外壁塗装の剥がれは何が原因? 対処法や修繕方法などを詳しくご紹介

外壁の塗装は剥がれることがあります。主に、塗膜の劣化や施工不良などが原因です。外壁塗装が剥がれた場合、どのように対処すればいいのでしょうか? いざというときに困らないように、修繕方法や業者の選び方などを覚えておいてください。本記事では、外壁塗装の剥がれについてご紹介します。

  1. 外壁塗装の剥がれは劣化以外にも原因がある
  2. 外壁塗装の剥がれを見つけたら業者へ連絡すること
  3. 外壁塗装の剥がれは実績豊富な業者に依頼しよう
  4. 外壁塗装の剥がれでよくある質問

この記事を読むことで、外壁塗装の剥がれについてよく分かります。外壁塗装の剥がれが起こっても慌てずに対処できるよう、しっかり知識を身につけておきましょう。

1.外壁塗装の剥がれは劣化以外にも原因がある

まず、外壁塗装が剥がれる原因について考えていきましょう。

1-1.劣化

外壁塗装には耐用年数があるため、劣化による剥がれの可能性もあります。塗料の種類によって耐用年数は変わるものです。10年前後が耐用年数の目安とされています。耐用年数を超えている・チョーキングなどの症状が出ている場合は、外壁の塗り替えが必要です。長く塗り替えを行っていない場合は、補修や塗り替えを検討しましょう。

1-2.クラック

クラックと呼ばれるひび割れが塗膜の表面に起こり、ひび割れた箇所から浸水して、塗膜の剥がれを誘発することがあります。ひび割れの進み具合で補修方法は変わるため、業者による診断を受けたほうがいいでしょう。

1-3.施工不良

施工不良による外壁塗装の剥がれは、再施工が必要になるケースがほとんどです。施工不良には、下地材の選択ミス・下地処理の手抜き・乾燥時間の不足・塗布量を守っていないなどが挙げられます。保証期間内であれば、無償で対応してもらいましょう。

1-4.外壁の素材によっては剥がれが起こる

外壁の素材により、剥がれが起こりやすいものがあります。たとえば、サイディングボードは塗膜との間に水分が入りやすく、塗膜の剥がれを起こしやすいのです。また、ステンレスやアルミなどの素材を使った外壁はそもそも塗料が付着しにくい傾向にあるため、塗料がしっかり付着するよう、下地材選びが重要になります。

2.外壁塗装の剥がれを見つけたら業者へ連絡すること

外壁塗装が剥がれた場合の修繕方法をご紹介します。

2-1.自分で修繕できるのか?

基本的には、DIYでの補修はおすすめしません。応急処置として、パテなどで埋める程度にしてください。しかし、DIYの補修だけで終えるのは避けたほうがいいでしょう。ダメージがどの程度まで進んでいるか・剥がれの原因は何かをきちんと把握するためにも、業者による診断を受けてください。

2-2.業者へ依頼すべき症状

クラックや剥がれは、小さなものでも放置せず、すぐに業者へ相談しましょう。クラックには、以下のような種類があります。

  • ヘアクラック(幅0.3mm以下・深さ4mm以下)
  • 深いクラック(幅0.4mm以上・深さ5mm以上)

ヘアクラックの段階なら、大掛かりな工事を必要とせずに修復可能です。剥がれには、塗料の乾燥が原因で起こる乾燥クラックと建物の歪(ゆが)みが原因で起こる構造クラックがあります。一般の人ではどの程度までダメージが及んでいるのか判断しにくいため、早急に点検を受けたほうがいいでしょう。放置すると雨漏(も)りや躯体(くたい)へのダメージが起こる場合があります。

