部屋の乾燥対策を知りたい! 簡単に空気が潤うコツを9つ教えます!

冬場になると、部屋の乾燥が気になりますよね。「部屋が乾燥していると、のどがカラカラに渇いて困る」「かぜやインフルエンザに感染しないだろうか」など、何かと心配ではありませんか? まずは、部屋が乾燥する原因を知り、適切な対策を進めることが大切です。

そこで今回は、部屋の乾燥対策について詳しく解説します。

  1. 部屋が乾燥する原因は?
  2. 部屋が乾燥することによる問題点
  3. 部屋の乾燥をチェックする方法は?
  4. 部屋の乾燥対策9選
  5. 部屋の乾燥対策に関するよくある質問

この記事を読むことで、部屋の乾燥対策に関するポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.部屋が乾燥する原因は?

最初に、部屋が乾燥する主な原因について見ていきましょう。

1-1.外気が乾燥している

冬場は、外気が乾燥しています。冬は、外気温が下がるため、空気中に含まれる水分量が少なくなることが原因です。そのため、窓を開けたり換気扇を回したりすると室内が乾燥してしまいます。特に、太平洋側の地域では、日本海側に雪を降らせた後の乾いた空気がなだれ込むので、部屋の乾燥がひどくなるでしょう。

1-2.エアコンの使用

最近は、部屋の暖房にエアコンを使用する家が多くなりました。しかし、エアコンの暖房は、部屋の空気を乾燥させてしまう原因にもなります。エアコンは、冷たい空気を電気の熱で温めることによって暖かい空気を作っているのです。そのため、エアコンの暖房機能を使うほど、部屋の空気が乾燥してしまいます。

1-3.24時間換気システムの使用

新築住宅などでは、24時間換気システムの導入が進んでいます。常に屋外から新鮮な空気を取り入れて、室内の空気と入れ替えるのです。しかし、屋外が乾燥している時期には、常に乾燥した空気が室内に送り込まれてしまいます。せっかく加湿対策をしても、24時間換気システムが作動していると、無駄になってしまうのです。

2.部屋が乾燥することによる問題点

部屋が乾燥するとどんな問題点があるか詳しく見ていきましょう。

2-1.かぜやインフルエンザにかかりやすくなる

部屋が乾燥すると、かぜやインフルエンザにかかりやすくなります。かぜやインフルエンザのウイルスは、空気が乾燥していると活発に活動するからです。さらに、鼻やのどの粘膜も乾くため、十分に防御機能が働きません。かぜやインフルエンザを予防するためにも、適切な湿度を保つ必要があります。

2-2.皮膚や髪の乾燥

皮膚や髪が水分を奪われて乾燥するのも問題です。皮膚がカサカサしたり髪がパサついたりして、美容面で悪影響があることから、特に女性にとって大きな悩みとなるでしょう。また、皮膚が乾燥すると、肌の防御機能が衰えてアトピーや湿しんなどがひどくなることもあります。

2-3.静電気の発生

部屋が乾燥していると、静電気が発生しやすくなります。静電気は、触れるとバチッとした痛みが走るだけではありません。たとえば、静電気によりホコリが付着しやすくなったり洋服がまとわりつきやすくなったりします。また、パソコンなど精密機器が誤作動を起こしたり故障したりすることもあるので気を付けましょう。

2-4.火事になりやすい

火事になりやすいことも、大きな問題点です。乾燥している中では、着火しやすく燃え広がりやすいため、思わぬ大火事になることがあります。また、静電気が発生してコンセントの差し込み口から発火し、可燃物に燃え広がることもあるので十分に注意してください。部屋が乾燥しやすい時期は火気の取り扱いに気を付けると共に、十分に加湿するようにしましょう。

3.部屋の乾燥をチェックする方法は?

部屋の乾燥をチェックする主な方法をご紹介します。

3-1.湿度計を設置する

湿度計を設置すると、部屋の湿度が正確に分かります。湿度計をチェックして、部屋の湿度が適正になるように調整しましょう。一般的には、40~60%程度を維持できるようにしてください。湿度計が40%以下を示していたら、部屋が乾燥している証拠なので、何らかの加湿対策が必要です。湿度が40%以下になると、インフルエンザなどのウイルスが活発化するので特に注意してください。

3-2.氷水を入れたガラスのコップを置く

氷水を入れたガラスもしくは金属製のコップを、部屋に置いてみてください。コップ周辺の空気が冷やされ、水滴となってコップの表面に付くはずです。しかし、部屋が乾燥していると、なかなかコップに水滴が付きません。目安として、2~3分経過しても水滴が発生しない場合は、部屋の乾燥対策が必要だと考えてください。

3-3.指先の乾き具合を見る

部屋が乾燥すすると、指先が乾きやすくなります。人によっては、皮がむけたりかゆみを覚えたりすることもあるでしょう。指先に水分がなくなり、カサカサとしているようなら、部屋が乾燥している証拠です。また、指先で書類をめくりにくいときも、部屋が乾燥していると判断してください。

4.部屋の乾燥対策9選

部屋の乾燥対策で効果的な方法を9つご紹介します。

4-1.ぬれたタオルや洗濯ものを干す

ぬれたタオルや洗濯ものを干すと、部屋の乾燥がやわらぎます。水分が蒸発して部屋の空気が潤うからです。部屋の乾燥対策になるだけでなく、洗濯ものも乾くので、一石二鳥の方法と言えます。ただし、多く干し過ぎると湿度が高くなり過ぎ、室内にカビが発生する原因になるので注意してください。

