洗濯機置き場のリフォーム方法は? 失敗しないポイントと注意点も!

「洗濯置き場をリフォームしたいけど、どこに依頼できるのだろう」「洗濯置き場のリフォームで失敗しないコツを知りたい」とお考えではありませんか? 洗濯機置き場が傷んでいたり場所が悪かったりすると、何かと困りますよね。それに、実際にリフォームするときにはどんなポイントに気を付けるべきかなど、分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、洗濯置き場のリフォームについて詳しく解説します。

  1. 洗濯機置き場のリフォームが必要なケース
  2. 洗濯機置き場はどこに作るべきか?
  3. 洗濯機置き場のリフォーム工事内容
  4. 洗濯機置き場をリフォームするときの注意点
  5. 洗濯置き場のリフォームに関するよくある質問

この記事を読むことで、洗濯機置き場のリフォームを上手に進めるポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.洗濯機置き場のリフォームが必要なケース

最初に、どんなケースで洗濯置き場のリフォームが必要になるか見ていきましょう。

1-1.防水パンが破損している

洗濯置き場の防水パンにひびが入ったり破損したりしている場合は、リフォームが必要です。防水パンは洗濯機の重さに耐えられるよう、丈夫な素材でできています。しかし、経年などの理由により、素材が劣化することもあるでしょう。また、洗濯機を設置するときに乱雑に熱かった、地震などで大きな振動が加わったなどの理由で破損することもあります。

1-2.給排水管が詰まったことがある

洗濯機置き場で給排水管が詰まったことがある場合も、早急にリフォームすることをおすすめします。給排水管が詰まるのは、素材の劣化や配管の不具合など、何らかの問題がある証拠です。まずは、給排水管の状態をチェックし、不具合があれば修理する必要があるでしょう。

1-3.洗濯機が水もれしたことがある

洗濯機が水もれしたことがある場合は、洗濯機置き場をリフォームするとよいでしょう。特に、室内の洗濯置き場で水もれが発生した場合は、防水パン周辺の床が腐食していることがあります。床が腐食すると十分な強度を保てなくなって破損しやすくなるほか、カビが繁殖しやすいので注意しましょう。

1-4.洗濯機置き場の動線が悪い

洗濯機置き場の動線が悪い場合も、リフォームをおすすめします。たとえば、洗濯機置き場と物干し場が離れていると、往復するだけでも大変です。しかし、物干し場の近くに洗濯機があれば、洗濯が終わってすぐに干すことができます。洗濯物を持って移動する手間が省けて、家事の時短につながるのが大きなメリットです。

1-5.洗濯機置き場の位置を移動したい

何らかの理由で洗濯機置き場の位置を移動したいときも、リフォームすることになります。たとえば、屋外にある洗濯置き場を屋内に移動したい、もしくは、その反対のパターンです。なお、移動先によっては、給排水管の設置工事や電気の配線工事も同時に必要になることがあるので確認してください。

1-6.専用の洗濯機置き場がない

専用の洗濯置き場がない場合も、新設することをおすすめします。たとえば、ブロックを並べた上に洗濯機を置いて代用している場合などです。洗濯機を安全に使用するためにも、安定した置き場を確保することが基本になります。また、万が一水もれした場合のことを考えれば、防水パンの設置も必要です。専用の洗濯置き場を作り防水パンを設置すれば、洗濯機を安定して設置することができ、不具合の予防にもなります。

2.洗濯機置き場はどこに作るべきか?

洗濯機置き場を作る場合、どんな場所が適しているか詳しく見ていきましょう。

2-1.脱衣場

洗濯機置き場を作る場合、脱衣場に作るのが一般的です。脱衣場に洗濯機があれば、入浴前に衣類を脱いでそのまま洗濯機に入れることができるので、合理的といえます。さらに、乾燥機付きの洗濯機なら、タオル類やバスマットなどを取り出した後、近くに収納できて便利です。また、水回りを集約することができるので、管理が楽になるのもメリットでしょう。

2-2.玄関の近く

玄関の近くに洗濯機置き場を作るのもおすすめです。玄関の近くに洗濯機置き場があれば、帰宅後すぐに脱衣して洗濯することもできます。また、洗面所などに十分なスペースがない場合にも候補になるでしょう。ただし、玄関が狭くなる、靴を収納するスペースが少なくなるなどのデメリットもあります。

2-3.キッチンの横

キッチンの横にスペースがある場合は、洗濯置き場にすることもできます。キッチンの横に洗濯置き場を作ると、調理と洗濯の場を集約できて、家事効率が上がるのがメリットです。キッチンには、すでに電気設備や給排水管設備が備わっていることもよい点でしょう。
なお、キッチンの横に置く場合は、シンクもしくは冷蔵庫と隣り合うようにするのがおすすめです。コンロの横に設置した場合は、油汚れが付着しやすいなど何かと不便を感じることが多くなるでしょう。

3.洗濯機置き場のリフォーム工事内容

洗濯機置き場のリフォーム工事内容について、詳しく解説します。

3-1.既存の洗濯機置き場をリフォームする場合

既存の洗濯機置き場をリフォームする場合は、最も簡単な工事で済みます。具体的な手順は、以下のとおりです。

  1. 洗濯機を取り外す
  2. 古い防水パンの取り外し工事
  3. 防水パン周辺の補修工事(必要に応じて)
  4. 新しい防水パンの設置工事
  5. 洗濯の設置
  6. 試運転をして問題がなければ完了

