
押入れのリフォームアイデア3選! 費用相場や注意点も一挙公開!
「押入れをリフォームするアイデアを知りたい」「リフォーム費用はどのくらいかかるのか?」とお悩みではありませんか?
押入れは基本的に布団を収納するスペースなので、布団以外のものを収納する際には使い勝手の悪さを感じることもあると思います。「使いにくいのでそのままにしてある」という家庭も多いのではないでしょうか。この記事では、押入れのリフォームアイデアやリフォーム費用などを詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、押入れをリフォームして活用する方法や、リフォーム業者選びの注意点などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.押入れのリフォームアイデア3選
まずは、押入れのリフォームアイデアを3つご紹介しましょう。
1-1.クローゼットにリフォームする
布団以外のものを収納しにくい押入れも、クローゼットにリフォームしてしまえば収納スペースとして大いに活躍するでしょう。押入れには布団収納のための中棚があります。この中棚をなくしてしまえば一つの広い空間が生まれるため、さまざまなものを収納できるようになるのです。上部にハンガーパイプを設置すれば立派なクローゼットになるでしょう。襖を扉に取り換えて本格的なクローゼットにする方法と、見た目は押入れのままの簡易的なクローゼットにする方法があります。
1-2.ウォークインクローゼットにリフォームする
押入れがある部屋も一緒にリフォームする場合は、ウォークインクローゼットにする方法もおすすめです。広さは3畳ほどあるのが一般的なので、収納を一か所にまとめることができます。歩いて入れるので探し物が見つかりやすい、その場で衣装合わせもできるなどもメリットでしょう。
1-3.作業スペースにリフォームする
収納スペースとしてではなく、作業スペースにリフォームしてしまう方法もあります。三方の壁だけ残して仕事用のデスクや勉強机・化粧台などとして活用するとよいでしょう。部屋に奥行きができるので広く見えるというメリットもあります。
2.目的別の工事内容・費用を紹介
押入れリフォームの工事内容や費用についてご紹介しましょう。
2-1.クローゼットにする場合:8~20万円
一般的なクローゼットにリフォームする場合は、「襖を扉に変更する」「中棚を撤去する」「ハンガーパイプを設置する」の3つが必要です。そのほか、クローゼット内の壁にクロスを張ったり棚・仕切りを設置したりする場合は、追加で費用がかかります。襖を残したまま簡易的なクローゼットにリフォームする場合は、2万5,000~6万円前後が相場です。
2-2.ウォークインクローゼットにする場合:20~50万円
既存の押入れ部分だけをウォークインクローゼットにする場合は20万円前後でできます。しかし、ウォークインクローゼットとしては手狭でしょう。周辺の空間も一緒にリフォームしてスペースを拡張する場合は30~50万円ほどかかります。壁の増設など大がかりな工事が必要になるため、業者と事前に打ち合わせてリフォームの内容と費用をしっかり確認しておきましょう。
2-3.作業スペースにする場合:10~20万円
押入れを作業スペースにする場合は、押入れ周辺のリフォームも必要になることが多いため、費用もケースバイケースです。特に、畳をフローリングに変更する工事も行う場合は、50万円以上かかることもあるでしょう。
3.押入れをリフォームする際の注意点
押入れをリフォームするにあたって知っておきたい注意点をまとめました。
3-1.使い勝手を考えて扉を選ぶ
押入れの襖を扉に変える場合、扉は使い勝手のよさを考えて選ぶようにしましょう。ものの出しやすさ、しまいやすさに、扉の形状は大きく影響するのです。クローゼットの扉には、折れ戸・引き戸・開き戸の3種類があります。それぞれのメリットは以下のとおりです。
- 折れ戸:大きく開閉できて内部を見渡しやすい
- 引き戸:狭いスペースでも開閉しやすい
- 開き戸:スタイリッシュなデザインが多いが使い勝手としてのメリットはほとんどない
3-2.機能性にすぐれた壁紙を選ぶ
クローゼット内の壁紙選びも重要なポイントになります。湿気がこもって洋服にカビが生えてしまうこともあるため、湿度を調整してくれる壁紙や空気の通りをよくする壁紙を選びましょう。また、臭いがつくのを防ぎたい場合は防臭効果のある壁紙がおすすめです。追加費用はかかりますが、後から湿気やカビの問題で悩むことがないよう、あらかじめ対策しておくとよいでしょう。
4.リフォーム業者を選ぶポイントは?
押入れのリフォームを依頼する業者選びのポイントをまとめました。
4-1.豊富な実績があるか
まずは、押入れリフォームの実績が豊富にある業者かどうかを確認しましょう。どんなに優良な業者であっても、希望のリフォームと同様の工事を請け負ったことがないと不安が残ります。業者によって得意分野は変わってくるため、経験豊富な業者に依頼したほうがよいでしょう。
4-2.提案力があるか
提案力があるかどうかも重要なポイントになります。こちらの要望をしっかりと聞き入れてくれるか・意見を押しつけてくるようなことはないかをチェックしてください。また、メリットだけでなくデメリットもきちんと説明してくれる業者は信頼できます。
4-3.保証やアフターフォローは充実しているか
保証やアフターフォローの内容についてもしっかり説明を聞いておきましょう。工事中にトラブルが起こったときはどう対応してくれるのか・工事後はどのようなアフターサービスがあるのか、確認してください。
5.押入れのリフォームに関するよくある質問
「押入れをリフォームしたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.押入れをクローゼットにリフォームすべきなのはどんなときですか?
A.ベッドに買い替えたので布団を収納する必要がなくなった・使っていない押入れがあるなどの場合、リフォームを検討するとよいでしょう。
Q.押入れの解体・撤去にはどのくらい費用がかかりますか?
A.サイズにもよりますが、1~3万円前後が相場です。
Q.クローゼットの奥行きはどのくらい必要でしょうか?
A.60cm以上あると使いやすいといわれています。
Q.押入れの襖紙だけ張り替える場合はいくらぐらいかかるのでしょうか?
A.1枚につき2,000~1万円前後が相場です。
Q.悪質なリフォーム業者に多い特徴を教えてください。
A.突然訪問してきてリフォームをすすめてくる・見積書に不明確な点が多いなどの特徴があります。
まとめ
押入れのリフォームアイデアやリフォーム費用・業者の選び方などを詳しくご紹介しました。使い勝手の悪い押入れは、リフォームして活用することを検討すべきです。ぜひこの記事を参考に、押入れのリフォームに成功してください。