間取り変更リフォームの事例3選! 費用を抑える方法や業者の選び方も

「リフォームで間取りを変更できるのか?」「どんな方法があるのか知りたい」とお考えではありませんか? 同じ家に長く住んでいると間取りに不満が出てくることもあると思います。「子供が大きくなった」「親が同居することになった」など、生活スタイルが変化して間取りの変更リフォームを検討することもあるでしょう。

この記事では、リフォームで間取りの変更ができる条件や事例・予算を抑える方法などを詳しくご紹介します。

  1. リフォームで間取りの変更はできるのか?
  2. 間取り変更リフォームの事例を紹介
  3. 間取り変更リフォームで予算を抑える方法
  4. 間取り変更リフォームで知っておくべき注意点3つ
  5. リフォーム業者の選び方は?
  6. 間取り変更リフォームに関するよくある質問

この記事を読むことで、間取り変更リフォームにかかる費用相場や、リフォームを依頼するにあたって知っておきたいポイントなどがわかるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.リフォームで間取りの変更はできるのか?

まずは、間取り変更リフォームができる条件についてご紹介しましょう。

1-1.建物の構造が重要なポイントになる

リフォームで間取りを変更できるかどうかの条件には、建物の構造が深くかかわってきます。建物の構造には木造建築やツーバイフォー工法・鉄骨造・鉄筋コンクリート造などがあり、間取りの変更がしやすいかどうかはそれぞれです。たとえば、日本の伝統的な工法である木造建築は柱や梁・筋交いで建物を支えているため、間取りを変更しやすいという特徴があります。そのほかの構造だと壁を移動するような大規模リフォームを行うのが難しい場合もあるのです。ただし、可能な部分だけリフォームを行う・補強工事をすれば間取りを変更できるというケースもあるため、業者に相談してみるとよいでしょう。

1-2.ラーメン構造は間取りを変更しやすい

鉄筋コンクリート造の構造は、壁と床で建物を支える壁式構造と、柱と梁で建物を支えるラーメン構造に分けられます。ラーメン構造の場合は壁を取り除いても建物の強度が低くならないため、間取りを変更するリフォームが行いやすいのが特徴です。
一方の壁式構造は壁を取り除くことで強度が落ちてしまうため、別の箇所で補強工事を行う必要があります。

1-3.マンションは制限がある場合も

マンションで間取り変更リフォームを行う場合は、より注意が必要になります。マンションの場合は基本的に共用部のリフォームができず、排水管や配線の移動が難しいため、リフォームの自由度は低い場合が多いのです。事前に管理規約をしっかり確認しておく必要があるため、マンションのリフォームに詳しい業者に依頼することをおすすめします。

2.間取り変更リフォームの事例を紹介

間取り変更リフォームの事例をいくつかご紹介しましょう。

2-1.間仕切り壁を設置して1つの部屋を2つに

もともと1つだった部屋に間仕切り壁を設置して2つの部屋にするリフォームです。子供の成長に合わせて子供部屋をリフォームする例が多くなっています。間仕切りを壁ではなく収納にする方法も人気です。間仕切り壁を設置するリフォームの費用相場は、5万~20万円前後となっています。

2-2.リビングとキッチン・ダイニングをつなげてLDKに

リビングとキッチン・ダイニングを隔てる壁を撤去し、広いLDKに変更するリフォームです。開放感が生まれ、家族とのコミュニケーションが取りやすい空間になります。フローリングの張り替えや電気工事なども含め、100万~300万円前後が相場です。また、キッチンを移動する場合は排水管の工事も必要になるため、さらに高額になるでしょう。

2-3.スケルトンリフォームで大規模な間取り変更を

スケルトンリフォームとは、いったん壁をすべて撤去して建物を構造部分だけにしてから間取りを変更するリフォームです。施工箇所が多い場合は、部分的に何か所もリフォームするより、スケルトンリフォームのほうが安く済む場合もあります。費用相場は300万~2,000万円前後です。

3.間取り変更リフォームで予算を抑える方法

間取り変更リフォームの費用を安く済ませる方法をご紹介しましょう。

3-1.工事期間が短いリフォームを選ぶ

工事期間が長くなるほど人件費もかかるため、当然リフォームにかかる費用は高額になります。そのため、できるだけ工事期間が短くて済むリフォームを選ぶことが節約のポイントです。工事期間が短い間取り変更リフォームにはどのようなものがあるのか、業者に相談してみるとよいでしょう。

