病気の原因にも?! 部屋にカビが生えない方法が知りたい!
普通に掃除しているつもりでも、部屋にカビができたらショックですよね。カビはそのまま放置すると、アレルギーを引き起こす原因にもなりますし、早めの対処が必要です。
そこで今日は、部屋にカビが生えない方法をまとめました。不快なカビで悩まされている人は読んでみてくださいね。
1.カビが生えやすい季節はいつ?
カビが生えるは、イメージ的に梅雨の時期や、冬のじめじめした日かもしれませんね。しかし実は春が最もカビが繁殖しやすい季節。春にたっぷり栄養を蓄え、梅雨に一気に増殖する、それがカビです。また、花粉と同じように常に空気中に浮遊しています。
しかし、
- 25度から30度の室温
- 80%以上の高い湿度
- 風が通らない場所
これらの状況が揃うと、季節や場所問わずカビが増える可能性が高くなるでしょう。
2.家の中でカビが生えやすい場所
- 日の当りにくいベッドルームの壁、マットレスの裏側
- ソファやタンスなど、重い家具の裏側
- 押し入れやクローゼット
これらの場所に共通するのは、換気が悪く湿気が溜まりやすいことです。
3.簡単にできるカビ対策
換気を良くすることは、一番のカビ対策になります。
- 1日に何度か家中の窓をあける
- 除湿機を稼働する
- 扇風機やうちわで室内の風を循環させる
- クローゼットの湿気とりをこまめに変える
- マットレスの下はスノコを付けて風を通す
- 布団乾燥機を利用する
- 室内に水はけの悪い観葉植物を置かない
- 時々エアコンの送風を10分程度付けて風を送り、窓を開ける
- エアコンの除湿機能を利用する
- 湿度計を設置し65%以内に抑える
4.カビ対策の注意点
4-1.室内に洗濯物を干すときは注意
風通しの悪い室内に洗濯物を乾かすと、湿度が高くなり、カビが好む条件が整います。お風呂場に干す、乾燥機を利用する、できるだけ外に干すことを徹底しましょう。
4-2.掃除機で吸い取らない
カビの胞子が勢い良く排出口から出てしまい、逆効果です。
4-3.布団はこまめに干す
普段使わない客用布団など、長期間出さない布団の下はカビの温床になる場合が。しっかり干して日光消毒を行い、押し入れは乾燥させましょう。
4-4.カビ除去薬品に注意
市販の薬品は効果が高い反面、使用中気分が悪くなったり、フローリングや壁を変色させることもあるので十分注意してください。
5.カビ除去のプロに依頼する
広範囲のカビや重い家具の裏側など、自分で対処しにくい場所は、カビ対策中に体を壊してしまうことも。そんなときはプロに頼むのも良いでしょう。ハウスクリーニングや、防カビ工事を得意とする業者に依頼してはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。部屋のカビ対策は、
- 換気
- 通気
- 湿度を下げる
この3つを頭に入れて、空気が籠った場所を取り除くことが大切です。なお、空気を入れ替えるときは、カビの胞子を吸い込まないように、マスクを着用しましょう。