧住宅の方向性は、むしろ日本古来の習慣に近いものといえます。日本人が北欧住宅を好むのは“住環境における文化が似ているから…”という側面もあるのではないでしょうか。

また、スウェーデンの住宅は、部屋から部屋に移動すると、家をぐるりと回れるようになっています。要するに、行き止まりがないわけです。子どもの様子を見るのが容易ですし、1回の移動で家全体の状況を確認できる。非常に合理的な動線といえるでしょう。

5.北欧住宅の内装・インテリアはどんな感じ?

次に、北欧住宅の一般的な内装を解説したいと思います。実用性重視のシンプルなデザインでありながら、明るい色合いで華やかさを演出。まさに、機能美の最終形といった印象です。

実際、北欧インテリアは、日本国内でも高い人気を誇っています。スカンディナヴィアンスタイルという別名もあり、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

5-1.木材の質感を重視!ナチュラル&ウォームな家具

北欧インテリアにおいて、椅子・机などの家具は木製が基本です。あまり暗い色ではなく、木目を活(い)かした明るい茶色が多くなっています。恐らく、厳しい冬に視覚的な暖かさを求めた結果、暖かみのある明るい色合いが好まれるようになったのでしょう。

また、金属に触れると氷のように冷たく感じる場合がありますが、木材は熱伝導率が低く、極端に冷たくなることはありません。ぬくもりのある手触りもまた、北欧の冬を乗り切るために必要だったのだと思います。

5-2.部屋に表情を与える!間接照明を含む複数の照明器具

北欧インテリアでは、リビングに複数の照明器具を設置するのが基本。多くは、穏やかな光を帯びた間接照明を含んでいます。真上から明るく照らすのではなく、部屋の随所に柔らかい光源を置くのがポイントです。

いくつもの光源が設置された部屋は、光と影がぼんやりと重なり合って穏やかな印象になります。無機質・機械的なイメージを脱却し、北欧風の穏やかな居住空間を演出してみるのも良いでしょう。

5-3.パイン材のフローリングが優しい印象を与える!

北欧住宅の床材は、パイン材です。北米に自生するマツ科の樹木を用いた木材であり、日本で多用されてきたスギ材と同じくらいの硬さがあります。節(ふし)が多い…という特徴を持っていますが、北欧では節(ふし)を特に嫌うことはしません。不規則に入った節(ふし)の模様を、半ばデザインとして楽しみます。パイン材は明るい色合いなので、黒褐色の節(ふし)がちょうどいいアクセントになるのです。

ちなみに、パイン材は時間が経過するとだんだん琥珀(こはく)色・飴(あめ)色に近づいていき、最終的にはブラウンに変色します。時間経過とともに風合いが変わるのも、パイン材の魅力といえるでしょう。

5-4.カーテン・壁紙にも北欧スタイルを取り入れる!?

北欧には、カラフルな色合いの伝統模様がたくさんあります。大きな花柄のマリメッコ模様が有名ですが、ほかにも幾何学模様・鳥模様など多種多様な伝統模様が存在。多くは、シンプルなパターンにカラフルな色合いを組み合わせた模様になっています。

カーテン・壁紙といったインテリアに北欧の伝統模様を取り入れると、より北欧住宅の暖かみが際立つのではないでしょうか?

6.素晴らしい北欧住宅を建てるために!

実際に北欧住宅を建てる際、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?こちらでは、住宅会社・工務店の選び方をはじめ、より高品質な北欧住宅を建てるためのポイントを解説したいと思います。

6-1.北米式2×4工法に対応している業者を選ぶ!

