コーキング工事の必要性や工事の流れを紹介! 業者の選び方も!

「コーキング工事を依頼すべきか迷っている」「どんな方法で工事するのか知りたい」とお考えではありませんか? コーキングは外壁の中でも特に劣化しやすいため、定期的に点検と補修工事が必要です。外壁が本来の役割を発揮するためにも、しっかりとコーキング工事をしてもらいましょう。

この記事では、コーキング工事が必要なケースや工事の方法・工事を依頼する業者選びのポイントなどをまとめてご紹介します。

  1. コーキング工事とは?
  2. コーキング材の種類を紹介
  3. コーキング工事はどんなときに必要なのか?
  4. コーキング工事の方法
  5. コーキング工事の流れ
  6. コーキング工事を依頼するには?
  7. コーキング工事に関するよくある質問

この記事を読むことで、コーキング工事を行うべきタイミングや、業者選びの注意点などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.コーキング工事とは?

まずは、コーキング工事がどのようなものなのかを解説しましょう。

1-1.コーキングの役割は?

コーキングとは、外壁材と外壁材のすき間や継ぎ目を埋める充填剤のことです。雨水の浸入を防ぐほか、建材同士のぶつかり合いを防ぐクッションの役割も果たしています。弾力性のあるコーキングにより、外壁の耐久性を維持しているともいえるでしょう。

1-2.5年前後で劣化が始まる

一般的に、コーキングの寿命は5~10年といわれており、短いと5年ほどで劣化が始まります。紫外線や雨風によってダメージを受けたコーキングは次第に劣化し、弾性を失ってしまうのです。そうなると、本来の役割を果たすことができなくなってしまいます。

1-3.本来の役割を取り戻すのがコーキング工事

コーキング工事は、劣化したコーキングを補修して本来の役割を取り戻すために行うものです。工事によってコーキングの弾性を取り戻すことができれば、雨水が内部に浸入するのを防ぎ、建物の寿命を延ばすことにつながります。

2.コーキング材の種類を紹介

コーキング材の種類ごとに、特徴や用途などをまとめました。

2-1.アクリル系

アクリル系のコーキングは最も安価で作業しやすいという特徴があります。しかし、耐久性が低いため、リフォーム工事に使用されることはほとんどありません。新築時のALCパネル目地や塗装・クロスの下地処理に使われることが多くなっています。

2-2.ウレタン系

ウレタン系コーキングはアクリル系に比べて耐久性が高く、弾力性・密着性にもすぐれているのが特徴です。その反面、紫外線に弱い・ほこりがつきやすいなどのデメリットがあるため、塗装の保護が必要になります。主に、窓枠まわりの目地やコンクリートのひび割れ補修などに使われることが多いでしょう。

2-3.シリコン系

コストパフォーマンスのよさで知られているのが、シリコン系コーキングです。比較的価格が安く、耐久性・耐水性にすぐれています。主な使用用途は、ガラスまわりの目地や屋根瓦の補修などです。

2-4.変性シリコン系

変性シリコン系はシリコン系に比べると耐久性は劣りますが、耐候性・塗装性にすぐれており、さまざまな用途に使用できます。主に、サイディングやコンクリート・ALC・タイルの目地やサッシまわりなどに使用されることが多いでしょう。

3.コーキング工事はどんなときに必要なのか?

コーキング工事が必要なケースには、以下のようなものがあります。

3-1.ひび割れが発生している

コーキングにひび割れが発生していると、雨水が内部に浸入してしまう恐れがあります。その結果、腐敗やサビつきなど、内部の劣化を招いてしまうことになるのです。できるだけ早く補修する必要があるため、ひび割れが発生していないかこまめにチェックすることをおすすめします。

3-2.黒くにじんでいる

コーキングで補修した部分の外壁が黒くにじんできている場合も、注意が必要です。この症状は「ブリード現象」と呼ばれるもので、コーキングの成分が塗装を変色させることで起こります。外壁の見栄えが悪くなるため、気になるときは早めに補修を依頼したほうがよいでしょう。

3-3.剝がれ落ちている

コーキングが剝がれ落ちてきている場合は、放置すると雨水が浸入する可能性が高くなります。コーキングの剝がれは劣化がすすんでいる状態といえるため、早めに対処するのがおすすめです。

