正しいトイレ掃除の仕方を紹介!理想の頻度や汚れを防ぐポイントも!

「トイレをきれいに掃除したい」「汚れを防ぐにはどうしたらよいのか?」とお悩みではありませんか? トイレを常に清潔な状態にしておくためには、こまめな掃除が必要です。しかし、実際には「トイレ掃除が苦手」という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、トイレ掃除の頻度や効果的な掃除の仕方・トイレの汚れを防ぐ方法などをまとめてご紹介します。

  1. トイレの汚れがたまりやすい部分は?
  2. トイレ掃除のベストな頻度
  3. トイレ掃除に必要な道具を紹介
  4. トイレ掃除の基本的な手順
  5. トイレの見落としがちな場所に注意!
  6. トイレの汚れを防ぐには?
  7. トイレ掃除をプロに依頼する場合
  8. トイレ掃除の仕方に関するよくある質問

1.トイレの汚れがたまりやすい部分は?

トイレの中でも特に汚れがたまりやすい部分や汚れの原因などをご紹介しましょう。

1-1.便器のふちの裏側や便座の裏

特に汚れがたまりやすいのが、便器のふちの裏側や便座の裏などです。普段の簡単な掃除では行き届きにくい部分であり、意識して見ることが少ないため、汚れに気づきにくいでしょう。また、便器と床の境目や床と壁のすき間なども、汚れやすい箇所です。

1-2.汚れの主な原因は尿石

トイレが汚れる原因の多くは、尿石やホコリです。尿石汚れは水を流しても落ちないため、しっかり掃除する必要があります。そのほかにも、水アカやカビ・ホコリなどもトイレが汚れる原因です。

2.トイレ掃除のベストな頻度

理想的なトイレ掃除の頻度についてご紹介しましょう。

2-1.便器内と便座は毎日の掃除が理想

トイレを毎日完璧に掃除をするのは手間と時間がかかり、大変でしょう。そこで、特に汚れが目立ちやすい便器の中と便座だけでも、毎日掃除してください。毎日掃除していれば汚れが蓄積することがないため、簡単な掃除で済みます。

2-2.週に1回はしっかり掃除を

毎日のささっと掃除では行き届かない部分もあるため、週に1回は全体をしっかりと掃除しましょう。意外と手間をかけずに掃除することが可能なはずです。

3.トイレ掃除に必要な道具を紹介

トイレ掃除をするにあたって用意しておくべき道具や洗剤をまとめました。

3-1.トイレ用のお掃除シート

トイレ用お掃除シートを用意しておくと便利です。トイレには雑菌が繁殖しやすいため、ぞうきんやタオルを使い回すのではなく、使い捨てのシートを使用することをおすすめします。除菌効果がある厚手のものを選びましょう。

3-2.トイレブラシ

トイレブラシはスポンジタイプではなくブラシタイプのものがおすすめです。汚れが気になるようになったら早めに交換し、常に清潔な状態で掃除できるようにしましょう。

3-3.トイレ用の中性洗剤

便器の中を掃除する際に、トイレ用の中性洗剤を吹きかけてからトイレブラシで汚れをこすり落とします。頑固な汚れにも洗剤を使うとよいでしょう。

3-4.あると便利なもの

トイレをしっかり掃除したいときは、塩素系漂白剤や酸性洗剤・クエン酸・使い古しの歯ブラシなどがあると便利です。塩素系漂白剤はタンク内の黒カビに、酸性洗剤は便器のふち裏などに付着している頑固な尿石汚れに効果があります。また、手洗い器には水アカがたまりやすいため、クエン酸水を吹きかけて水アカを柔らかくしてから歯ブラシなどでこするとよいでしょう。

4.トイレ掃除の基本的な手順

トイレ本体・床・壁の基本的な掃除方法をご紹介します。

4-1.トイレ本体は上から下へ掃除を

トイレ本体は雑菌を広げないために、上から下へ向かって掃除してください。お掃除シートを使ってタンク→便座部分の順に拭いていきましょう。次に、便器の中を掃除します。トイレ用中性洗剤を吹きかけ、トイレブラシで便器のふち裏までしっかりこすり落としましょう。最後に、便器の下や側面もお掃除シートで拭き、シートを捨てて完了です。

4-2.床はしっかり拭いて除菌する

トイレの床は飛び散った尿とホコリで汚れているため、雑菌が繁殖しやすい場所です。お掃除シートを使ってしっかり拭き掃除しましょう。床に落ちているホコリが多いときは、先に掃除機をかけてから拭き掃除するのがおすすめです。汚れがひどいときはクエン酸水をスプレーしてから拭き取るとよいでしょう。

4-3.壁は腰までの高さを重点的に拭き掃除

トイレの壁は、尿が飛び散りやすい腰までの高さを重点的に拭き掃除しましょう。毎回の掃除で壁全面を拭く必要はありません。黄ばみ汚れが落ちないときは、高いアルカリ性を持つセスキ炭酸ソーダを使って掃除するのがおすすめです。

5.トイレの見落としがちな場所に注意!

