
ベランダの鳩対策でお悩みの方! 簡単&確実な方法とコツを伝授!
「ベランダに鳩が来て困っているが、良い対策法はないか」とお考えではありませんか? 鳩が来ると、鳴き声がうるさい・フンで洗濯ものやベランダが汚れるなど、さまざまな問題があります。それに、雑菌の繁殖による健康被害も心配です。鳩に罪はないものの、何とかして追い払いたいことでしょう。
そこで今回は、ベランダの鳩対策について詳しく解説します。
この記事を読むことで、ベランダの鳩を追い出すコツがよく分かります。まずは、記事を参考にしてください。
1.ベランダに鳩が来るとどんな問題がある?
最初に、ベランダに鳩が来ると何が問題点なのか見ていきましょう。
1-1.鳴き声がうるさい
鳩は、早朝に特定の場所にとどまりながら鳴く習性があります。ベランダに鳩が来れば、早朝からうるさい鳴き声に悩まされることになるでしょう。数羽飛来すれば、相当な騒音になります。小さな子どもがいたり音に敏感な家族がいれば、大きな問題です。毎日鳩の鳴き声を聞かされると、精神的に参ってしまうこともあるでしょう。
1-2.ベランダや洗濯ものが汚れる
鳩が来ると、ベランダや洗濯ものに羽毛やフンが付着して汚れます。何回掃除・洗濯しても、また鳩が来れば汚れてしまうのでストレスもたまるでしょう。フンや羽毛が付着したベランダは美観が失われ、不衛生に見えるのもデメリットです。
1-3.病原菌やウイルスが持ち込まれる
鳩のフンには、病原菌やウイルスが多く含まれています。鳩がベランダに飛来してフンをすれば、たとえ直接触れることがなくても、風などで室内に持ち込まれるのです。すると、各種感染症やアレルギーを引き起こす原因になります。病原菌やウイルスを持ち込ませず、家族の健康を守るためにも、ベランダの鳩対策が必要です。
2.鳩がベランダに執着する理由は?
鳩がベランダに執着するのはなぜか、主な理由を解説します。
2-1.外敵から身を守りやすい
ベランダは、カラスやトンビなどの外敵から身を守るのに都合のいい形状をしています。ベランダの内部に入り、身を隠すことができるからです。いったん安全な場所だと分かると、長時間居座ったり定住したりすることもあります。
2-2.雨に濡(ぬ)れにくい
ベランダは、屋根がついているので雨に濡れにくいという大きなメリットがあります。鳥類は、羽が雨に濡れるとうまく飛ぶことができません。そのため、雨が降ってくると屋根のあるベランダに避難するのです。そのまま、羽が乾くまでずっといることもあります。
2-3.休憩・巣作りにピッタリの環境
ベランダは、休憩や巣作りにもピッタリの環境です。外敵がやってくる危険性が少なく、雨に濡れることもないとなれば、お気に入りの場所になるのは当然でしょう。休憩場所として最適なだけでなく、巣作りをすることもあります。安全に子どもを育てたいと考えるのは、鳩も同じです。
3.ベランダの鳩対策方法
ベランダの鳩を追い出し、来なくさせるための対策方法を詳しくご紹介します。
3-1.忌避剤を使う
ベランダの鳩対策には、忌避剤を使うことをおすすめします。忌避剤は、鳩が嫌う臭いを出すことで鳩を寄せ付けないようにするものです。中でも、自然由来の原料を使ったものなら安全性が高く、安心して使うことができます。ただし、継続的に使用することが大切です。また、設置型のものは、効果がなくなる前に早めに交換してください。
3-2.防鳥ピンを取り付ける
ベランダの手すりなどに防鳥ピンを取り付けると、鳩がとまるのを防ぐことができます。また、薬剤を使用しないので、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心です。素材が劣化しない限り、継続して使用できる点もメリットでしょう。ただし、ベランダが広いと防鳥ピンを乗り越えて、内部に鳩が入ってくる可能性があります。
3-3.防鳥ネットを使用する
ベランダの全体に防鳥ネットを張ることで、鳩の侵入を防ぐことができます。なるべくベランダからの景観を損ねないものを選ぶといいいでしょう。ポイントは、すき間を作らないように設置することです。すき間を残したり、接着が不十分な部分があったりすると鳩が内部に侵入するので注意しましょう。また、破損がないかこまめにチェックする必要があります。
3-4.掃除の際はマスク・手袋を必ず着用する
ベランダに付着した鳩のフンを掃除する際は、マスクや手袋を必ず着用してください。鳩のフンには、雑菌が多く含まれており、人によってはアレルギーなどを引き起こす可能性があります。掃除する際は、室内に汚れが入り込まないようにしっかり窓を閉めておくことも忘れないようにしましょう。また、掃除に使用したぞうきんなどは、なるべく使い捨てにすることをおすすめします。使用後はビニール袋に二重に入れて口を硬く縛り、自治体のゴミ回収に出してください。
4.おすすめの鳩対策グッズを紹介
