排水口のつまりを解消する方法は? ヌメリや臭いもスッキリするコツ!
「台所の排水口のつまりがひどくて困っているが、何かいい解消法はないか」「排水口のつまりを正しく解消する方法や予防策を知りたい」とお考えではありませんか? 排水口がつまると、水が流れにくくなるだけでなく、悪臭やヌメリ・雑菌の繁殖の原因になります。清潔で快適に暮らすためにも、排水口のつまり対策は必要不可欠でしょう。しかし、どんな原因でつまるのか・どんな解消方法が適しているかなど、よく分からないこともありますよね。
そこで今回は、排水口のつまりを解消する方法を詳しく解説しましょう。
- 排水口がつまってしまう原因は?
- つまった箇所を特定する方法は?
- 台所の排水口つまりを解消する方法は?
- 風呂場の排水口つまりを解消する方法は?
- 洗面所の排水口つまりを解消する方法は?
- トイレの排水口つまりを解消する方法は?
- 洗濯機の排水口つまりを解消する方法は?
- 自力でのつまり解消が難しいケース
- 排水口のつまりを予防する方法
- 排水口のつまりに関するよくある質問
この記事を読むことで、排水口のつまりをスッキリ解消するコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.排水口がつまってしまう原因は?
最初に、排水口がつまってしまう主な原因を見ていきましょう。
1-1.異物を流してしまった
排水口に異物を流してしまうことで、つまることがあります。特に多いのが、以下のようなものを流してしまうことです。異物が排水管内部にひっかかると、水が流れにくくなるだけでなく、汚れも蓄積しやすくなってひどいつまりの原因になります。
- ペットボトルや調味料などのキャップ
- ヘアピン
- 歯ブラシ
- 髪の毛
- ティッシュペーパー・キッチンペーパー
- 野菜くず
1-2.汚れが蓄積した
汚れが徐々に蓄積し、排水口がつまることがあります。掃除をきちんとしていない・台所で食用油をそのまま流しているなどが主な原因です。ドロドロとした汚れが排水管にへばり付くことで、水が流れにくくなります。時間が経過するにつれ汚れが定着し、ヌメリを伴って簡単に落ちにくくなるので注意が必要です。
1-3.排水管の劣化
排水管が劣化すると内部に汚れがたまりやすく、排水口がつまりやすくなります。排水管の寿命は、約15~20年です。古い家などで何をやってもすぐに排水管がつまるときは、排水管が寿命を迎えていることもあるでしょう。排水管の劣化が原因の場合は、早めに交換する必要があります。
2.つまった箇所を特定する方法は?
排水口がつまった箇所を特定する方法をご紹介します。
2-1.排水口から内部を見てみる
排水口を開けてみて、異物や汚れなどが確認できる場合はすぐ近くにつまりが発生しています。比較的簡単につまりを解消できるパターンです。ワイヤーブラシなどでひっかけるなどの方法で取り除くことができるでしょう。
2-2.排水トラップを確認する
排水口からつまりを確認できない場合は、排水トラップ部分がつまっている可能性があります。排水トラップには、固形物などがつまりやすいのです。排水トラップをはずして、内部を確認してみましょう。
2-3.排水トラップにも原因がない場合はさらに奥がつまっている
排水トラップを確認しても、特につまりの原因を確認できない場合は、さらに奥の配管につまりの原因があります。これ以上は、専門知識がある人に依頼するべきでしょう。無理やり調べようとすると、排水管が破損する原因になるのでやめてください。
3.台所の排水口つまりを解消する方法は?