2-3.修繕方法について

外壁塗装の剥がれを修繕する場合、以下の手順で進めます。

  • 剥がれた部分を取り除く(新しい塗膜の密着度を上げるため)
  • 高圧洗浄(細かなゴミを取り除いてきれいにする)
  • 下地材を塗る(コンクリートとモルタルにはフィラー、ほかの外壁材にはシーラーを用いる)
  • 下地材の乾燥
  • 塗装作業(塗装は2回が基本。3回塗る場合もある)

3.外壁塗装の剥がれは実績豊富な業者に依頼しよう

外壁塗装の剥がれを修繕する業者はどこを選べばいいのでしょうか? 業者選びのポイントや注意点などをご紹介します。

3-1.業者選びのポイント

外壁塗装は、実績と経験豊富な業者を選ぶようにしてください。塗料や下地選びなどは、知識と的確な判断が求められます。剥がれなどが起こらないよう、高い技術を持った業者に依頼するようにしましょう。業者に対するクチコミや評価なども確認してください。

3-2.保証・アフターフォローがしっかりしていること

外壁塗装後の保証やアフターフォローはとても重要です。工事後に塗装の剥がれが起きても、無償対応してくれるため、自己負担での修繕が必要ありません。ただし、保証内容はしっかりチェックしてください。施工内容に関する保証なのか、塗料など製品に対する保証なのかにより、保証範囲が変わるからです。施工不良によるものか、塗料によるものかは、一般の人には判断しにくい部分であるため、どちらもしっかりカバーされていることが重要なポイントになります。しかし、アフターフォローは業者ごとに異なるので、契約前にしっかり確認しておくことが大切です。

3-3.自社の職人を使わない業者は手抜きが起こりやすい

下請け業者に施工を丸投げするスタイルを取っている業者は、手抜き工事が起こりやすいため、なるべく避けるようにしましょう。下請け業者まできちんと依頼内容が伝わらず、施工不良や希望に添わない工事になる場合が多いものです。自社で熟練した職人を抱えている業者を選び、意思疎通がきちんと取れる体制であることを確認してください。

4.外壁塗装の剥がれでよくある質問

外壁塗装の剥がれに関する質問を集めました。参考にしてください。

Q.建物にまでダメージが及んでいる場合、外壁塗装業者でも補修はできるのか?
A.建物の補修は、外壁塗装業者ではできない場合があります。リフォーム会社や工務店などに依頼し、適切な補修をしてもらうようにしてください。

Q.砂壁はクラックが入りやすいものなのか?
A.砂壁は、モルタルの中でもクラックが起こりやすい種類です。塗料を吸い込む性質があり、ほかの種類の外壁より塗料を多めに塗らなければなりません。そのため、補修や塗装に時間がかかるのが特徴です。

Q.保証期間内だが、施工不良ではないと主張されてしまった場合はどうすべきか?
A.業者が対応してくれない場合は、国民生活センターに相談しましょう。保証対象外と断られないためにも、契約前にアフターフォローの範囲を明確にすることが大切です。

Q.外壁塗装の剥がれは、工事中の天候も影響するものなのか?
A.はい、影響します。気温5℃以下もしくは湿度85%以上のときに塗装してしまうと、塗膜の剥がれが起こりやすくなるのです。雨天時も塗装をしてはいけません。天候管理もきちんとしながら工事をする業者に依頼しましょう。

Q.外壁塗装してから3年ほどで剥がれが起きる場合は、明らかに施工不良なのか?
A.3年で剥がれが起きる場合は、施工不良と考えていいでしょう。施工した業者に連絡し、補修や再施工などをしてもらってください。

まとめ

いかがでしたか? 外壁塗装は、剥がれが起こる場合があります。剥がれが起こる原因は、劣化・クラック・施工不良などです。外壁塗装を依頼するときは、アフターフォローや保証がしっかりした業者を選ぶことが重要なポイントになります。剥がれなどのトラブルがあっても、無償対応してくれるでしょう。わずかな剥がれでも、内部まで劣化やダメージが進んでいる場合があります。DIYで応急処置をしても、必ず業者による点検を受け、原因を突き止めることが大切です。