3-2.水回りの移動は避ける

キッチンや浴室・トイレなどの水回りを移動するリフォームは高額になりがちです。給排水工事や電気配線工事などが必要になるため、工事期間も長くなりやすいでしょう。リフォーム費用をできるだけ抑えたいなら、水回り設備を変更・移動する工事は避けるべきです。

3-3.複数の業者を比較する

リフォームにかかる費用は業者によって異なります。事前に複数の業者に無料見積もりを依頼し、内容を比較してみるとよいでしょう。大まかな相場を知っておくことで、提示された値段が適正かどうかわかるはずです。

4.間取り変更リフォームで知っておくべき注意点3つ

間取り変更リフォームを依頼するにあたって知っておきたい注意点をご紹介しましょう。

4-1.依頼先の種類とメリット・デメリット

間取り変更リフォームの依頼先にはいくつか種類があるため、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で選びましょう。たとえば、工務店は技術力が高くリフォームの自由がききやすいというメリットはありますが、職人のこだわりが強く費用が高額になりやすい面もあります。また、デザイン重視したい人におすすめのリフォーム会社は施工できる範囲がそれぞれ異なるため、事前の確認が必要です。ハウスメーカーや建設会社は技術力や品質が安定している反面、広告費などのコストが上乗せされて費用が高額になりがちというデメリットがあります。

4-2.耐震性の問題がないか確認する

建物の構造によっては、壁を取り除くリフォームをすることで耐震性に問題が出る場合もあります。その場合は耐震性を高めるための工事を別でしなければならないため、余分にコストがかかってしまうのです。そういった問題についても事前に確認しておく必要があるので、しっかりした知識がある施工業者に依頼することをおすすめします。

4-3.マンションの場合は管理組合に確認を

マンションで間取り変更リフォームを行う場合、事前に管理組合への確認が必要です。専有部分だけのリフォームであっても管理組合に申請しなければならないので注意してください。また、マンションによっては工事可能な曜日や時間帯が決められている場合や、フローリング工事に遮音等級が指定されている場合もあるので確認しましょう。

5.リフォーム業者の選び方は?

リフォーム業者を選ぶ際にチェックすべきポイントや注意点をご紹介しましょう。

5-1.信頼できる業者を見極めるポイント

安心してリフォームを依頼できるように、優良な施工業者を選ぶことが大切です。以下のポイントを参考に業者選びをするとよいでしょう。

  • 豊富な実績があるか
  • 見積書に詳細が記載されているか
  • アフターフォローの内容が充実しているか
  • 質問に対して明確に答えてくれるか

5-2.こんな業者には注意!

リフォーム業者選びに失敗するとトラブルに巻き込まれたり後悔したりすることになるため、十分な注意が必要です。特に、突然訪問してきてリフォームをすすめ、強引に契約しようとする業者は利用しないほうがよいでしょう。ずさんな工事をされた例や見積もりと違う高額な料金を請求された例なども報告されています。

6.間取り変更リフォームに関するよくある質問

「間取り変更リフォームをしたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.間取りを変更するリフォームが補助金の対象になることはありますか?
A.自治体によっては対象にしているところもあるため、確認してみるとよいでしょう。

Q.リフォームで部屋を仕切る方法にはどのようなものがありますか?
A.壁を設置する以外にも、引き戸やアコーディオンドア・ロールスクリーンを取り付ける方法などがあるでしょう。

Q.間取り変更リフォームの工期はどのくらいですか?
A.リフォームの内容や範囲によりますが、壁を撤去する場合は4~6日、間仕切りを設置する場合は1~3日ほどかかります。

Q.間取り変更リフォームはDIYでもできるでしょうか?
A.耐震性に問題が出る可能性もあるため、自分で行うのはおすすめできません。

Q.悪質なリフォーム業者とのトラブルはどこに相談できますか?
A.国民生活センターに相談するとよいでしょう。適切なアドバイスをもらえます。

まとめ

間取り変更リフォームの事例や依頼する際の注意点などを詳しくご紹介しました。間取りを変更することで、生活する上での不便を改善し、住みやすい家にすることが可能です。ぜひこの記事を参考に、満足できる間取り変更リフォームをしてください。