4.コーキング工事の方法

コーキング工事にはどのような方法があるのかを解説しましょう。

4-1.打ち替え工法

打ち替え工法とは、既存のコーキングを撤去して新しいコーキングを充填し直す工法のことです。劣化したコーキングを除去して新しいものと交換するため、防水効果は十分高まります。次のコーキング工事までの期間を長くしたいなら、打ち替え工法を選択するのがおすすめです。

4-2.打ち増し工法

打ち増し工法は、既存のコーキングを撤去せず、上から新しいコーキング材を足していく工法です。手順は打ち替え工法とほぼ一緒ですが、コーキングを撤去する工程が必要ないため、短い工期で済みます。また、使用するコーキング材も少量で済むため、費用も抑えることができるでしょう。ただし、コーキングにひび割れが発生している場合などは打ち増し工法を選択できないため、注意が必要です。

5.コーキング工事の流れ

コーキング工事の一般的な流れをご紹介しましょう。

5-1.既存のコーキング材を撤去する

まずは、既存のコーキング材を剝がして撤去する作業です。専用のカッターを使用して剝がしていきます。目地にコーキング材が残らないよう、細かい部分も丁寧に剝がすことが必要です。

5-2.目地を洗浄・掃除し、まわりを養生する

目地が汚れていると新しいコーキング材が密着しにくいため、目地や目地まわりをきれいに洗浄・掃除します。目地部分に亀裂や欠けがないか・十分に乾燥しているかを確認することが重要です。洗浄・掃除後は、目地周辺に溶剤が付着するのを防ぐために、養生テープを貼ります。

5-3.下地材を塗り、コーキング材を充填する

コーキング材の密着性を高めるために、下地材を目地に塗っていきます。下地材がしっかり乾燥したのを確認してから、新しいコーキング材を充填していくという流れです。コーキング材は可使時間内に充填する必要があるため、迅速に作業を行います。

5-4.へらでならし、養生を撤去する

充填したコーキング材をへらで押さえ、ならしていきます。コーキング材が乾く前に養生テープをはずし、しっかり乾燥させて完了です。

6.コーキング工事を依頼するには?

コーキング工事を依頼する業者選びのポイントや注意点をまとめました。

6-1.実績が豊富な業者に依頼する

コーキング工事を依頼する業者は、豊富な実績があるところを選びましょう。さらに、施工前の外壁調査をしっかり行ってくれる業者がおすすめです。悪質な業者を選んでしまわないように、ほかにも以下のポイントを参考に業者選びをするとよいでしょう。

  • 無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書の内容が明確か
  • 保証やアフターフォローの内容が充実しているか
  • 丁寧でスピーディーな対応か

6-2.こんな業者には注意!

突然訪問してきて「今すぐ工事しないと危険」などと不安をあおる業者や、大幅な値引きをしてくる業者などは、避けたほうがよいでしょう。悪徳業者に多い手口です。「高額な料金を請求された」「ずさんな工事をされた」などのトラブル例も数多く報告されているため、十分注意してください。

7.コーキング工事に関するよくある質問

「コーキング工事について知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.打ち増しと打ち替えでは、工事にかかる期間はどのくらい違いますか?
A.打ち増しは2~3日、打ち替えは5~7日程度かかるのが一般的です。

Q.コーキングの打ち替え工事にかかる費用はどのくらいでしょうか?
A.標準的な一戸建ての場合、外壁全体のコーキング工事にかかる費用は40万円前後が相場といわれています。

Q.  コーキングの打ち替えを自分で行うことは可能ですか?
A.道具があれば可能ではありますが、専門的な技術が必要になるため、失敗する可能性が高いでしょう。おすすめはできません。

Q.コーキング工事の費用を抑えるコツを教えてください。
A.複数の業者に無料見積もりを依頼し、比較して選ぶとよいでしょう。大まかな相場を把握しておくことが大切です。

Q.悪質な施工業者とのトラブルはどこに相談すればよいでしょうか?
A.国民生活センターの相談窓口に相談すれば適切なアドバイスをもらえます。

まとめ

コーキング工事の必要性や手順・業者選びのポイントなどを詳しくご紹介しました。コーキング工事は外壁の寿命を延ばすために重要なものです。工事を行うべきタイミングをしっかり見極め、安心して依頼できる業者をしっかり選んでください。