3-2.洗濯機置き場の移設を伴う場合

洗濯機置き場の移設を伴う場合は、既存の洗濯機置き場の撤去工事と新設工事の両方が必要になります。詳しくは、以下を参考にしてください。

  1. 洗濯機の取り外し
  2. 古い防水パンの取り外し工事
  3. 防水パンを取り外した後の修復工事
  4. 羽田らしく設置する場所の給排水管設置工事および電気配線工事(必要に応じて)
  5. 新しく設置する場所の下地工事
  6. 新しい防水パンの取り付け工事
  7. 洗濯機の設置
  8. 試運転をして問題がなければ完了

3-3.洗濯機置き場を新設する場合

洗濯機置き場を新設する場合は、以下のような工事が必要になります。

  1. 洗濯機置き場の下地工事
  2. 給排水管設置工事および電気配線工事(必要に応じて)
  3. 防水パンの設置工事
  4. 洗濯機の設置
  5. 試運転をして問題がなければ完了

4.洗濯機置き場をリフォームするときの注意点

洗濯機置き場をリフォームするときに注意すべき点を詳しく解説します。

4-1.十分なスペースを確保できるか

洗濯機置き場をリフォームするときは、十分なスペースを確保できるか確認してください。洗濯機置き場の設計や給排水管設備の状態などにより、希望する場所に設置できないことがあります。なお、洗濯機置き場のリフォームより先に新しい洗濯機を購入するのはおすすめしません。数字の上できちんと収まる予定だったものが、実際には洗濯機の形状などで置けないことがあるからです。

4-2.場所によっては近隣に迷惑がかかることがある

洗濯機置き場を移動したり新設したりする場合、場所によっては近隣に迷惑がかかることがあるので注意してください。洗濯機を使った際、振動や騒音で思わぬクレームが入ることがあります。たとえば、室内から屋外に移動した場合は、新たに騒音や振動が発生することになるので気を付けてください。早朝や深夜などを避け、なるべく日中に洗濯機を使うなどの配慮が必要になることがあります。

4-3.賃貸物件では貸し主の許可が必要

賃貸物件では、洗濯機置き場のリフォームをする前に貸し主の許可が必要です。賃貸物件は、原則として借り受けたままの状態で暮らすことになります。したがって、貸し主の許可を得ずにリフォームした場合は契約違反となり、退去を求められることもあるので注意しましょう。

4-4.持ち家でもマンションは管理組合の許可が必要になる

持ち家でも、マンションは管理組合の許可が必要になることがあるので注意してください。洗濯機置き場の位置を移動する場合などで、給排水管を新設したり延長したりするときは、共有部分を変更することになるからです。なお、設置希望場所の条件によっては振動や騒音などの問題から、許可が下りないこともあります。許可を得ずに工事して後からトラブルにならないように気を付けましょう。

4-5.信頼できるリフォーム業者に依頼すること

洗濯機置き場のリフォームは、以下のポイントを満たした業者に依頼すると安心です。

  • 洗濯機置き場のリフォーム実績が豊富
  • 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
  • 見積もりは無料
  • リーズナブルで分かりやすい料金システム
  • 希望の工期に合わせてくれる
  • スタッフの対応がよく顧客からの評判もよい
  • 保証やアフターサービスが手厚い

5.洗濯置き場のリフォームに関するよくある質問

最後に、洗濯置き場のリフォームに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.ベランダに洗濯機置き場を作るメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。

メリット

  • 洗濯物を干しやすい
  • 室内のスペースを圧迫せずに済む
  • 水もれしても屋外なので被害が最低限で済む

デメリット

  • 雨にぬれたり土ボコリが付着したりしやすい
  • 騒音や振動でクレームが付きやすい
  • 夏場や冬場は洗濯のために屋外に出るのがつらい

Q.室内に洗濯機置き場を作ると湿気がこもるのでは?
A.確かに、洗濯機は水を使用する家電なので、湿気がこもりやすくなるのは事実です。しかし、洗濯物を放置しない、こまめに水気を拭き取ることなどに気を付ければ、必要以上に心配することはありません。

Q.洗濯機置き場のリフォームと同時に洗濯機も買い替えるべきか?
A.現在使用している洗濯機が寿命を迎えていたり、性能に不満があったりする場合は、同時に買い替えるのもおすすめです。特に問題や不満もなく使える場合は、いったん様子を見てから後日買い替えてもよいでしょう。

Q.洗濯機置き場と同時にリフォームしたほうがよい場所は?
A.洗濯機置き場の周辺です。洗面所・玄関・キッチンなど、洗濯機置き場の周辺をまとめてリフォームすることで、さらに使い勝手がよくなります。

Q.洗濯機置き場のリフォームは何年ごとに行うべきか?
A.特に決まりはありません。不具合が出たり不便を感じたりしたときに、適宜リフォームを検討してみてください。

まとめ

今回は、洗濯置き場のリフォームについて詳しく解説しました。洗濯機置き場をリフォームすると、洗濯がしやすくなり家事効率が高まります。まずは、現在の洗濯機置き場のどんな点が不満なのかを確認し、必要なリフォーム工事を進めていきましょう。なお、洗濯機置き場の設置工事は、実績豊富で評判のよい業者に依頼すると安心です。この記事を参考にして、信頼できる業者に相談してみるとよいでしょう。