落ち着く部屋の作り方を紹介!リラックスできる空間にするには?

「自分の部屋が落ち着かなくて悩んでいる」「落ち着く部屋の作り方を知りたい」という人は多いでしょう。部屋を自分にとって落ち着ける空間にするのは大切なことです。「帰るとホッとする部屋」「1日中いたいと思える部屋」にするためにはどうしたらよいのか知りたくありませんか?

この記事では、落ち着ける部屋の特徴や作り方、知っておきたい基本ルールなどを詳しくご紹介しましょう。

  1. 落ち着く部屋の条件4つ
  2. 落ち着く部屋の作り方、基本編
  3. 落ち着く部屋の作り方、家具とインテリア編
  4. 落ち着く部屋の作り方、上級者編
  5. 落ち着く部屋に関するよくある質問

この記事を読むことで、自分にとって落ち着ける部屋とはどのようなものなのか、落ち着く部屋にするための家具や色の選び方などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.落ち着く部屋の条件は?

まずは、落ち着く部屋にはどのような特徴や条件があるのかまとめました。

1-1.ものが多すぎず、散らかっていない

落ち着く部屋の第一条件は、すっきりと片づいている部屋です。ものが多すぎてごちゃごちゃと散らかっている部屋は、落ち着きません。どんなに内装の雰囲気がよくても高級な家具を置いていても、居心地の悪さを感じるものです。ものが多すぎると収納スペースに入りきらず、見える場所に積んである状態になりがちでしょう。乱雑な部分が視界に入り、落ち着かなくなります。

1-2.3色以内でまとまっている

室内が3色以内の少ない色でまとまっていることも、落ち着く部屋の条件になります。多くの色を使っていると部屋にまとまりがなくなり、ソワソワした気分になりがちです。特に、白やベージュ・グリーン・茶色など、優しい色で統一されている部屋は落ち着きが出やすくなります。

1-3.自分の「お気に入り」がある

自分の「お気に入り」があるかどうかも、落ち着く部屋である重要な条件になります。愛着のある家具や日用品・雑貨などがある部屋にいると、心が落ち着くものです。逆に、いくらきれいに片づいていて色使いなどに気をつけていても、自分のお気に入りがない部屋には落ち着きにくいでしょう。

1-4.殺風景すぎない

ものが少なく片づいている部屋はすてきですが、まるで生活感がない殺風景すぎる部屋も落ち着かないものです。ある程度遊び心があり、自分のお気に入りを取り入れた部屋にすることも必要でしょう。

2.落ち着く部屋の作り方、基本編

落ち着く部屋を作るためにまずやるべきことをまとめました。

2-1.コンセプトやテイストを決める

まず、自分にとってどんな部屋が落ち着けるのか、コンセプトやテイストを決めていきましょう。一言で「落ち着く部屋」といっても、どんな部屋に落ち着きを感じるかは人それぞれです。たとえば、さわやかなナチュラル系が落ち着く人もいれば、ホテルのような機能美を追求した雰囲気が落ち着く人もいるでしょう。テイストの方向性が決まっていれば統一感が出て、落ち着く部屋を作ることができます。

2-2.自分が落ち着けるのはどんなときかを考える

次に、自分がどこで何をしているときが最も落ち着くか考えてみてください。ソファーに座ってテレビを見ているとき、ベッドに寝転がって読書しているときなど、部屋の中で自分が最も落ち着ける時間はいつでしょうか。どんなときに落ち着くのか、自分の行動を把握しておくことで、より落ち着いて行動できるようにするにはどうすべきかが分かってくるはずです。

2-3.収納を確認し、ものを減らす

部屋をすっきり片づけるためには、まず多すぎるものを減らす必要があります。普通に生活していると、ものは自然と増えていくものです。意識して減らすようにしなければ、あっという間に部屋にものがあふれ返ってしまうでしょう。先に収納スペースの余白を確認し、入りきらないものは処分することをおすすめします。

2-4.きれいに掃除する

落ち着く部屋にするためには、清潔感も必要不可欠です。たとえ古い家でも、掃除が行き届いていて清潔感があれば居心地のよさを感じます。すみずみまで掃除をし、室内の空気もきれいにしておきましょう。

3.落ち着く部屋の作り方、家具とインテリア編

落ち着く部屋にするための家具や色選び、レイアウトのポイントなどをまとめました。

3-1.過ごし方に合わせた家具選びが重要

自分が部屋でどのように落ち着いた時間を過ごすのかを考えて家具選びをしましょう。たとえば、ソファーでくつろぐのが好きなら大きめで座り心地のよいソファーを選ぶのがおすすめです。そうすることで、自分の好きな時間がより心地よいものになり、落ち着ける部屋を作り出すことができるでしょう。