トイレ掃除では、つい見落としがちな場所があるため注意が必要です。

5-1.ドアノブ

直接手で触れるドアノブは、手アカやホコリがたまりやすい場所です。トイレットペーパーやタオルなどで軽くホコリを払った後、お掃除シートで拭いておくとよいでしょう。

5-2.脱臭フィルター

脱臭フィルターにはホコリがたまりやすいため、定期的に取り除いておきましょう。ホコリがたまると脱臭効果が十分に発揮できなくなってしまいます。

5-3.換気扇

換気扇もカバー部分にホコリがたまりやすいため、掃除機で吸い取ってあげるとよいでしょう。ホコリがたまると空気の吸い込みが悪くなり、臭いや湿気がこもりやすくなります。

6.トイレの汚れを防ぐには?

普段からトイレが汚れないように意識することでトイレ掃除を簡単なものにすることができます。トイレの汚れを防ぐポイントをご紹介しましょう。

6-1.男性は座って用を足す

男性はできるだけ、座って用を足すようにしましょう。立ったまま用を足すと便器のまわりに尿が飛び散ってしまいます。座って用を足すようにするだけで、トイレの汚れを大幅に減らすことができるのです。

6-2.汚れたらすぐ掃除する

汚れが蓄積すると掃除が大がかりなものになってしまいます。その前に汚れを取り除いておくことでトイレ掃除の負担を軽くすることができるでしょう。

7.トイレ掃除をプロに依頼する場合

自分で掃除してもトイレがきれいにならない場合などは、プロに依頼することも検討してみましょう。業者の選び方や注意点などを解説します。

7-1.プロに依頼するメリットは?

トイレクリーニング業者に依頼すると、汚れの種類によって洗剤や器具を使い分けてしっかり汚れを落としてくれます。蓄積された尿石や黄ばみ汚れもきれいにしてもらえるため、気になる臭いも解消できるでしょう。さらに、特殊なコーティング剤を塗布してもらうことで汚れがつきにくくなります。トイレの汚れや臭いにストレスをためることもなくなるでしょう。

7-2.安心して任せられる業者選びを

トイレ掃除を業者に依頼する際は、安心して任せられる優良な業者を選びましょう。業者選びのポイントは以下を参考にしてください。

  • 豊富な実績があるか
  • 料金体系が明確か
  • 丁寧でスピーディーな対応か
  • 無料見積もりを受け付けているか

7-3.悪質な業者に注意!

悪質な清掃業者とのトラブルも数多く報告されています。「事前の説明もなく高額な追加料金を請求された」「プロとは思えない仕上がりで結局は自分で掃除した」などの例もあるため、注意が必要です。そのような業者を選んでしまわないよう、実際にその業者を利用した人の口コミなども参考にすることをおすすめします。

8.トイレ掃除の仕方に関するよくある質問

「トイレ掃除の仕方を知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.便器の中にできる黒い輪のような汚れは何が原因でしょうか?
A.尿石と水アカが混ざったものです。放っておくと菌がたまり、汚れが増えていきます。

Q.全自動掃除機能付きのトイレでも掃除が必要ですか?
A.便器の外側や床・壁など、洗浄機能が届かない場所は当然汚れるため、掃除しなければなりません。普通のトイレに比べると手間はかかりませんが、定期的な掃除は必要です。

Q.トイレをきれいに掃除すれば臭いは完全に取れますか?
A.汚れが臭いの原因になっている場合は、掃除すれば解消されるでしょう。壁や床にも染み込んでしまっている場合などは、掃除だけで臭いは取れません。

Q.トイレ掃除にクレンザーを使っても問題ないでしょうか?
A.クレンザーには研磨剤が含まれているため、プラスチック素材に使用すると傷が付いてしまいます。注意してください。

Q.トイレクリーニングを業者に依頼した場合の費用相場はどのくらいでしょうか?
A.所要時間1~2時間で7,000~13,000円が相場といわれています。

まとめ

トイレ掃除の頻度や正しい手順・汚れを防ぐ方法などをまとめてご紹介しました。トイレの汚れは、すぐ掃除すれば落ちやすいものばかりです。普段から家族にも協力してもらい、「汚れたら掃除する」ということを意識することが必要になります。ぜひこの記事を参考に、清潔なトイレを維持してください。