北欧住宅をはじめとする2×4工法の住宅を建てる際には、北米式2×4工法に対応できる業者を選ぶようにしてください。北米式というのは、要するに本場-欧米で用いられている2×4工法です。壁材となるパネルを1から製造するのが特徴。構造材に厚みをもたせ、さらに高密度で組み上げるので、耐震性・耐久性とも非常に優れます。

日本式2×4工法は、工場で生産されたパネルを現場で組み上げる…という手法なので、制作キットを組み立てるような部分があるのです。北米式に比べて構造材が薄く、密度も少なくなります。より丈夫な住宅を求めているなら、北米式2×4工法による施工を行っている業者を選んだほうが安心です。

6-2.長期優良住宅に対応している業者を選ぶ!

長期優良住宅というのは、2009年に施行された法律-“長期優良住宅の普及の促進に関する法律”に基づく基準です。分かりやすくいえば、住宅の寿命が30年程度だった日本の建築を変え、長期的に住み続けられる住宅づくりを目指す…ということになります。耐震性・耐久性はもちろんのこと、省エネ性・バリアフリー性なども評価基準に含まれているのです。

長期優良住宅として認められるためには、“数世代にわたって住宅が維持できること”という条件を満たさなければなりません。メンテナンスを行えば、基本構造が100年ほど維持できる。長期優良住宅の条件は、100年単位で住める住宅であること…なのです。

北欧住宅に限った話ではありませんが、住宅を建てる際にはぜひ、長期優良住宅に対応した業者を選択してください。住宅を資産として考えているなら、絶対条件といっても過言ではありません。

6-3.創業からの年数が長い業者を選ぶ!

単純に古ければいい…というものではありませんが、やはり、業者の歴史は重要です。50年、60年と工務店・住宅会社を続けられる業者は、長い年月にわたって、地域の顧客と信頼関係を維持しています。顧客との信頼関係は、質の高い工事をして、アフターメンテナンスをきちんと実施した証拠です。

住宅は数十年単位の買い物ですから、一朝一夕で業者の評価を下すことはできません。新しい業者にも素晴らしい業者はたくさんあると思いますが、やはり、50年以上の長期間にわたって信頼を勝ち得てきた業者の信頼感には目を見張るものがあります。

7.簡単に取り入れられる北欧インテリア!

北欧住宅を建てるかどうかは決めていないけれど、北欧風のインテリアを取り入れてみたい…と考えている方もいらっしゃることでしょう。そこで、こちらでは手軽に実現できる北欧のインテリアを紹介したいと思います。

7-1.北欧家具でスカンディナヴィアの雰囲気に!

最も簡単に北欧スタイルを取り入れる方法は、やはり北欧家具を配置することでしょう。シンプルな北欧デザインの本棚・リビングテーブル・テレビ台などが人気を博しており、安価なものでは1万円台から購入することが可能です。

全体的に明るいブラウンの家具が多く、飾り気の少ないデザインでありながら、どこかポップな雰囲気を持っているのが特徴。

ソファ・チェアなどは、木製のフレームにグリーン系のクッションが取り付けられたものが多いです。北欧の人々は観葉植物を好む傾向もあるので、ブラウンとグリーンを組み合わせた植物的な色合いが重視されているのでしょう。北欧家具は、まるで自然の中にいるような落ち着いた住環境を実現してくれます。

北欧家具に関心があるなら、まずは『北欧テイストの部屋づくり』という雑誌を読んでみるのがおすすめです。実際に北欧インテリアを楽しんでいる方々の部屋が掲載されているので、インテリアの参考になるはず。さまざまなアイディアを取り入れて、自分だけの北欧インテリアを考案しましょう。

7-2.北欧風のファブリックでインテリアコーディネート!

より手軽な方法としては、北欧デザインのファブリックを用いる方法があります。ファブリックというのは生地を指す言葉。北欧の伝統模様がデザインされたファブリックを使えば、簡単に北欧風のインテリアを実現可能です。

有名なノルディック模様・マリメッコ模様を筆頭に、北欧にはカラフル&ポップな伝統模様がたくさん存在しています。北欧風のファブリックをクッションカバーにしたり、カーテンにしたり…。使い方はまさに無限大です。

北欧デザインについて知りたいなら、マリメッコ模様を中心とした北欧雑貨の情報を綴(つづ)っているブログをチェックしてみてはいかがでしょうか。トモのハンドメイドストーリーというブログでは、北欧のファブリックを用いたハンドメイド雑貨のオーダー受付も行っています。

8.北欧住宅に関するよくある質問をチェック!

