持ち家の維持費の内訳は?住宅ローン以外にも毎月お金が必要なの?

今は一生賃貸で過ごすという方も増えてきましたが、やはり家族を持ち一定の年齢になると、マイホームの購入を考える方は多いでしょう。しかし、持ち家は土地と建物の費用を払ったら終わり、というわけではありません。維持費も必要です。

そこで、今回は持ち家の維持にかかる費用についてご説明しましょう。今は頭金が全くなくても家が買えます。しかし、維持費のことまで考えておかなければせっかく買った家を長持ちさせることはできません。マイホームの購入を考えている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

  1. 持ち家の維持費と購入費の違いは?
  2. 維持費の内訳は?
  3. 家を買う際の注意点は?

1.持ち家の維持費と購入費の違いは?

家を買うためには、まず購入費が必要になります。土地や建物の代金ですね。一戸建てとなるとおおよそ数千万円が相場になります。また、マンションの場合は立地条件がよいと一戸建てよりも高額になることも珍しくありません。この購入費は多くの方がローンを組んで支払います。そのため、不動産業者のサイトなどではローンシミュレーターが備えてあるところも多いです。購入する人もローンを無理なく払う計画を立てているケースが大半でしょう。

一方、維持費とは家を持ち続ける限りかかってくるお金のことです。最もポピュラーなのは、固定資産税や都市計画税でしょう。また、各種保険料や修繕のための積立費も必要です。そして、同じような家を買った場合でも維持費は家庭によって違います。ですから、「どのくらい維持費がかかるのか」は、家を買う前は予想がしにくいでしょう。

家を買うことに夢中で、維持費にまで考えが及ばない人もいます。持ち家の維持費は住宅ローンに比べれば低額です。ただし、住宅ローンと同じように維持費をねん出しないと、家に住み続けられないという可能性もあります。

2.維持費の内訳は?

では、持ち家にかかる維持費にはどのようなものがあるのでしょうか? この項で具体的に説明していきます。

2-1.固定資産税・都市計画税

家の維持費というと真っ先にこれを思い浮かべる人もいるでしょう。固定資産税は土地と建物の評価額に1.4%をかけた金額。都市計画税は、同じ評価額に上限0.3%をかけた金額になります。ちなみに、固定資産税は3年ごとに評価され直されますので、固定資産税は一定期間ごとに変化していくのです。

築年数がたった建物は当然評価が下がりますし、何らかの原因で土地の評価額が上がると固定資産税もアップするでしょう。現在は、バブル景気のころのように毎年土地の値段が上がり続ける、ということはほぼありません。しかし、新幹線が開通するなど何らかの理由があれば土地の値段がアップすることがあります。

2-2.管理費・修繕積立費

これは、マンションにだけかかる維持費です。マンションは屋内の専有部分と住人全員で利用する共有部分に分かれています。この共有部分の維持にかかる費用が管理費です。今は、共有設備が豪華なマンションもあります。

しかし、共有設備が豪華なほど管理費やそれを修理するときのための積立金が高額になる傾向にあるのです。ですから、一概に共有設備が豪華なほどよい、というわけではありません。

2-3.保険

地震保険や火災保険など、持ち家が地震や火災などで被害を受けた際に保証してくれる保険の費用も、維持費の一部です。2015年までは火災保険は20年~30年くらいは一括で払うことができていました。ですから、住宅ローンに火災保険の費用を組み込んだという方もいるでしょう。しかし、2015年以降は火災保険が最大で10年までしか組めなくなりました。ですから、定期的な出費が出てくるでしょう。

また、地震保険も定期的な見直しがあります。火災保険も地震保険も任意です。しかし、どれほど気をつけていても災害にあわないとは限りません。万が一のことを考えてかけておいた方が心強いでしょう。火災保険は火災だけでなく水害や土砂崩れなどによる被害も保証してくれます。

2-4.修繕費

日本の家の寿命は約30年だそうです。しかし、30年間ずっと新築の設備のままで住み続けることはできません。10年もすれば修理しなければいけない場所があちこちに出てくるでしょう。ですから、修繕費を積み立てていく必要があります。

マンションの場合も共有部分の修繕費は毎月積み立てていますが、専有部分は自分で貯金をしていかなくてはなりません。一戸建ての場合は、外構も内装もすべて自分たちが計画して修繕しなくてはならないのです。修繕費は、上場によっては100万円単位の出費になります。ですから、計画的に積み立てておいた方がよいでしょう。

3.家を買う際の注意点は?

どうですか?家を維持するにもお金がかかるでしょう。賃貸の場合はこのような修繕費などは大家の負担になります。

また、共益費を払っている場合はそこから修繕費が支払われたりするのです。しかし、賃貸の場合は現在のところ高齢になるにつれて更新が難しくなります。また、持ち家と賃貸では信用度が違うこともあるのです。ですから、現在のところは機会があったら持ち家を買っておいた方がよいでしょう。最後に、家を買う際の注意点をご紹介します。

3-1.ローンの支払いは維持費こみで考える

維持費は、家に住んでいる限り発生し続けるものです。ですから、住宅ローンの一部と考えておくとよいでしょう。住宅ローンを組む際は、維持費との合計金額で家計に無理がない返済計画を立てればよいのです。

固定資産税など多少は変化しますが、何十万円も変わることはありません。ですから、「だいたいこのくらい」という金額を毎月積み立てていけば困ることはないでしょう。逆に、ローンをめいいっぱい組んでしまうと維持費のねん出が大変になります。

3-2.修繕費は家を建てた直後から積み立て始める

新築の家を建てた場合、修繕など遠い将来のことのように感じられるでしょう。しかし、10年などすぐにやってきます。また、家の使い方によっては10年未満でも修理が必要なこともあるでしょう。

10年未満に発生する修理は規模が小さいものが多いです。しかし、築年数がたった家ほど大規模な修繕が必要になるでしょう。ですから、いざというときに慌てないように修繕費貯金をしていってください。今はリフォームローンも組めますが、住宅ローンとのダブルローンは支払いが厳しくなる人もいるでしょう。

おわりに

いかがでしたか? 今回は家にかかる維持費についていろいろとご説明しました。家は、定期的にメンテナンスをしないと確実に劣化していきます。また、小さい劣化を放っておくとやがて修繕により費用がかかるようにもなるでしょう。ですから、家の修繕は小まめにやった方がかえってお金がかからないのです。急な出費が続いてどうしても維持費のねん出ができないという場合は、優先順位を考えましょう。

一番大切なのは税金ですが、税務署も訳を話せば一定期間支払いを待ってくれることもあります。ただし、それが長引けば「税金滞納」で資産が差し押さえになることもあるでしょう。

修繕費をローンでまかなう場合は、もう一度ローンシミュレーターなどを使って負担を調べておくとよいですね。特に、ローンが30年以上の方は気をつけてください。ローンがやっと払い終わるころに家の寿命が来ることになります。メンテナンスをしていないと快適に住むことはできません。ですから、修繕をどこでするかまで考えてローンを組む人もいるのです。

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