インテリアのテーマの決め方を解説! テーマを決めるメリットも紹介!

「オシャレな部屋を作りたいけれど、どうやったらオシャレに見えるの?」と悩んでいる人は多いものです。部屋をオシャレに見せるコツはいろいろありますが、テーマを決めると部屋に統一感が出て、オシャレに見えます。また、インテリアのテーマを決めることで家具を選びやすくなるでしょう。

今回は、部屋のインテリアのテーマの決め方を紹介します。

  1. インテリアテーマの基礎知識
  2. インテリアのテーマを決める際のポイントや注意点
  3. インテリアや家具を決めるコツ
  4. インテリアのテーマに関するよくある質問

この記事を読めば、インテリアのテーマを決める際の注意点も分かるでしょう。新しく部屋を借りる人や、部屋の模様替えをしたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.インテリアテーマの基礎知識

はじめに、インテリアにおけるテーマの種類やテーマを決める重要性を解説します。

1-1.インテリアのテーマは数多い

インテリアのテーマは数多く、代表的なものを上げるだけでも以下のような種類があります。

  • ナチュラルテイスト:木目調の家具を中心にそろえる。シンプルで万人受けし、どんな部屋でも合いやすい
  • カジュアルスタイル:IKEAやニトリなどのお手ごろ価格の家具で統一したスタイル。気分に合わせてインテリアを買い替えやすい
  • モダンスタイル:シンプルで高級感がある家具やインテリアでまとめたスタイル。大人っぽい部屋になる
  • クール・スタイリッシュ:家具などをモノトーンで統一し、生活感を可能な限り出さないようにするスタイル
  • クラシックスタイル:ヨーロピアンテイストの家具やインテリアで統一し、重厚でシックな部屋を作るスタイル
  • エレガンスタイル:ベルサイユ宮殿のような華やかなヨーロピアン家具やインテリアでまとめる
  • アジアンススタイル:和風・東南アジア風に家具やインテリアをまとめる
  • カントリースタイル:欧米の田舎をモチーフにしたインテリアや家具でまとめたスタイル

1-2.インテリアのテーマを決めると家具などを決めやすくなる

ホームセンターや大型の家具店などに行くと、たくさんの家具が合って目移りしがちです。また、気に入った家具を購入していざ家に置いてみたら、テイストがそろわなくて統一感のない部屋になることも珍しくないでしょう。あらかじめインテリアのテーマを決めることで、より家具などが選びやすくなります。

1-3.インテリアのテーマにも流行がある

インテリアのテーマにも、流行があります。たとえば、北欧テイストは、2000年代から根強い人気が続いているインテリアテーマです。また、和風も「和モダン」「和カジュアル」が定期的に流行しています。流行が起こると家具やインテリア雑貨がたくさん販売され、それらを用いたお部屋づくりも盛んに雑誌などで特集されるでしょう。ですから、流行のインタリアテーマに合わせて部屋づくりをすると、参考にできるものもたくさんあり家具やインテリアの選択肢も増えます。

2.インテリアのテーマを決める際のポイントや注意点

この項では、インテリアのテーマの決め方や、決める際に注意すべきことなどを紹介します。

2-1.自分の好みを大切にする

家具やインテリアは、値段や流行より自分の好みを大切にしましょう。「流行しているから」「安いから」といった理由でインテリアのテーマを決めると、「ステキな部屋だけれど、あまり好きではない」ということにもなります。愛着を持って部屋を使い続けるならば、自分の好みを尊重しましょう。

2-2.家族の意見も聞く

家族と共に住んでいる場合、家族の意見も聞くことが大切です。誰か1人の好みで、家じゅうの家具やインテリアを同じテーマで統一してしまうと、家族が暮らしにくい家になってしまいます。特に、リビングなど家族が集まる場所は家族の意見を聞いてテーマを決めるか、ナチュラルテイストなど万人受けするスタイルはおすすめです。

2-3.ライフスタイルに合わせてテーマを選ぶことも大切

たとえば、赤ちゃんがいる家は、倒れてくる可能性がある安定感がない家具や、誤飲の可能性がある小物などを置くことは難しいでしょう。また、平日日中は仕事で忙しい場合、こまめなお手入れが必要な家具やインテリアを維持するのは大変です。インテリアのテーマも、ライフスタイルの変化と共に変えていきましょう。

2-4.予算やお手入れ方法も考える

インテリアのテーマによっては、必要な家具をそろえるのに予算がかかることもあります。また、高価な家具はお手入れに手間がかかることも珍しくありません。予算を決め、その中で自分が好きでテーマに合った家具やインテリアを買うことが大切です。

3.インテリアや家具を決めるコツ

この項では、ステキな部屋に見えるようにインテリアや家具を選ぶコツを紹介します。

3-1.床や壁の色をベースカラーにする

部屋の床や壁の色をベースカラーにして、それに合わせて家具の色を選ぶといいでしょう。たとえば、床が茶色で壁が白い場合、床に合わせて茶色ベースの家具にしたり、壁に合わせて白ベースの家具にしたりします。また、壁や床の素材や色がどうしてもインテリアのテーマに合わない場合は、簡単に貼れる壁紙などを用いて部屋全体のイメージを変えてもいいでしょう。

3-2.最初から完璧な部屋を目指さない

部屋は、使っていくにつれて改善点が見えてきます。ですから、最初に家具やインテリアをすべてそろえるのではなく、絶対必要な家具とどうしてもそろえたいインテリアだけ購入し、後は時間をかけてそろえていきましょう。「ほしかったけれど、時間がたつにつれて魅力がなくなった」というものもあれば、「不必要かと思ったけれど、だんだんとほしくなってきた」というものもあります。

3-3.掃除のことも考えて選ぶ

ホコリが目立つ色の家具や、掃除が大変なインテリアは美しく維持するのが大変です。掃除があまりできない場合は、できるだけシンプルなインテリアや家具を選びましょう。

4.インテリアのテーマに関するよくある質問

この項では、インテリアのテーマに対する質問を紹介しましょう。

Q.「好きだけれどやめておいたほうがよい」というインテリアのテーマはありますか?
A.アジアンテイストの中で、常夏に近い東南アジアの家具やインテリアを中心にすると、冬は寒く感じられることもあるでしょう。また、こたつなどの暖房器具と合わないこともあります。アジアンテイストをインテリアのテーマにする場合は、四季を通じて違和感なく使えるものを選ぶか、夏と冬で模様替えができるようにしましょう。

Q.赤や青のようば原色を多用したいのですが、何か注意点はありますか?
A.原色はインパクトが強いので、多用すると落ちつかない部屋になりがちです。ですから、差し色に使うなど効果的な方法を考えましょう。

Q.高価な家具は長持ちしますか?
A.その傾向はありますが、お手入れを怠ると早々にダメになってしまうこともあるでしょう。

Q.賃貸物件なのですが、壁紙をどうしても変えたい場合どうしたらいいですか?
A.貼ってもすぐにはがれる壁紙があります。そのようなものを使ってみましょう。

Q.家族でインテリアの好みがバラバラです。
A.ならば、リビングなど家族で過ごす場所は、ホテルの部屋のように万人受けするテーマにしましょう。一方、個人の部屋は好きなテーマを決め、口出ししない、させないを徹底するのがおすすめです。

まとめ

今回は、インテリアのテーマを決めるメリットや、テーマの決め方などを解説しました。インテリアのテーマを決めると、部屋に統一感が出てスッキリとオシャレに見えやすくなります。部屋のコーディネートで迷っている人は、まずテーマを決めてみましょう。