オシャレで丈夫な家が我が家になる!? 輸入住宅のメリットとは?

家を建てるとき、「センスが良くオシャレで長持ちする家を建てたい」と思っている方は多いことでしょう。
しかし、日本の建築メーカーで建てた家はどれも似たようなデザインで今一つ気に入らない……。
そんな方にお勧めなのが輸入住宅。
ただオシャレなだけでなく、日本の住宅にはないメリットもあるのです。

輸入住宅って何?

輸入住宅というのはアメリカやヨーロッパの建築資材や建築方法を輸入して建てた家のことです。
今では日本でも一般的になった2×4工法も、元々は輸入住宅の建築方法だったのです。
日本の住宅メーカーが提案する家、というのは注文住宅であってもよく言えば無難、悪く言えば無個性な住宅が多いのですが、輸入住宅はオシャレで個性的なものが多く、世界にひとつだけの我が家を建てたい、という方に高い支持を受けているのです。

輸入住宅のメリットとは?

それでは輸入住宅と日本のメーカー製の住宅を比べた場合のメリットをご紹介しましょう。

1 オシャレで個性的

輸入住宅の最大のメリット、といえばやはりおしゃれで個性的な外観。
ハリウッドの映画や絵本の世界から飛び出してきた家にあこがれを抱く方も多いでしょう。
ヨーロッパ調の家は女性に人気がある、というイメージがありますが、モデルハウスなどを見学すると男性のほうが虜になってしまうというケースも多いようです。

2 丈夫で地震に強い

日本の住宅の寿命は50年ほどと言われていますが、ヨーロッパやアメリカの住宅は3世代、4世代と手を加えながら住み続けることも。
気候風土の差と言ってしまえばそれまでですが、輸入住宅はお金や手間をかけて丈夫な家を作る例が多いです。
その分建築費用や時間もかかりますが地震や雨風にも強い家が出来上がるのですね。

3 気密性が高い

日本の住宅は夏を過ごしやすく作られていますので窓が大きく開放的な作りになっています。
また、大きな部屋を障子などで小さく区切って使うことも多く、プライバシーが保たれにくい、という欠点がありました。
逆に輸入住宅は冬を過ごしやすく作られているため、気密性が高くなっています。
つまり、冷暖房費が日本の住宅よりも低く抑えられるのですね。
また、今の日本の住宅で主流になっている、リビングダイニングを中心に個室のある間取りは、もともとは欧米の家の間取りなのです。
そのため、輸入住宅ならば家族のふれあいを大切にしつつプライバシーを守る間取りが日本の住宅よりも豊富なのです。

デメリットも解消しつつある

多くのメリットがある輸入住宅ですが、かつては輸入住宅は日本の気候風土にあっていないとか、建築資材がすべて外国製なので修理が難しいといったデメリットもありました。
でも、月日と共にそのデメリットも解消されつつあります。
今の輸入住宅は日本で作られた建築資材を作られて建てられているものも多く、万が一修理が必要になってもすぐに対処ができます。
また、欧米風の外観の家の中に和室を作ることも可能です。
ヨーロッパやアメリカの住宅を丸のまま移築してくるのではなく、日本の気候風土に合わせて暮らしやすい家を作る。
これが現在の輸入住宅なのですね。