4-2.観葉植物を置く

部屋に観葉植物を置くと、乾燥対策になります。観葉植物は、根から吸収した水分を葉の表面から放出してくれるため、加湿器のような働きをしてくれるのです。特に、葉が大きな種類を選ぶといいでしょう。パキラやドラセナなどは園芸店などで比較的入手しやすく、手入れも簡単でおすすめです。

4-3.霧吹きで水をまく

部屋の乾燥を感じたときに、霧吹きで水をまくのもいい方法です。すぐに空気が潤うのを感じることができます。なるべく、細かな霧が出る霧吹きを使うと効果的です。また、一か所に集中してまかないように気を付けてください。アロマオイルを数滴混ぜた水や、市販のルームミストを使用して、香りを楽しむのもいいでしょう。

4-4.水を入れたコップを置いておく

水を入れたコップを置いておくと、水分が蒸発して部屋の乾燥がやわらぎます。部屋が乾燥しているほど水の減り方が早いので、こまめにチェックしてつぎ足すようにしてください。お気に入りのコップを複数並べて、インテリアの一部として活用するのもおすすめです。

4-5.フローリングを水拭きする

フローリングなら、水拭きするのも部屋の乾燥対策になります。水拭き後、水分が蒸発することで自然な加湿効果を期待できるからです。ただし、水拭きの際は、雑巾を固く絞って使用してください。加湿効果を期待して床をぬらし過ぎると、床材が傷んだりカビが生えたりする原因になります。

4-6.浴室の扉を開けたままにする

浴室の扉を開けたままにすると、湿気を帯びた空気が部屋に流れ込んで加湿効果を期待できます。浴室の湿気も取れて、カビ予防になるので一石二鳥です。入浴後、数時間程度扉を開放したままにしてみるといいでしょう。ただし、浴室と部屋の距離が離れていると十分な加湿効果を感じることができないこともあります。

4-7.石油ストーブを使用する

暖房に石油ストーブを使用すると、部屋の加湿効果が期待できます。灯油が燃焼する際、水蒸気が発生するからです。ただし、同時に二酸化炭素も発生するため、長時間使用すると酸欠状態になったり、不完全燃焼による一酸化炭素中毒になったりするリスクがあります。石油ストーブを使用するときは、こまめに換気することを忘れないでください。

4-8.マスクを着用する

部屋の乾燥が気になるときは、室内でもマスクを着用しましょう。マスクを着用すると、乾燥した空気を吸い込まずに済みます。同時に、鼻や口・のどが乾燥するのを防ぐことができ、かぜやインフルエンザの予防も期待できておすすめです。マスクは、鼻の部分にすき間ができないように調整できるタイプを選ぶといいでしょう。

4-9.加湿器を使う

部屋の乾燥対策で即効性があり高い効果を期待できるのが、加湿器の使用です。加湿器を使用すれば、急速に部屋の乾燥が改善されるのを実感できることでしょう。加湿器は、使用状況や部屋の広さに合ったものを選んでください。空気清浄機能や除菌機能など、加湿以外の機能が付加された製品も多く出ているので、いろいろと比較してみるといいでしょう。

5.部屋の乾燥対策に関するよくある質問

最後に、部屋の乾燥対策に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.皮膚が乾燥してかゆいのは部屋が乾燥しているせい?
A.原因の一つと言えます。ただし、多くの場合、そのほかの原因も絡んでいるものです。たとえば、自分の肌に合わない化粧品や洗浄料の使用で皮膚のバリア機能が落ちていたり、ストレスなどにより乾燥していたりすることもあるでしょう。

Q.夏でも部屋が乾燥することはある?
A.あります。冷房を使用するために窓を閉めきった状態で除湿機能を使い続けると、部屋が過度に乾燥することがあるので注意してください。

Q.部屋が乾燥しているのに窓に結露が発生するのはなぜ?
A.冬場は、窓ガラスが冷えていることで、周辺の空気を冷やして水滴が発生し、結露になります。結露が発生すると、さらに部屋の空気から水分が失われて乾燥するのです。窓に断熱材を貼るなどして、結露対策も進めましょう。

Q.部屋の乾燥防止のために窓を閉めきっていたら気分が悪くなったのですが?
A.いくら部屋の乾燥予防のためでも、換気は必要です。適度なタイミングで窓を開け、空気を入れ替えましょう。

Q.木造住宅と鉄筋コンクリート住宅ではどちらが乾燥しにくい?
A.木造住宅の方が乾燥しにくいでしょう。木材は、部屋の空気が多湿に傾くと余分な水分を吸収し、乾燥すると反対に放出する性質があるからです。

まとめ

今回は、部屋の乾燥対策について詳しく解説しました。部屋が乾燥していると、かぜやインフルエンザにかかりやすくなる、皮膚や髪が乾燥するなど、さまざまなデメリットがあります。まずは、湿度計をチェックするなどの方法で、部屋が乾燥していないか確認してみてください。乾燥しているときは、加湿対策を進めましょう。なお、部屋の乾燥対策は、複数の方法を併せて実行するとより効果的です。快適かつ健康的に暮らすためにも、部屋の乾燥対策をしっかり行いましょう。