会社の大掃除はどうしたらいいの? 段取り・チェックリストについて

会社・オフィスの大掃除は大変な作業です。広いほど手間と時間がかかり、日々の業務に支障をきたしかねません。業務を行いつつも大掃除をするためには、段取りをきちんと把握し、社内で共有することが大切です。手早く、効率よく掃除を終わらせられるよう、掃除方法を習得しておきましょう。本記事では、会社の大掃除の段取り・方法・チェックリストなどを説明します。

  1. 会社の大掃除について
  2. 会社の大掃除の方法について
  3. 会社の大掃除チェックリスト
  4. 会社の大掃除に関してよくある質問

この記事を読むことで、会社の大掃除を手際よく済ませるための大切なポイントが分かります。これから大掃除をしようと考えている方は、ぜひチェックしてください。

1.会社の大掃除について

常にキレイな社内を維持し続けるためには、掃除が大切です。掃除の必要性を理解すれば、全員が積極性を持って取り組むことができるでしょう。

1-1.必要性

会社の大掃除といえば、年末に行うケースが多いでしょう。1年のホコリを落として、気持ちよい新年を迎えるためにも、大掃除は重要な意味を持っています。きちんと掃除しなければ、仕事始めの日を汚い環境で過ごすことになるでしょう。それでは、仕事に対するモチベーションが上がりませんよね。オフィスの汚れは、会社の運営にも直結しているのです。
また、普段なかなか掃除できない場所まで、徹底的にキレイにする絶好の機会といえるでしょう。

1-2.大変な点について

会社の大掃除は、仕事納めの日に半日で行うというところが多めです。年末の大掃除は12月28~31日までに行うところが多いでしょう。何日もかけて行うわけではないため、手際よくすすめていかなければなりません。
会社の大掃除で大変なところは、通常の業務と並行して行う場合もあることです。日にちを決めていない場合は、社員が個別で掃除を行うことになり、仕事をしている人がいる中で掃除する必要があります。また、どうしても外せない仕事がある方もいるでしょう。
さらに、時間が限られているので、短時間で終えることができるかどうかも大きなポイントとなります。

1-3.大掃除する箇所

自分のデスクだけでなく、床・天井・窓ガラス・照明・エアコン・コピー機の裏・トイレ・配線関係・玄関・階段・受付・応接室・給湯室など、掃除箇所はたくさんあります。始める前に、掃除箇所をメモしてください。どれだけ掃除場所があるのか、再確認でき、共有することもできます。また、メモすることで、作業の分担もできるようになるでしょう。特に、広い社内の場合は、分担が大きなカギとなります。

2.会社の大掃除の方法について

それでは、具体的に会社の大掃除方法について説明します。

2-1.用意するもの

大掃除を始める前に用意しておきたい最低限のものを、以下にピックアップしてみました。

  • ぞうきん
  • バケツ
  • 中性洗剤・重曹など
  • たわし
  • ゴム手袋
  • フロア用モップ
  • 掃除機
  • 新聞紙
  • ゴミ袋

以上のアイテムは準備しておいたほうがよいでしょう。マスク・手袋は舞い散るホコリや汚れから身を守るために必要です。また、トイレ掃除の場合は便器用のブラシ・洗剤を用意してください。細かいすき間も掃除できるように、綿棒・使い古した歯ブラシ・割りばしなども用意したほうが便利です。ドラッグストアや100円均一でも便利グッズが販売されているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

2-2.大掃除の流れ

一般的に、室内の掃除は上から下へと行います。なぜなら、床から先に掃除すると、天井を掃除する際のホコリが落ちて再び汚れてしまうからです。短時間で掃除を済ませるためにも、天井・照明→窓→デスク→床という順番で、上から下を守ってください。
また、奥から手前を意識して掃除することも重要です。たとえば、書類が入っている棚を整理する場合、手前から作業をすると奥を掃除する際に再び汚れてしまいます。
会社の大掃除は全員で協力することが大切です。デスクは自分で掃除しますが、共有部などは分担で掃除することになるでしょう。その際は、まわりの人と協力したり、時間がかかっているところを手伝ったりするなど工夫が必要です。大掃除を行う前に、具体的な流れを共有しておきましょう。

2-3.大掃除のコツ

広い社内を半日で大掃除するのは、意外と大変で時間と手間がかかります。そのため、できることから地道に掃除を始めていきましょう。たとえば、掃除日までに玄関・オフィス周辺・階段・受付などの掃除を済ませておけば、当日の作業が楽になります。できれば、当日はオフィスの中だけを掃除するだけの状態にしてください。
掃除当日は、仕事が落ち着いてからデスク周辺を片づけ始めていき、最終チェックを行う時間もできるでしょう。

2-4.社員でできないところについて

外壁・屋根の汚れなどは、社員には掃除できない場所ですよね。外壁・屋根は定期的なメンテナンスが必要といわれています。大掃除を機にチェックをして、高圧洗浄機で汚れを洗い落とすことも可能です。しかし、手間と時間がかかりますし、頑固な汚れを個人で落とすのは困難でしょう。
社員でできないところに関しては、業者に依頼するのも選択肢の1つです。外壁・屋根にヒビ割れなどを見つけた場合は、補修を行っている業者に依頼するとよいでしょう。

