外階段の塗装方法は? 主な種類や実例・費用を詳しく解説します!

外階段の塗装でお悩みではないでしょうか。外階段の塗装も寿命があるため、一定期間ごとに塗り替えが必要です。しかし、どんな種類があるのか・費用はいくらかかるのかなど、よく分からないことも多いでしょう。そこで、今回は、外階段の塗装方法について実例を含め、詳しく解説します。

  1. 外階段の塗装について
  2. 外階段の塗装の種類や実例
  3. 外階段の塗装工事と費用について
  4. 外階段の塗装に関するよくある質問

この記事を読むことで、外階段の塗装についてよく分かり、満足する仕上がりを手に入れることができます。まずは、記事を読んでみてください。

1.外階段の塗装について

最初に、外階段の塗装の基本を見ていきましょう。

1-1.外階段の種類や特徴

外階段の主な種類は、以下をご覧ください。

  • 鉄骨階段
  • 鉄筋コンクリート階段
  • らせん階段

外階段は、常に外気にさらされており、風雨の影響を大きく受けます。また、集合住宅の外階段は人の上下移動が多いために負荷がかかりやすく、劣化が早くなるのが特徴です。

1-2.どんな場合に塗装する?

外階段を塗装する場合は、主に以下のようなときです。

  • 建物の外観を向上させたい
  • 防水加工をしたい
  • サビ止めをしたい
  • 外階段の寿命を長持ちさせたい

1-3.外階段を塗装したほうがいい場合

以下のような場合は、外階段の塗装をしたほうがいいでしょう。

  • 塗装の色あせがひどい
  • 塗装のハゲ・めくれが目立つ
  • サビがひどい
  • 前回の塗装から5年以上経過した

1-4.外階段を塗装するメリット

外階段を塗装する主なメリットには、以下のようなものがあります。

  • 建物の資産価値が上がる
  • 外観イメージがよくなる
  • 外階段の強度が高まる

2.外階段の塗装の種類や実例

外階段の塗装の種類や実例を解説します。

2-1.自分でできる塗装について

外階段の塗装でも、ごく軽微な補修なら自分で補修することもできます。たとえば、表面に薄い傷がある・色を部分的に変えたいなどです。腕に自信がある人は、DIYショップなどで塗料や道具を購入し、やってみてもいいでしょう。ただし、広範囲にわたる場合・亀裂修理などが必要な場合などは、業者に依頼することをおすすめします。

2-2.外階段の塗装の実例

外階段の塗装の実例で、主なものを詳しく解説します。

2-2-1.防水加工

防水加工をすることにより雨水の侵入を防ぎます。外階段は雨の影響をそのまま受けるため、金属が腐食しやすい・素材が劣化しやすいのがデメリットです。防水加工を施すことによって、外階段が長持ちします。

2-2-2.サビ落とし

鉄骨製の外階段では、サビが頻発します。サビは、見た目に悪いだけでなく、外階段の強度が低くなる主な原因です。サビ落としをしっかり行い、塗装をやり直すことで見違えるように美しく仕上がります。

2-2-3.塗り直し

塗装が寿命を迎えた場合は、塗り直しを行う必要があります。外階段の塗装は、5年程度が寿命です。色あせ・めくれ・表面に白い粉が吹いたようになるなどが、主な症状となります。塗り直しでは、好きな色に変更することも可能です。

3.外階段の塗装工事と費用について

外階段の塗装工事と費用について詳しく解説します。

3-1.外階段の塗装工事の流れ

外階段の塗装工事の流れは、以下を参考にしてください。

  1. 現場確認および周辺の養生をする
  2. 現在の塗装をはがす
  3. 必要に応じて修繕をする
  4. 塗料を塗り、乾燥させる
  5. 養生を撤去し、作業終了を確認して完了

3-2.外階段の塗装工事日数の目安

外階段の塗装工事は、1~3日程度が目安です。ただし、鉄骨の修繕やサビ止め処理などが入ると日数が伸びるので注意しましょう。また、基本的に雨が降ると工事が中止になるため、余裕を持って依頼することが大切です。

3-3.外階段の塗装工事の費用

外階段の塗装工事費用は、大体10万~20万円が相場です。塗装面積や外階段の状態・塗料の種類などによって金額が上下します。まずは、業者に見積もりをもらって確認してください。

3-4.外階段の塗装工事費用を安く抑えるには?

外階段の費用を安く抑えるには、以下を参考にしてください。また、2~3社に見積もりを依頼し、比較して安いところを選ぶこともできます。

  • 安い塗料を使う
  • 工事費用の安い業者に依頼する
  • 業者の繁忙期を避ける

3-5.塗装業者選びのポイント

外階段の塗装は、以下のポイントを満たす業者に依頼しましょう。

  • 外階段の塗装実績が豊富
  • 技術力が高いことで定評がある
  • 見積もりは無料
  • 工事費用がリーズナブル
  • 希望の工期に合わせてくれる
  • スタッフの態度が丁寧で親切
  • アフターフォローや工事補償が手厚い

3-6.安さだけで業者を選ぶと失敗する

外階段の塗装は、安さだけで業者を選ばないようにしましょう。安くて質の悪い塗料を使う・工事品質が悪い・職人の態度が悪いなど、何らかの理由があるものです。また、アフターフォローや工事補償が乏しく、トラブルが発生したときにきちんと対応してもらえない可能性があります。外階段の塗装は、前述したポイントを参考に、信頼できる業者に依頼してください。

4.外階段の塗装に関するよくある質問

最後に、外階段の塗装に関するよくある質問に回答します。それぞれ目をとおし、参考にしてください。

Q.10年以上特に問題なくても塗り替えるべきですか?
A.塗り替えをおすすめします。明らかに寿命を越えているからです。遠くからは問題ないように見えても、近くで見るとめくれや浮きが発生していることはよくあります。また、10年以上経過している場合、外階段自体の劣化も心配です。塗装をはがしたらサビだらけという例もあります。

Q.外階段の塗装と同時に外壁塗装もするべきか?
A.外壁塗装も同時に行えば、それぞれ工事するよりも依頼の手間が省けます。また、外壁と外階段の色をコーディネートして塗り直すことも可能です

Q.4年後に取り壊す予定がある場合でも塗装は必要?
A.取り壊すまでの間、建物を使うかどうかにもよるでしょう。特に、アパートなどの集合住宅では、外階段の外観が人気や賃料に影響する可能性があります。業者ともよく相談して、最良の方法を考えてみてください。

Q.外階段の塗装の仕上がりに不満があるときは?
A.すぐ業者に連絡してください。不満の内容を伝え、対応してもらいましょう。業者の落ち度であるときは、無料でやり直してもらえます。不満がある部分の画像を撮影しておくと、話がしやすくなるのでおすすめです。

Q.外階段の色を選ぶときの注意点は?
A.薄い色はサビや汚れが目立ちやすいのがデメリットです。薄い色を選ぶときは、メンテナンスをこまめに行うようにしましょう。また、建物の色と合わない色で塗ってしまうと後悔します。建物の色と調和する色を業者に提案してもらい、選ぶと失敗を防ぐことができるでしょう。

まとめ

今回は、外階段の塗装について詳しく解説しました。外階段は、常に外気にさらされているため、塗装が劣化しやすいものです。寿命を迎えた塗装は、できるだけ早めに塗り替えをしましょう。まずは、信頼できる業者に相談し、多くの実例を見せてもらいながら検討することをおすすめします。工事費用は、業者に見積もりもらって確認し、納得してから正式に依頼してください。不安や不明な点を残したまま契約するのはやめましょう。