賃貸の給湯器に修理が必要になったら? 依頼先や注意点などをご紹介

マンションなどの賃貸で給湯器や湯沸かし器の故障があると、どこへ相談すべきか・誰が費用を負担するのかなどの問題が出てきます。賃貸では、むやみに設備を交換してしまうと退去時に原状回復などのトラブルが起こるものです。修理や故障した際の対処法を覚えておきましょう。本記事では、賃貸に設置されている給湯器の修理についてご紹介します。

  1. 賃貸の給湯器が故障した場合に確認すべきこと
  2. 賃貸の給湯器が故障した場合の依頼方法
  3. 賃貸の給湯器修理について
  4. 賃貸の給湯器修理でよくある質問

この記事を読むことで、賃貸の給湯器修理についてよく分かります。 費用負担や業者への依頼方法などを覚えておくと、貸し主とトラブルが起こらず、退去の際も安心です。慌てずに対処するためにも、ぜひご一読ください。

1.賃貸の給湯器が故障した場合に確認すべきこと

給湯器の故障が起きたら、以下のことを確認してください。

1-1.給湯器の状態をチェックする

修理を依頼するときは、給湯器のメーカー・型番・種類などを伝えなければなりません。屋外に設置されている本体部分に記載されているので、メモなどを取っておきましょう。種類には、バランス式風呂釜・追い焚き機能つき・給湯専用などがあります。なるべく分かりやすく伝えるのがポイントです。

1-2.故障内容やエラー表示も分かる範囲で確認する

どのような故障や不具合があるのか・目視で確認できる異常はないかが分かれば、修理時の参考になります。トラブルが起き始めた時期・不具合が起こる頻度・エラー表示なども、分かる範囲で確認してください。

1-3.賃貸では貸し主もしくは管理会社に連絡をすること

賃貸では、給湯器は設備の一部となります。そのため、借り主がむやみに交換や修理をすることはできません。自己判断で修理を依頼せず、まずは貸し主もしくは管理会社に連絡をしましょう。賃貸借契約書に、緊急時の連絡先が記載されています。

2.賃貸の給湯器が故障した場合の依頼方法

賃貸の給湯器修理では、費用負担などの不安も出てきます。修理の依頼方法と併せ、費用負担についても覚えておきましょう。

2-1.貸し主や管理会社から業者に依頼してもらう

貸し主や管理会社は、業者と契約をしています。そのため、借り主が自分で業者を探す必要はありません。給湯器が故障していることを伝え、貸し主もしくは管理会社から業者へ依頼してもらうようにしましょう。

2-2.費用負担は原則として貸し主負担

入居時からある設備は、貸し主の所有物となります。給湯器も同様で、原則として貸し主の負担で修理を行うのが一般的です。管理会社が費用を一時的に負担し、後日貸し主へ請求する場合もあります。

2-3.故意に壊してしまった場合は借り主が負担するケースもある

借り主が故意に給湯器を壊してしまった場合や、使い方に問題があった場合などは、借り主が修理費用を負担しなければならないケースもあります。通常の使用範囲での故障であれば、費用負担の心配はありません。

2-4.自分で直接業者に依頼しない

給湯器が使えないと、日常生活に支障をきたします。とはいえ、自分で直接業者に依頼してしまうと、修理費用が自己負担となる可能性が高く、退去時に原状回復を求められるリスクもあるでしょう。必ず、貸し主もしくは管理会社から依頼してもらうようにしてください。

3.賃貸の給湯器修理について

賃貸の給湯器を修理する場合の工事期間や注意点などをご紹介します。

3-1.給湯器の工事は短時間で終わる

給湯器の修理や交換工事は、業者に在庫があれば、半日程度で終わるでしょう。ただし、貸し主や管理会社に連絡をし、業者に依頼してもらう時間を含めたら、2日程度かかる場合もあります。在庫がない場合は取り寄せが必要であるため、数日〜1週間程度かかることもあるのです。

3-2.給湯器の修理費用には幅がある

給湯器の故障内容により、修理費用には幅があります。また、修理費用は、出張費用・部材代金・技術料などを含むため、まれに高額な費用となるケースもあるのです。費用の目安は、5,000〜60,000円程度となっています。

3-3.修理の契約は貸し主の名義でしてもらうこと

修理費用は、業者が契約者から直接代金を受け取る仕組みとなっている場合がほとんどです。貸し主や管理会社に業者を紹介してもらって自分で連絡する場合でも、契約者名は貸し主にしてもらうようにしてください。自分で修理費用を立て替える必要がありません。

3-4.迅速かつ丁寧に対応してくれる業者なら安心

給湯器の故障で、風呂に入れないなどの心配事が出てきます。修理は、迅速かつ丁寧な対応をしてくれる業者が安心です。在庫をしっかり確保していて、実績豊富な業者を選んでもらうようにしましょう。

4.賃貸の給湯器修理でよくある質問

賃貸の給湯器修理に関する質問を集めました。

Q.給湯器の修理や交換をするときに、大きな号数に変更してもらうことはできるのか?
A.マンションではできません。マンションには管理規約があり、給湯器の号数を定めています。全世帯へのガス供給をバランスよく行うためです。

Q.給湯器の故障を放置した場合はどうなるのか?
A.給湯器が使えなくなる可能性が高いでしょう。また、黒煙が出ている場合、不完全燃焼などが考えられます。火災や爆発の恐れがあるため、すぐに修理を依頼するようにしてください。

Q.賃貸でも給湯器のお手入れをしていたら、故障が起こりにくくなるものなのか?
A.はい、普段からきちんとお手入れをしていたら、不具合やトラブルを回避することができます。賃貸でも、お手入れは借り主が自分で行うのが一般的です。給湯器本体の汚れやホコリを取り除く・水抜き栓フィルターのゴミを取るなどの掃除は、定期的に実践しましょう。

Q.湯温が一定しない・異音なども故障が原因なのか?
A.はい、給湯器の故障が考えられます。湯温にムラがある場合、使用中に熱湯が出てやけどをするケースもあるでしょう。異音は給湯器の劣化が原因である可能性もあります。貸し主や管理会社に連絡をし、業者による点検を依頼しましょう。

Q.給湯器の修理を依頼する前に自分でできることはあるのか?
A.給湯器のコンセントを抜き、1分ほど放電してください。エラーなどの場合、給湯器本体がリセットされ、不具合が改善するケースもあります。改善しないようなら、修理の相談をしたほうが安心です。

まとめ

マンションなど賃貸に設置されている給湯器は、貸し主の所有物となります。そのため、給湯器に故障が起きても、借り主がむやみに修理を行うことはできません。修理を依頼する場合は、まず貸し主や管理会社に連絡し、業者へ修理を依頼してもらうようにしましょう。費用は、原則として貸し主が負担することになっています。修理を依頼してもらう場合も、代金立て替えなどが発生しないよう、貸し主の名義で契約してもらうようにしてください。