縦長リビングのレイアウトで知っておきたい基礎知識~アイデアやポイント~

リビングにもさまざまな形があります。
「縦長リビング」は縦長に広がっているタイプです。
縦長リビングは、リビングの隣に部屋が隣接しているケースが多いでしょう。
リビングが縦に広がっている場合、どのようにレイアウトすれば良いのか悩みますよね。
そこで、縦長リビングのレイアウトアイデアやポイント、不用品の処分方法について説明しましょう。
レイアウトで悩んでいる人はぜひチェックしてくださいね。

  1. 縦長リビングのレイアウトアイデア
  2. 縦長リビングのポイント
  3. 不用品の処分方法
  4. まとめ

1.縦長リビングのレイアウトアイデア

リビングが縦長になると困ってしまうのがレイアウトです。
いったいどのようなレイアウトにすれば理想的な空間になるのでしょうか。
実際の例を参考にしながらレイアウトアイデアをいくつか紹介します。

1‐1.縦長リビングを2つの空間にわける

家族用マンションに多いレイアウトとして縦長リビングを2つの空間にわけるアイデアがあります。
1つは家族団らんの空間になるダイニングテーブルになるでしょう。
キッチンの近くにある空間はダイニングテーブルなどを置いてください。
そして、窓側に近い空間にテレビやソファーを置くなどしてくつろぎの空間にします。縦長を活用して2つの空間でできあがるのです。
1人は読書をする、1人はテレビを見るなどそれぞれが好きなことをできるような空間ができるでしょう。
2つの空間をわけるため、真ん中に背の低い収納棚を置く人もいます。
収納棚で区切る場合はできるだけ背の低いタイプにしましょう。
背の高い収納棚を選べば広く感じていた部屋が狭くなってしまいます。
できるだけ天井と床の空間を広く見せることが大切ですよ。

1‐2.家具のデザインや色を統一する

せっかくリビングが縦長になっているので広さを十分に生かしたレイアウトを心がけましょう。
広さをより感じるため「家具」や「色」を全体的に統一してください。
家具のデザインや色がバラバラになってしまうとごちゃごちゃで狭いリビングに感じてしまいます。
リビングは家族がリラックスできる、お客様を招待する場所でもあるのです。
できるだけ居心地の良い雰囲気に仕上げていきましょう。
木目調を意識したデザインの家具を使う場合は、温かみのあるクリーム色や茶系などで統一すると良いですよ。
シンプルやモノトーンにまとめたい場合は「黒」と「白」を上手に組み合わせてください。

1‐3.1つの空間にしたい場合は「横並び」

縦長リビングを2つの空間に仕切るのではなく1つの空間にしたい場合、すべての家具を「横並び」にレイアウトしてください。
キッチンの前にはダイニングテーブルを、そして奥にある窓際にはソファーを横並びにすると良いでしょう。
横並びにすれば区切ることなく1つの空間になります。
より広い印象を与えることができ、家族同士のコミュニケーションも取りやすいのがメリットです。
キッチン、ダイニング、ソファーをどこにいてもお互いに何をしているのか一目でわかりやすくなっています。
家族とのコミュニケーションを大切にしたい人は「横並び」がおすすめですよ。

2.縦長リビングのポイント

2‐1.家族構成から設置する家具を考える

縦長リビングはレイアウトする人の手によってさまざまな雰囲気を見せることができます。
理想的なレイアウトを練っていると思いますが、大切なのは「家族構成」や「ライフスタイル」です。
1人暮らしなのに大きいソファーを置いてしまえば、ソファーだけで空間が狭くなってしまいます。
家族の人数に合った家具を選んで配置しなければなりません。
家族の人数が多ければ多いほど大型家具になります。
また、ライフスタイルも要チェックです。
家で仕事をすることが多い人は、縦長を利用してワークスペースをつくると良いでしょう。
リビング+ワークスペースであれば好きなときに仕事ができますよね。習い事を家で教えている場合も同じレイアウトがおすすめです。
このように、ライフスタイルや家族構成もしっかり考えたうえでレイアウトしていきましょう。

2‐2.縦長リビングの構図をチェックする

実際、頭の中でイメージするだけでは限界があります。
より具体的なレイアウトをイメージするため、頭の中だけではなく縦長リビングの構図をチェックしてください。
縦長リビングの構図は管理会社や入居する際に手に入るでしょう。
構図をきちんと確認しながらイメージするとより具体的になりますよ。
何枚もコピーを取り、構図に家具を書き込んでみてください。
何の家具をどこに置くのかさまざまなレイアウトが楽しめます。
大切なのは「楽しむこと」です。
家族全員で話し合いながらさまざまなレイアウトで試行錯誤してくださいね。
また、いろいろな雑誌やレイアウト例を見て研究するのも良いですよ。
実際に縦長リビングの現場を見て確認するのも良い刺激になるでしょう。

3.不用品の処分方法

3‐1.要らないものは取りのぞく

今ある家具をすべて縦長リビングに配置する必要はありません。
使わないもの、要らないと感じたものはすべて取りのぞいていきましょう。
縦長リビングのレイアウトは「いかに広くくつろぎのある空間になるか」どうかが大きなポイントでもあるのです。
設置する家具の数が多くなればなるほど狭い空間になってしまいます。
圧迫感があるのでリラックスできません。
要らない家具や不用品などは処分することも大切なポイントですよ。
最初に必要な家具だけ置いていき、最後に残った要らない家具は処分してくださいね。

3‐2.不用品買い取り業者に依頼する

縦長リビングのレイアウトで出た不用品はできるだけ早めに処分しなければなりません。
いつまでも部屋の中に置いておくと邪魔になってしまいます。
欲しがっている人がいれば譲るのも1つの処分方法でしょう。
欲しい人がいなければ、不用品買い取り業者に依頼してください。
不用品買い取り業者は使えると判断したものを買い取ってくれます。
使えないものだとしてもそのまま回収してくれるので安心して依頼できるでしょう。
また、リサイクルショップを利用する人もいますがほとんどのお店は持ち運ばなければなりません。
大型家具だとなかなか持ち運べないでしょう。
しかし、不用品買い取り業者であれば自宅までやってきてくれるのです。
自宅で査定を行い見積もりを出してくれるため、わざわざ運ぶ必要はありませんよ。
ぜひ1度査定に出してみてはいかがでしょうか。

4.まとめ

縦長リビングのレイアウトアイデアやポイント、不用品の処分方法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
アイデアやポイントについてきちんと把握しておけば、スムーズに理想的な縦長リビングに仕上がります。
満足いくレイアウトにするためにも事前にポイントを把握してくださいね。
特に、以下のポイントは頭に入れておきましょう。

  • 縦長リビングを2つのくつろぎ空間にわける
  • 家具のデザインや色を統一する
  • 1つの空間にしたい場合は「横並び」がおすすめ
  • 家族構成やライフスタイルから設置する
  • 縦長リビングの構図を活用する
  • 要らないものは処分する
  • 不用品買い取り業者に依頼する

縦長リビングのレイアウトにおいて不用品が出てきた場合、ただ処分するだけではもったいありません。
再利用してもらえるのなら売る方法で処分しましょう。
効率的にレイアウトをすすめてくださいね。