台所の排水口つまりは、なるべく安全な道具や素材を使用して解消しましょう。
3-1.タオルとお湯を使う
台所の排水口がつまった場合、ごく初期のものならタオルとお湯を使って解消できることがあります。
3-1-1.排水トラップをはずす
最初に、排水口内部の排水トラップをはずしてください。排水トラップをはずしたら、排水口の入り口にタオルを詰めましょう。このとき、タオルが排水管に吸い込まれないよう、注意してください。
3-1-2.シンクに40度程度のお湯をためる
排水口をタオルでふさいだら、シンクに半分程度、40度程度のお湯をためてください。お湯の温度が高すぎるとシンクや排水口を傷めるので、気を付けましょう。
3-1-3.タオルを一気に引き抜く
お湯がたまったら、タオルを一気に引き抜きましょう。お湯の水圧で、排水口のつまりが押し流されます。つまりが解消すれば、水が一気に流れていくはずです。
3-1-4.排水トラップを元に戻す
最後に、排水トラップを元に戻して完了です。再度水を少量流し、つまりが問題なく解消されたことを確かめましょう。
3-2.重曹とクエン酸を使う
重曹とクエン酸は、いずれも安全な素材なので、台所の排水口つまりの対策に安心して使うことができます。
3-2-1.排水口内部に重曹を振りかける
台所の排水口内部に、重曹を振りかけましょう。重曹は、排水口内部で見えているところを覆うことができるぐらいが適量です。
3-2-2.クエン酸を振りかける
重曹を振りかけた部分に、重曹の2分の1の量でクエン酸を振りかけてください。なるべくまんべんなく振りかけるようにしましょう。
3-2-3.40℃程度のお湯を少量かけて30分程度放置する
40℃程度のお湯を少量かけてください。重曹とクエン酸が反応して、シュワシュワと発泡したら、そのまま30分程度放置しましょう。
3-2-4.最後に水でよく流して完了
最後に、水でよく流して完了です。なお、重曹には消臭効果もあるため、つまり解消効果を得られるだけでなく、台所の嫌な臭い対策にもなります。
3-3.台所用パイプクリーナーを使う
重曹とクエン酸を使ってもつまりがスッキリ解消しない場合は、台所用パイプクリーナーを使用してみましょう。
3-3-1.換気をよくして手袋やマスクを着用する
台所用パイプクリーナーを使用する前に、台所の換気扇を回したり窓を開けたりして換気をよくしておきましょう。また、手袋やマスクを着用してください。人によっては、パイプクリーナーの成分や臭いで気分が悪くなったり体調不良を起こしたりすることがあるので、十分に気を付けましょう。
3-3-2.使用説明書の指示に従って適量を流し入れる
台所用パイプクリーナーの使用説明書をよく読み、指示に従って適量を排水口に流し込みましょう。その後、指示に従って数十分から2時間程度放置してください。量が足りなかったり放置時間が短すぎたりすると、十分な効果を得られません。
3-3-3.最後に水を流してみる
指定の放置時間を経過したら、排水口に水を流してみましょう。強力な成分の効果で、しつこいつまりも解消しているはずです。通常どおり水が流れることを確認してください。
4.風呂場の排水口つまりを解消する方法は?
風呂場の排水口つまりを解消する方法を詳しく解説します。
4-1.排水口のゴミやヌメリを掃除する
風呂場の排水口つまりで初期のものの多くが、排水口の近くに原因があるものです。
4-1-1.排水口にたまったゴミを取り除く
風呂場の排水口を確認し、たまったゴミを取り除きましょう。風呂場の排水口には、髪の毛・石鹸カスが混ざってたまりやすいものです。そのほか、ヘアゴムやヘアピン・ペットボトルのキャップなどがつまっていることもあるでしょう。
4-1-2.少量のお湯を流してみる
排水口のゴミやヌメリを除去した後で、少量のお湯を流してみてください。つまりが解消していれば、お湯がたまることなく流れていきます。もしも、流れるのに時間がかかるのなら、排水口の奥もつまっているため、さらに対策が必要です。
4-2.重曹とクエン酸を使う
排水口近くのゴミやヌメリを除去してもまだつまりが見られるときは、重曹とクエン酸を使用してみましょう。
4-2-1.汚れがひどい部分に重曹を振りかける
排水口付近で、特に汚れがひどいところを中心に重曹を振りかけましょう。このとき、多めに振りかけることがスッキリと汚れを落とすコツです。
4-2-2.クエン酸を重曹の2分の1量振りかける
クエン酸を、重曹の2分の1量振りかけましょう。その後、40℃程度のお湯を少量かけて発泡させてください。そのまま、30分程度放置しましょう。
4-2-3.30分程度放置してから水で流す
30分程度経過したら、水でよく洗い流しましょう。排水口内部の汚れがスッキリ落ちてつまりが解消し、水が問題なく流れることを確認して終了です。
4-3.ラバーカップを使用する
排水口から異物が排水管内に入り込んでつまりを起こしている場合、ラバーカップを使用して解消できる場合があります
4-3-1.ラバーカップを排水口にゆっくり押し当てる
清潔なラバーカップを用意し、風呂場の排水口にゆっくり押し当てましょう。このとき、ラバーカップのゴム部分が押しつぶれて、空気が抜けた状態になるようにしてください。
4-3-2.ラバーカップをゆっくり引き抜く
ラバーカップをゆっくり引き抜きましょう。つまり部分が引っ張られて移動し、つまりが解消するはずです。つまりが解消するまで、押し当てたり引き抜いたり繰り返しましょう。つまりが解消すると、ボコボコと音がしたり水が急に流れやすくなったりします。
4-3-3.水が流れるようになったことを確認して完了
つまりを解消できたら、水を流してみてください。特に問題なくスムーズに流れたら、対応完了です。
5.洗面所の排水口つまりを解消する方法は?
