外壁調査の必要性や調査方法は? 業者選びのポイントも紹介!

「マンションが築10年を超えたので外壁の劣化が気になる」「いつごろ外壁調査をすべきなのか?」とお悩みではありませんか? 外壁は建物を保護する大切な役割を果たしています。定期的に外壁調査を行うことで、外壁が本来の役割を果たすことができる状態かどうかをチェックする必要があるでしょう。この記事では、外壁調査の必要性や具体的な方法・費用相場などをまとめてご紹介します。

  1. 外壁調査で何が分かるのか?
  2. 外壁調査の方法を2つ紹介
  3. 外壁調査の流れや費用相場は?
  4. 外壁調査に関するよくある質問

この記事を読むことで、外壁調査を行うメリットや調査にかかる時間・依頼先などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.外壁調査で何が分かるのか?

まずは、外壁調査が必要なケースや調査で分かること・必要性やメリットなどをまとめました。

1-1.劣化やトラブルがないか確認する調査

外壁調査とは、外壁の劣化や老朽化が進んでいないか、トラブルを抱えていないかをチェックするための調査です。外壁は常に雨風や紫外線のダメージを受けており、日々劣化しています。強度が低下し、ひび割れや浮きなどのトラブルが発生している外壁では、建物を十分に保護することができなくなるのです。そこで、外壁調査を行うことで、現在の外壁の状態を確認し、修理の必要性を把握します。

1-2.傷みが気になるときや築10年を目安に

外壁を調査するタイミングとしては、まず、外壁に浮きやひび割れ・はがれなどの傷みが発生したときです。そのまま放置すると建物内部にも影響が及ぶ可能性があるため、早めに調査する必要があります。ただし、表面に目立った傷みがない場合でも、内部で劣化が進んでいるケースもあるでしょう。築10年以上経過していて過去に改修工事を行っていない場合は、調査を依頼することをおすすめします。

1-3.本来の性能を発揮できるかどうかが分かる

外壁調査を行うことで、外壁が本来の性能を発揮できているかどうかを調べることができます。具体的には、外壁材の防水性やシーリング材の耐久性などを調査して問題の有無を確認し、塗装の塗り替えや下地処理が必要かどうかを判断することになるでしょう。外壁が本来の性能を発揮できているかどうかは、建物自体の寿命にも関わります。外壁調査によって外壁の状態を確認することは、建物の寿命をのばすことにもつながるのです。

1-4.被害が拡大する前に対処できる

外壁調査には、被害が大きくなる前に対処できるというメリットがあります。たとえば、外壁に生じたひび割れを放置すると、建物内部に雨水が浸入し、柱や梁(はり)などを腐食させてしまう恐れがあるのです。また、外壁がはがれ落ちて通行人がケガを負う可能性もあります。外壁調査を行うことで、そういった事故も防ぐことにつながるでしょう。

2.外壁調査の方法を2つ紹介

外壁調査の方法には、大きく分けて打診調査と赤外線調査の2種類があります。それぞれの特徴をご紹介しましょう。

2-1.目視と触診も同時に行える打診調査

打診調査とは、専用のハンマーで外壁表面をたたき、その打撃音から異常を検出する調査です。目視と触診診断が同時にできるため、非常に信頼性の高い結果を得られます。また、危険な部位があればすぐに対処できるという点もメリットです。ただし、高所の調査には足場の設置が必要になるため、時間と費用がかかる点がデメリットでしょう。しかし、最近は足場の設置を必要としない「ロープ打診調査」を行う業者も出てきており、時間と費用を大幅に削減できる方法として注目を集めています。

2-2.正確な画像解析が可能な赤外線調査

一方の赤外線調査は、赤外線カメラを使って外壁表面の温度を測定し、異常箇所を発見する調査方法です。遠隔操作が可能なので足場を設置する必要もなく、安全面やコスト面でも優れています。また、調査にかかる時間が短い点もメリットです。ただし、断熱材がある建物などでは正確に診断するのが難しい場合もあり、打診調査に比べると信頼性が低いというデメリットもあります。

3.外壁調査の流れや費用相場は?

外壁調査の流れや調査にかかる時間・費用相場などをご紹介しましょう。

3-1.まずは無料見積もりや無料相談の申し込みを

外壁調査を業者に依頼する流れは、一般的に以下のようになります。

  1. 業者のホームページから無料相談や無料見積もりを申し込む
  2. 業者による現場確認
  3. 見積書の提出
  4. 調査日時の決定
  5. 調査の実施
  6. 調査結果の報告

3-2.調査にかかる時間は半日~1週間程度

外壁調査にかかる時間は、調査の方法によって変わってきます。打診調査であれば1日~1週間ほど、赤外線調査だと半日~1日程度で完了するのが一般的です。特に打診調査で足場を必要とする場合は、設置と解体にも時間を要するため、余裕を持ってスケジュールを組む必要があるでしょう。

3-3.無料見積もりを比較して相場を把握する

調査費用は面積によって変動しますが、打診調査で1㎡あたり280~700円前後・赤外線調査だと1㎡あたり150~480円前後が相場です。業者によって料金設定が異なるため、事前に複数の業者に無料見積もりを依頼して比較するとよいでしょう。

3-4.安心して任せられる業者を選ぶには?

外壁調査を安心して任せられる業者を選ぶために、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。

  • 豊富な調査実績があるか
  • 経験豊富な調査員がいるか
  • 無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書の内容が明確か
  • 最適な調査方法を提案してくれるか

4.外壁調査に関するよくある質問

「外壁調査について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.マンションやビルの外壁調査を怠った場合はどうなるのでしょうか?
A.平成20年の法改正により、責任者に100万円以下の罰金が科せられることになりました。

Q.一戸建ての場合も外壁調査をする義務があるのでしょうか?
A.一戸建ての場合、外壁調査は義務づけられていません。目視で外壁の状態を確認し、適切な修理を行うのが一般的です。

Q.外壁調査の結果、問題が見つかった場合は、どうすればよいでしょうか?
A.外壁調査を行う業者の多くが、外壁の修理も受け付けています。相談してみるとよいでしょう。

Q.外壁調査を行うには資格が必要ですか?
A.必ず必要というわけではありませんが、建築士や雨漏り診断士・外装劣化診断士などの資格を持つ職人に依頼するのが安心でしょう。

Q.外壁調査を依頼する際に、注意が必要な業者にはどのような特徴がありますか?
A.アポなしで来る訪問販売の業者や、不安をあおって強引に調査をすすめてくるような業者には要注意です。

まとめ

外壁調査の必要性やメリット・具体的な方法などを詳しくご紹介しました。外壁は建物を保護する重要な役割を果たしています。その性能をしっかりと維持できているか確認するために、定期的に外壁調査を受けることが必要です。ぜひこの記事を参考にして、外壁調査について検討してみてください。