おしゃれな部屋を作るコツと3つのステップとは?まず始めることは何?

おしゃれな部屋に住みたい、という気持ちは男性も女性も同じです。
特に、20代の終わりから30代になると、仕事にも経済的にも余裕が出てきてインテリアにこだわる方も増えてくるでしょう。
そこで、今回はおしゃれな部屋を作るコツをご紹介します。イ
ンテリア雑誌をまねしたけれど、どうもうまくいかないという方も多いでしょう。
その理由は、ライフスタイルとインテリアのミスマッチにあります。
いくらおしゃれな部屋をまねても、ライフスタイルに合っていなければ、すぐに生活感あふれる部屋になってしまうのです。
では、どうすればよいのでしょうか?
答えは、この記事を読めばわかりますよ。

1.おしゃれの基本は整理整頓

「おしゃれな部屋」でインターネットを検索してみると、いろいろな部屋の画像が出てきます。
テイストはそれぞれ異なりますが、どの部屋もきれいに片付けられていて生活用品がそこらへんにほうりっぱなしになっていることはありません。つまり、おしゃれの基本は整理整頓です。
「インテリア雑誌に出てくる部屋をそっくり再現したけれど、あっという間に散らかってしまった」というケースは、収納のことを何も考えていないせいでしょう。
おしゃれな部屋はインタリアの飾り方や種類、さらに照明の置き方にばかり目が行きがちですが、生活用品をしまいやすく出しやすくしていないとそれを維持できません。
ですから、部屋に生活感があふれていてちっともおしゃれじゃないという方は、まず不用品を捨てるところから始めましょう。
部屋の中に生活用品が散らかっていないだけで、「シンプルですっきりとした部屋」になります。
インテリアに凝るのはそれからです。

2.おしゃれな部屋を作る3つのステップとは?

では、不用品を捨てて日用品がテーブルや床の上に散らばらないようになったら、どうすればよいのでしょうか?
この項では、おしゃれな部屋を作るステップをご紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。

2-1.部屋の目的とカラーを決める

ひとり暮らしのワンルーム以外は、部屋ごとに用途があります。
たとえば、リビングルームはくつろいだり日常の用事をしたりする部屋。
寝室は眠る部屋です。
家が大きかったり家族が複数だったりする場合は、書斎などがあるケースもあるでしょう。
おしゃれな部屋を作るには、部屋の目的に合わせて家具とインテリアを選び、それ以外のものは置かないようにします。
そうしなければ「モデルルームのようにきれいだけれど、全く使えない部屋」ができるでしょう。
また、家具は少ないほどおしゃれな部屋を作りやすいです。
リビングにプラスチックの衣装ケースが積んであったり、寝室に普段使いのかばんがほうり出されていたりするようではいけません。
また、ワンルームの場合はどうしても必要な家具だけを残しましょう。
なお、家具の色は床と壁に合わせるのが基本です。
床と壁の色はベースカラーといい、インテリアの基調になります。
また、床と壁が多く見えるほど部屋は奥行きが出て広くすっきりと見えるのです。
収納力があるからと天井まで届くような家具をぐるりと壁際に置くのをやめましょう。

2-2.家具やインテリアはブランドをそろえるとまとめやすい

おしゃれ初心者は、家具やインテリアを同じブランドでそろえると、部屋にまとまりが出ます。
一例をあげると、無印良品です。家具からインテリアまでシンプルで使い勝手のよいアイテムがそろっていますので、一式そろえればまとまりのある部屋ができるでしょう。
しかし、シンプルすぎて面白くないという場合は、観葉植物などをアクセントに置きます。
今は、そのままインテリアになるおしゃれな鉢植えも売られていますので、棚の上に一個置くだけでも部屋に表情が生まれるでしょう。
また、家具やインテリアは一度に買いすぎないことが鉄則です。
最初は足りないくらいがちょうどよく、少しずつ買い足していって理想の部屋に近づけていきましょう。

2-3.さし色を上手に使う

部屋を同系色で統一すると、まとまって見えますが寂しい感じもします。
この場合は、さし色を使いましょう。
たとえば、白と黒でまとめた部屋の中に赤いクッションを置くと、ひときわ目を引きます。
このように、全く違う色のインテリアを少量置くと、部屋全体に動きが生まれておしゃれに見えるのです。
ただし、さし色は1~2色にとどめましょう。
色を使いすぎると、ごちゃごちゃしてまとまりがつかなくなります。

3.おしゃれに見える家具の配置方法とは?

家具は低い方が床と壁が多く見えて部屋が広く感じられます。
しかし、背の低いタイプの家具は収納力が少ないこともあるでしょう。
ですから、窓に近い場所ほど家具を低くして、扉に近いほど背の高い家具を置きます。
そうすれば部屋に入ったときに最初に見えるのが窓の外や背の低い家具ですから、部屋が実際よりも広く見えるでしょう。
また、家具のブランドが統一できない場合は、テイストを統一します。
北欧家具とアジアン家具を同じ部屋に置くと、どうしてもちぐはぐな感じがするでしょう。
部屋ごとに家具のテイストを分けても面白いです。

4.おしゃれな部屋は一朝一夕では作れない

おしゃれな部屋の作り方を紹介しているサイトや本を見てみると、部屋の細部までに気を配り、照明にもこだわっています。
しかし、そこまで作りこむには時間がかかるでしょう。
朝から模様替えを始めて、夕方にはおしゃれな部屋ができあがるというわけにはいきません。
ですから、時間をかけて作っていきましょう。
また、部屋によっては砂壁の畳じきといったインテリアに工夫をしてもおしゃれになりにくいものもあります。
しかし、カーペットを敷いたりソファーやベッドカバーを鮮やかな色にしたりと工夫をすれば、おしゃれに見える部屋ができるでしょう。
また、前述したようにおしゃれでも使いにくい部屋は維持できません。
間接照明が格好がよいから、と床に照明を置いたら部屋が暗くてよく見えなくなったのでは、照明の意味がないのです。
ですから、まずは統一感のあるすっきりとした部屋を作り、そこからアレンジを加えていきましょう。
もちろん、収納物はできるだけ隠してください。
見せる収納というわざもありますが、あれにはかなりのセンスが必要なのです。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、おしゃれな部屋の作り方をご紹介しました。
男性の場合はおしゃれな部屋を作るというと、高価な家具やインテリアを買いがちです。
しかし、いくら高価な家具やインテリアでも壁や床の色とちぐはぐだったり生活用品にうもれていたりすれば、もったいないでしょう。
ですから、インテリアを買いそろえる前に部屋の整理と家具の配置換えを行ってみてください。
家具を買い足すのはその後です。
また、いくらおしゃれな部屋を作っても、掃除がおろそかだと、うらぶれて見えるでしょう。
ですから、掃除のしやすさを考えることも大切です。
たとえば、収納スペースにものがしまいやすく、床にものが置かれていなければ、掃除も10分あれば済みます。
逆に、細かいインテリアが多すぎると、拭き掃除をするだけで何時間もかかるかもしれません。
また、高価な家具は手入れにも手間がかかりますので、必ず購入の際には手入れの仕方を聞いておきましょう。