フローリングの床に付いた傷の修理方法を解説! 自分でできるのはどこまで?

フローリングの床に傷が付いて悩んでいる人は多いことでしょう。フローリングの床に付いた傷をそのままにしておくと、床全体の寿命が短くなる可能性があります。しかし、小さい傷ならいちいち業者を呼ぶ必要もなく、自分で修理することも可能です。

そこで今回は、フローリングに傷が付く原因や対処方法を紹介します。

  1. 床に傷が付く原因
  2. フローリングの床に付いた傷を放置するリスク
  3. フローリングの床に付いた傷を自分で修復する方法
  4. 大きな傷は業者に依頼して修理してもらおう
  5. フローリングの床に付いた傷に関するよくある質問

この記事を読めば、プロの修理業者に依頼する基準なども分かるでしょう。フローリングの床に付いた傷の対処方法に悩んでいる人は、ぜひこの記事を読んで参考にしてください。

1.床に傷が付く原因

はじめに、床に傷が付く代表的な原因を紹介します。

1-1.重いものを落としたり引きずったりした

フローリングの床は重いものを引きずったり落としたりすると案外簡単に傷ついてしまいます。また、それほど重くなくても上から勢いよくものを落とすと衝撃で床が傷つくこともあるでしょう。

1-2.重い家具を置いた

重い家具を置くと家具の重みでフローリングの床が傷つくことがあります。特に、長期間家具を置いた場合は傷つきやすいでしょう。

1-3.ペットが傷をつけた

犬や猫が歩くと爪がフローリングを傷つけることがあります。特に猫は爪が長いので傷つける可能性が高いでしょう。

2.フローリングの床に付いた傷を放置するリスク

フローロングの床に付いた傷を放置しておくと、そこから湿気などがしみ込んでフローリングの傷みが早くなることがあります。また、見た目が悪くなるのはもちろんのこと、小さな傷に足が引っかかったりして怪我の原因になることもあるでしょう。

3.フローリングの床に付いた傷を自分で修復する方法

この項では。床に付いた傷をDIYで修復する方法を紹介します。

3-1.傷を埋める方法

補修専用のパテなどを充填剤として使い、へこんだ傷跡を埋めれば傷が目立たなくなります。

3-2.傷を目立たなくする方法

補修用のクレヨンや傷隠しシートなどを貼って傷を目立たなくする方法です。ホームセンターなどで販売されています。

3-3.ワックスがけをして傷を目立たなくする方法

小さいすり傷などはワックスをかけ直すと、目立たなくなることがあります。床全体にワックスをかけ直すのは個人では大変なので、業者に依頼するといいでしょう。

3-4.補修グッズは専用のものを利用する

フローリングの床を補修するグッズはホームセンターで販売されている専用のものを使いましょう。似たようなもので代用しようとしてはいけません。

4.大きな傷は業者に依頼して修理してもらおう

以下のような傷やへこみは専門の業者に依頼しましょう。ある程度大きな傷になるとDIYに慣れた人でも手に負えません。プロに依頼すれば、キレイに直してもらえて床全体の寿命も延びます。

  • 深さが2mm以上のえぐれ
  • 長さが5cmを超える長い傷
  • 床材のめくれ
  • 1枚の床材のうち、半分以上が傷ついている

また、傷ついている床材が多い場合も業者による修理が有効です。部分的な床材の交換でいいのか、フローリング全体を張り直した方がいいのかをまずは確認してもらい、見積もりを出してもらいましょう。

5.フローリングの床に付いた傷に関するよくある質問

この項では、フローリングの床に付いた傷に関するよくある質問を紹介します。

Q.フローリングの床を一部だけ張り替えることは可能ですか?
A.はい。同じ素材があれば大丈夫です。

Q.賃貸物件の場合、床に大きな傷が付いたらどうすればいいでしょうか?
A.大家さんや管理会社に相談してください。勝手に修理してはいけません。

Q.フローリングの床はどのくらいで寿命を迎えますか?
A.小さな傷でも放置せず早めに修理し、ワックスのかけ直しを定期的に行うなど定期的なメンテナンスをすれば、20年以上は持つでしょう。

Q.フローリングの床を補修する場合は、どのくらいの時間がかかりますか?
A.プロに依頼する場合、1~3日程度かかるでしょう。全面的な張り替えは1週間程度かかることもあります。

Q.傷はすぐに補修した方がいいですか?
A.はい。できるだけすぐに補修しましょう。

まとめ

今回は、フローリングの床に付いた傷を補修する方法などを紹介しました。床の傷は小さければ自分で直せます。専用の補修グッズを用意しておくと、傷付いたときにすぐ修理することができるでしょう。