3-2.家具のレイアウトしだいで落ち着く部屋に

落ち着く部屋にするためには、家具のレイアウトも重要なポイントです。空間が広く見えるように、できるだけ床にものを直接置かないようにしましょう。家具を配置する際は斜めではなく、真っすぐ置くようにしてください。オシャレを演出するためにあえて斜めに家具を配置する人もいますが、違和感があって落ち着かない雰囲気になってしまいます。また、家具を新しく選ぶ際は、できるだけ背の低いものでそろえるのがおすすめです。背の高い家具があると部屋に圧迫感が生まれ、落ち着きがなくなります。

3-3.少ない色でまとめる

インテリアに使う色は3色以内でまとめましょう。床や壁に使われているベースカラー、大きめの家具やカーテン・ラグマットなどに使うメインカラー、小さな面積に使うアクセントカラーの3つに分けて考えると簡単です。ベースカラーは自分で変えることが難しいため、ベースカラーに合わせてメインカラーとアクセントカラーを決めていきましょう。面積が広いベースカラーやメインカラーは、できるだけ落ち着いた色を選ぶことが大切です。

4.落ち着く部屋の作り方、上級者編

落ち着いた部屋をさらにオシャレにするために、いくつかコツをご紹介しましょう。

4-1.照明は白熱灯がおすすめ

照明は温かみのある白熱灯を取り入れるのがおすすめです。間接照明も白熱灯を使い、落ち着きのある部屋を演出しましょう。特に、ゆっくりとくつろぐことが多いリビングや寝室に使うと効果的です。

4-2.グリーンを取り入れてさわやかさを演出

植物には心を和ませる効果があるため、観葉植物や切り花・ハーブなどのグリーンを取り入れるのもよいでしょう。殺風景すぎる部屋も、一気にさわやかさがプラスされます。普段くつろぐことが多い場所から見える位置に置くのがおすすめです。

4-3.小物は厳選して飾る

お気に入りの小物類を飾ってオシャレを演出するのもよいでしょう。ただし、小物は厳選したものだけを飾るようにしてください。部屋のテイストや雰囲気に合ったものを選び、統一感が崩れないように気をつけましょう。また、飾りすぎにも要注意です。

4-4.リメイクシートで壁や家具もお気に入りの雰囲気に

市販のリメイクシートなどを使い、壁や家具の一部分だけデザインを変えてみるのもおすすめです。レンガ柄やタイル柄など豊富なデザインのものが市販されているため、チェックしてみるとよいでしょう。

5.落ち着く部屋に関するよくある質問

「落ち着く部屋の作り方を知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.落ち着く部屋にするためには、どんな素材の家具でそろえるのがおすすめですか?
A.もちろん好みにもよりますが、木のぬくもりには部屋を落ち着かせる効果があります。木製素材の家具は古くから日本人になじみもあるため、落ち着く部屋作りに成功しやすいはずです。

Q.  色の数を減らしたいのですが、家具を買い替えるのは難しい場合どうしたらよいでしょうか?
A.ソファーカバーやテーブルクロスなどをかぶせるのがおすすめです。リメイクシートを使って家具の色合いを変えてしまうのもよいでしょう。

Q.落ち着く部屋にするためにものを減らしたいのですが、どんなものを捨てればよいですか?
A.1年以上使っていないものや持っていることも忘れていたもの・今後使う予定がないものなどは処分すべきでしょう。人からもらったものや高価なものなども、自分にとって必要がなければ手放すことをおすすめします。

Q.香りで落ち着く部屋を演出したいのですが、どのような香りがおすすめですか?
A.ラベンダーやゼラニウム、オレンジ・スイートなどの香りは心を落ち着かせる効果があるといわれています。

Q.落ち着く部屋を維持するにはどうしたらよいですか?
A.こまめな掃除を心がけましょう。普段の生活で「汚れたり散らかったりしたらその都度掃除する」ということを意識しておけば、部屋を清潔に保つことができます。また、空気の入れ替えも定期的に行い、さわやかさをキープしましょう。

まとめ

落ち着く部屋の特徴や作り方などをまとめてご紹介しました。「帰ったらホッとできる部屋がほしい」と思う人は多いでしょう。自分の部屋が落ち着ける空間であることは、生活にも大きな潤いを与えてくれるはずです。ぜひこの記事を参考に、落ち着く部屋を作り出してください。