リノベーションと新築の違いを解説! それぞれの長所・短所は?

「家を購入したいのだが、新築とリノベーションのどちらにしようか迷っている」という人はいませんか? リノベーションは近年の流行で、やり方しだいで新築よりもオシャレで個性的な家にすることもできます。しかし、リノベーションはメリットだけではありません。

そこで、今回は新築とリノベーション、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

  1. リノベーションと新築の違い
  2. 新築のメリットとデメリット
  3. リノベーションのメリット・デメリット
  4. リノベーションか新築か選ぶポイント
  5. リノベーションと新築に関するよくある質問

この記事を読むことで、リノベーションと新築で迷った際、決断の参考になるでしょう。リノベーションか新築で迷っている人は必見です。

1.リノベーションと新築の違い

では、リノベーションと新築はそれぞれ何が違い、どんな特徴があるでしょうか? この項ではその一例を紹介します。

1-1.新築はすべてが新しい

新築は、その名のとおり何もかも新しい家を指します。マンションの場合は、階や広さによって値段が変わりますが、ファミリータイプならば2,000万円台~が相場です。また、マンションは完成までに時間がかかるので、未完成のうちから販売することが多いでしょう。そのため、別所に建てられたモデルルームだけを見て購入を決めなければならないこともあります。

一軒家の場合は土地探しから始める場合、家を建て始めるまでに時間がかかることもあるでしょう。新築の一軒家は平均して3,000万円台~が相場です。注文住宅の場合は完成までに半年以上かかることもあります。

1-2.リノベーションは大規模リフォームした物件

リノベーションとは、大規模リフォームをして間取りや設備をすべて取り替えた物件です。ほとんど新築にしか見えない物件もありますが、基礎は残しています。マンションの場合は一番外側の壁だけ残してすべてを新しくするケースを「リノベーション」と呼ぶことが多いようです。リノベーションは新築よりも工期が短く、費用も安くすむことが多いでしょう。たとえば、一軒家のリノベーションの場合、新築そっくりであっても工期は新築の半分というケースもあります。また、費用も新築の半分~3分の2程度が相場です。

1-3.固定資産税はリノベーションの方が安くなるとは限らない

固定資産税は、「固定資産税評価額」の1.4%と決められています。建物の評価額は新築で建築費用の70%ほどが目安です。建物の評価額は3年ごとに見直しが行われ、築年数とともに下がっていきます。木造一戸建てならば築20~25年で下限に達するでしょう。リフォームをしてもこの評価額は変わりません。ですから、「リノベーションの方が固定資産税が安い」と宣伝しているリフォーム業者もあります。ただし、リノベーションの結果床面積が増えた場合は建物の評価額が上がり、固定資産税が増額することもあるでしょう。一方、新築でも固定資産税の減額措置を利用すれば、期間限定で固定資産税が最大で半額になります。

2.新築のメリットとデメリット

新築物件を購入するメリット・デメリットは何でしょうか? この項では、その一例を紹介します。

2-1.新築物件は自分好みに建てられる

新築物件は、自分の好みの間取りやサイズで家を作ることができます。家に対するこだわりが強く、間取りを自由に決めたい、最新の設備を自分の希望どおりに入れたい場合は、新築がおすすめです。

2-2.新築は費用がかかる

新築は、リノベーションに比べて費用がかかります。特に、交通の便がよい都市部ほど住宅の値段は高くなるため、予算に合わせたら通勤や通学に時間がかかる場所にしか家を建てられないというケースもあるでしょう。また、土地の値段は安くても家の間取りや内装にこだわれば、費用がかかります。

2-3.新築は完成までに時間がかかる

新築は、完成までに時間がかかります。注文住宅であれば完成まで半年以上かかることもあるでしょう。マンションの場合は、事情があって工期が延びる可能性もあります。

3.リノベーションのメリット・デメリット

この項では、リノベーションのメリットとデメリットを紹介します。新築と比べてどのような違いがあるのでしょうか?

3-1.費用が安くすむ

リノベーションは新築に比べて費用が安くすみます。また、新築ならば予算オーバーする場所の物件でも、リノベーションした物件なら手が届くこともあるでしょう。

3-2.思い出の家に住み続けることができる

実家をリノベーションすれば、思い出の家に住み続けることができます。「そのまま住むには老朽化が激しいが、基礎はしっかりしている」という家の場合は、リノベーションする価値は十分にあるでしょう。

3-3.間取りに制限ができる

リノベーションはリフォームの一種です。ですから、建物の形や築年数によってはできない間取りや設置できない内装などがあるでしょう。また、家自体の広さは変えられない物件もあるので、住める人数に制限があることもあります。

3-4.家の状態で工事費が変動する

建物の基礎が傷んでいる場合、補強するためには費用がかかります。その結果、新築物件とほぼ費用が変わらなくなってしまったケースもあるでしょう。また、家自体の寿命も新築に比べても短いので、費用しだいではリノベーションのメリットがほぼなくなってしまいます。

4.リノベーションか新築か選ぶポイント

リノベーションか新築か迷った場合は、以下のポイントを満たしているかチェックしましょう。

4-1.新築がおすすめなポイント

新築がおすすまえなのは、以下のようなポイントを満たした場合です。

  • 予算内で自分好みの家を建てられるめどがついた
  • 購入する家にできるだけ長く住みたい
  • 間取りや設備にこだわりがある

4-2.リノベーションがおすすめのポイント

以下のような場合は、リノベーションの方がおすすめです。

  • 立地がよい場所に、新築よりかなり安い費用でリノベーションできる物件を見つけた
  • 立地条件がよい場所に住みたいが予算が限られている
  • 実家がリノベーションできる
  • あまり間取りなどにこだわりがない

5.リノベーションと新築に関するよくある質問

この項では、リノベーションと新築に関する質問を紹介します。

Q.リノベーションはどんな家でもできるのですか?
A.大抵の家では可能ですが、基礎がシロアリの被害に遭っていた場合など、かなりの補強が必要になる物件もあります。

Q.リノベーションは水道やガスの配管なども変えられるのでしょうか?
A.可能ですが、マンションの場合は共有部分の配管は取り替え不可です。

Q.建て売りの新築ならば費用を抑えられるでしょうか?
A.はい。注文住宅より費用は安くなりますが、間取りや設備を選ぶことができません。

Q.賃貸物件をリノベーションすることは不可ですか?
A.公団住宅などで、自由にリノベーションしてくださいという物件があります。

Q.狭い土地に建っている家の床面積を増やしてリノベーションしたい場合、どんな方法があるでしょうか?
A.2階建てや3階建てにする方法が一般的です。また、二世帯住宅にすると一定の条件を満たせば税金が減額されます。

まとめ

今回は、リノベーションと新築の特徴や違い、メリット・デメリットを紹介しました。どちらも一長一短あるので、費用だけで考えず、将来のことや一緒に住む人のことを考えて決断しましょう。家族や工務店と相談して決めることが大切です。