鳩対策におすすめのグッズをいくつかご紹介します。
4-1.ディフェンスメル
ディフェンスメルは、京都リフレ新薬が販売する天然成分を使用した忌避剤で、本能的に嫌悪感を覚えさせることで鳩やカラスをベランダに寄せ付けません。スプレータイプと固形タイプがあり、用途や場所に応じて使い分けることができます。
- ディフェンスメルの紹介ページ
- 実売価格:1,500~3,000円程度
4-2.はとにげ~る
はとにげ~るは、プロテクトサービスが販売しているジェル状の鳩用忌避剤です。鳩がよく来る場所に、製品の保護シートをはがして設置するだけで対策できます。ベージュ色で目立ちにくいため、ベランダの外観を損ねないのがメリットです。
- はとにげ~るの紹介ページ
- 実売価格:2,400~3,000円程度
4-3.鳥よけシート トゲロング
鳥よけシート トゲロングは、DAIM製の防鳥ピンです。ポリプロピレン製で、トゲの長さが15cmのロングタイプなので、ベランダに鳩がとまるのをシャットダウンできます。使う場に合わせてハサミでカットしトゲを短くすることが可能です。
- 鳥よけシート トゲロングの紹介ページ
- 実売価格:600~900円程度
5.鳩対策の効果がない場合は業者へ依頼しよう
自分で鳩対策をしても効果がない場合、専門業者に依頼することをおすすめします。
5-1.業者に依頼するメリット
鳩対策を業者に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
- 鳩の習性を熟知しているため確実に対策できる
- 時間や手間の節約になる
- プロによる清掃・除菌処理で安心できる
5-2.鳩対策費用は1万円~が目安
鳩対策を業者に依頼した場合、1万~8万円程度が費用目安です。実際にはベランダの広さや対策内容などにより金額が異なります。詳しくは、業者に見積もりをもらって確認してください。見積もりは、複数の業者に依頼して比較してみることをおすすめします。見積もりをもらったら、金額の安さだけでなく、作業内容やスタッフの対応の良さなども総合的にチェックしましょう。
5-3.信頼できる業者に依頼することが大切
鳩対策は、信頼できる業者に依頼してください。たとえば、以下のポイントを参考に選ぶと安心です。
- 鳩対策で豊富な実績がある
- 迅速かつ丁寧な作業で定評がある
- 見積もりは無料
- リーズナブルかつ分かりやすい料金システム
- 希望の日時に作業してもらえる
- スタッフが親切で顧客からの評判もいい
- 手厚いアフターサービスがある
なお、ベランダの鳩対策を依頼するためには、業者が家の中に入ることになります。不審な点が残る業者と契約してしまうと、家に傷や汚れを付けられたり金銭価値の高いものが盗まれたりする可能性もあるので、十分に注意してください。
6.ベランダの鳩対策でよくある質問
最後に、ベランダの鳩対策に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q.鳩によってどんな雑菌やウイルスが持ち込まれる?
A.たとえば、以下のようなものです。
- クリプトコックス属真菌
- 鳥インフルエンザウイルス
- ニューカッスル病ウイルス
また、トキソプラズマなどの寄生虫が持ち込まれることもあります。いずれにしても、人体に感染すると重症に至ることがあるので十分な注意が必要です。
Q.キラキラしたものをベランダに置くと効果があると聞いたのですが?
A.確かに、CDなどキラキラするものを置くと一時的に鳩対策になることがあります。しかし、鳩もすぐに学習して効果がなくなるでしょう。
Q.マンションのベランダに鳩が来て困るのですが?
A.鳩の鳴き声に悩まされたりフンが自宅のベランダにも飛んできたりして実害を受けているのなら、近隣の方と話をして対策してもらってください。直接言いづらいのなら、管理組合から伝えてもらうのもいい方法です。
Q.鳩が巣を作っていて情が湧いてしまったのですが?
A.情が湧くのも分かりますが、そのまま放置すると鳩が定住して、ますます被害が拡大するだけです。業者に依頼し、速やかに巣を撤去してもらいましょう。
Q.鳩対策完了後、3か月でまた来るようになったのですが?
A.再度対策してください。前回の方法に加えて、新たな方法を試してみることをおすすめします。前回自分で対策した場合は、業者に依頼することも考えましょう。
まとめ
今回は、ベランダの鳩対策について詳しく解説しました。ベランダに鳩が来ると、鳴き声がうるさいだけでなく、洗濯ものが汚れたり病原菌やウイルスを持ち込んだりするなど、さまざまな問題があります。対策には、忌避剤や防鳥ネットなどを利用するといいでしょう。なお、業者に依頼したほうがより確実に対策できておすすめです。鳩対策で豊富な実績があり、信頼できる業者を選んで相談してみてください。