最後に、北欧住宅を建てようかと検討している方に向けて、よくある質問の回答を紹介したいと思います。一般的な疑問・質問を確認し、北欧住宅の知識をより深めていただければ幸いです。

8-1.北欧住宅をはじめとした輸入住宅は輸入材で建てるの?

実のところ、輸入住宅だからといって、建材がすべて輸入材とは限りません。輸入住宅というのは、あくまでも“デザインを輸入した”という意味合いなのです。実際、海外の建材をそのまま利用すると、日本の建築基準に適合しない…ということもあり得ます。

国産材と輸入材を必要に応じて使い分けるのは普通のことであり、輸入住宅だからといって輸入材100%にする必然性はありません。

8-2.スウェーデンと同じように三重窓にする必要はあるの?

高気密・高断熱という意味では、確かに三重窓は優秀です。しかし、北欧のスウェーデンと日本では気候が異なりますから、一概に三重窓が最善とはいえません。北海道・東北のように寒さが厳しい地域では三重窓のほうが快適だと思いますが、温暖な地域だと三重窓はオーバースペックの可能性があります。

お住まいの地域の気候に合わせて、必要な部分だけを取り入れれば十分ではないでしょうか。

8-3.無垢(むく)材の床を使用することが多いそうですが、手入れは大変?

別に無垢(むく)材だからといって、手入れの手間が増えることはありません。ただ、水には弱いので、液体をこぼした場合は手早く拭(ふ)き取る習慣をつけてください。

普段の掃除に関しても、雑巾がけは乾拭(からぶ)きにしましょう。基本的には掃除機をかけて、乾拭(からぶ)きをする…という手順になります。

どうしても水拭(ぶ)きの必要がある場合、固く絞ってから拭(ふ)いてください。洗剤は中性洗剤だけを使用し、薬品を使った化学モップなどの使用は避ける必要があります。

8-4.北欧住宅の防音性はどれくらいなの?

北欧住宅は2×4工法で建てられるのが特徴です。2×4工法で建てられた住宅は、全体が壁パネルで覆われた状態になっています。そのため、空気が室内外を移動することはなく、高い気密性を誇っているのです。

音は空気を伝わりますから、気密性が高ければ、防音性・遮音性も高くなります。以上から、北欧住宅の防音性は一般的な日本家屋と比較して高性能です。

8-5.外観だけ北欧風にしたいのですが、間取りの自由度は高いの?

注文住宅であれば間取りの制限はほとんどありません。建築基準法に適合する間取りなら、ほぼ自由に設計できると考えてください。もちろん、外観を北欧風にしつつ、間取りは日本的…というのも可能です。

2×4工法は柱でなく、壁全体で家を支える建築方法になります。そのため、柱をここに配置しなければならない…といった制限がないのです。むしろ、一般的な日本家屋より間取りの自由度は高くなるでしょう。

まとめ

以上、人気を集めている北欧住宅の基礎知識でした!

耐震性・耐久性の高い北欧住宅に住めば、地震の多い日本でも少しは安心して暮らせるのではないでしょうか?

  1. 大人気の北欧住宅!どんな住宅なの?
  2. 北欧住宅の外観デザインはどんな感じ?
  3. 北欧住宅の圧倒的な機能性を探る!
  4. 北欧住宅の一般的な間取りは?
  5. 北欧住宅の内装・インテリアはどんな感じ?
  6. 素晴らしい北欧住宅を建てるために!
  7. 簡単に取り入れられる北欧インテリア!
  8. 北欧住宅に関するよくある質問をチェック!

皆さんがデザイン・実用性ともに優れた北欧住宅を建て、幸せな生活を手に入れることをお祈りしています。