2-5.注意点

会社の大掃除で忘れがちなのが、冷蔵庫です。オフィスに設置している冷蔵庫は、社員の飲みもの・お菓子などがいっぱい入っていると思います。仕事納めは忙しいので、入れていることを忘れる社員もたくさん出てくるでしょう。できるだけ、自分で片づけるように注意喚起をしつつ、必要ないものは処分してください。新しい年が始まれば来客も増えるため、スペースの確保をしておきましょう。
また、デスク下の配線関係・コピー機の裏などはホコリがたまりやすい場所です。担当を決め、しっかり掃除してください。

3.会社の大掃除チェックリスト

大掃除をスムーズに済ませるためのチェックポイントをいくつかピックアップしてみました。大掃除当日までに、しっかりチェックしておきましょう。

3-1.必要な道具がそろっているか確認する

まず、大掃除に必要な道具を当日までに準備しておきましょう。掃除当日に行うのでは、道具を集めるだけで時間がつぶれてしまいます。時間を無駄にしないためにも、どこにどんな掃除グッズが必要になるのか、明確にしておかなければなりません。

3-2.大掃除のスケジュール・リストをつくる

大掃除のスケジュール・リストをつくるのも、大切なポイントです。いつ何時まで大掃除を行うのか、誰がどこを担当するのかなど、具体的なスケジュールを立ててください。そして、気になるところをリストアップしておきましょう。大掃除の全体の作業量が分かり、1日でどこまでできるのか目安がつきます。人数と分担を決めれば、手順通りにすすめることができるでしょう。

3-3.それぞれの役割を決める

場所別に担当するのもよいですが、役割別で分担したほうがスムーズにすすむこともあります。たとえば、天井・照明などの高い場所は男性社員、窓ガラスは女性社員、床全体の掃除機・ぞうきんがけなどは若手社員が担当するなど、役割で決めてください。流れ作業で分担していけば、時間内で終わらせることができるでしょう。

3-4.掃除の手順を確認する

大掃除前に、これから行う掃除の手順を再確認してください。限られた時間の中で満足できる掃除をするために必要なことです。掃除は内から外、上から下へ、奥から手前に行います。これらの手順を全員で共有し、理解することが大切です。きちんと把握しておかなければ、せっかく掃除したのに再び汚くなるおそれがあります。

3-5.注意点

大掃除をするにあたり、完ぺきを目指す方もいるでしょう。確かに、大掃除は普段できない場所も掃除できますが、完ぺきを目指さないほうがスムーズに終わります。来客者が「キレイだな」「きちんと清潔にされているな」と感じる場所を押さえることも大切です。時間がなければ、最低限でも目に見える場所を掃除してください。ホコリや塵(ちり)が1つもない空間を目指す必要はありません。

4.会社の大掃除に関してよくある質問

会社の大掃除に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.大掃除を社員全員で行うメリットはあるのか?
A.社員全員で協力すれば、短時間で掃除が終わります。また、上司・同僚・部下と一緒に大掃除をすることで、今年1年を振り返ることができ、仕事で協力しやすい関係が築けるのです。

Q.あれば便利な掃除グッズを知りたい
A.100円均一でも手に入る「重曹」がおすすめです。40℃以下のお湯を100cc用意して、重曹3~4gを溶かしてください。ガラス窓・窓のみぞ・キッチン・冷蔵庫の中・照明器具などに吹きかけることで、簡単に汚れを落とすことができます。ほかにも、キーボードのすき間・パソコン内部の掃除ができる「パソコン専用ブラシ」「マイクロファイバークロス」などがおすすめです。

Q.間に合わない場合の対処法とは?
A.すべての掃除が困難な場合は、必要最低限の場所だけ掃除をしてください。たとえば、来客時に利用する受付・応接室・廊下などです。また、給湯室・トイレなどの水まわりは悪臭の原因となるため、大掃除でキレイにしておいたほうがよいでしょう。気になる部分だけリストアップして、掃除できなかった場所は別日に行ってください。

Q.年末大掃除チェックシートがどんなものか知りたい
A.チェックシートを用意しておけば、掃除のやり残しを防ぐことができます。会社で気になる箇所をリストアップしてつくるのもよいでしょう。また、少しずつ日数を分けて、チェックシートをつぶしていくのも方法の1つです。作成の参考として、東急ハンズが掲載している「年末大掃除チェックシート」をご覧ください。

Q.キレイな状態を保ち続けるコツとは?
A.せっかく大掃除したのなら、できるだけキレイな状態を保ち続けておきたいですよね。基本的なコツは、「使ったらキレイにする・もとに戻すこと」となります。日常的に清潔な状態を意識すれば、汚れも少なく済み、大掃除が楽になるでしょう。給湯室やトイレ・洗面台の鏡拭きなどは、できるだけ毎日掃除しておきたい場所です。使い方に関しても、社内で共有しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか? 会社の大掃除は制限時間内で終わらせなければなりません。多くの会社が仕事納めの半日を利用して大掃除を行っています。しかし、すべてを半日で終わらせるのは困難です。そのため、大掃除の日に限らず、少しずつまわりの掃除を行っていきましょう。そうすれば、余裕を持って大掃除を行うことができます。社員で力を合わせて効率よく掃除するためにも、具体的な方法・流れ・チェックポイントを押さえておきましょう。