洗面所の排水口つまりを解消する主な方法をご紹介します。
5-1.重曹とクエン酸を使う
重曹とクエン酸を使用して、排水口の排水つまりを解消する方法です。
5-1-1.重曹を排水口に振りかける
最初に手袋をはめ、重曹を排水口に振りかけてください。量は、排水口が見えなくなるぐらいが適量です。特に汚れがひどい部分には、多めに振りかけましょう。
5-1-2.クエン酸を振りかける
重曹を振りかけた後、クエン酸を重曹の2分の1の量を目安に振りかけてください。なるべく、重曹を振りかけた部分にまんべんなく行き届くようにしましょう。
5-1-3.40℃程度のお湯をゆっくりそそぐ
40℃程度のお湯を、ゆっくりそそいでください。重曹とクエン酸が反応して、シュワシュワと泡立ちます。2つの成分と発泡力により、排水口のヌメリ汚れを落としてくれるのです。
5-1-4.30分程度放置してから水で流す
30分程度放置してから、水でよく流してください。ヌメリがスッキリ落ちて水の流れも元どおりになることでしょう。同時に、嫌な臭いも消えているはずです。
5-2.ワイヤーブラシを使う
ワイヤーブラシを使って、排水口の奥のつまりを取り除くことができる場合があります。
5-2-1.排水口から見える部分の汚れを掃除する
ワイヤーブラシを使う前に、見える部分の汚れを簡単に除去しましょう。ワイヤーブラシを入れる際に、手や服が汚れにくくなるからです。また、ワイヤーブラシで取り除いた異物を取り出しやすくなる効果もあります。
5-2-2.ワイヤーブラシを排水口から差し入れて動かす
異物がつまっていると考えられる部分にワイヤーブラシを差し入れましょう。異物を絡め取るように、ゆっくり動かすのがコツです。
5-2-3.ワイヤーブラシをゆっくり引き上げる
何度かワイヤーブラシを動かした後、ゆっくりと引き上げてみてください。髪の毛やそのほかの異物が絡んで出てきます。排水管に異物が再度落下しないよう、慎重に取り除きましょう。
5-2-4.少量の水を流してみる
異物を取り除くことができたら、最後に少量の水を流して問題がないことを確認してください。つまりの原因が異物の混入だけなら、スムーズに水が流れるはずです。
6.トイレの排水口つまりを解消する方法は?
トイレの排水口のつまりを解消する主な方法を詳しく見ていきましょう。
6-1.ぬるま湯を流してみる
冬場にトイレがつまった場合は、ぬるま湯を流すことでつまりが直ることがあります。
6-1-1.つまっている内容を確認する
ぬるま湯を使って解消できるつまりは、トイレットペーパーもしくは排せつ物によるものです。冬場で水が冷たいと、本来なら流れていくはずのものが一か所に固まってしまい、つまりやすくなります。たとえば、大量のトイレットペーパーを使った後や、排せつ物が多かった後につまった場合は、ぬるま湯を流して解消できる可能性が高いでしょう。
6-1-2.40℃程度のぬるま湯をゆっくりそそいで様子を見る
40℃程度のお湯を、便器にゆっくりそそいでみましょう。その後、1時間程度放置してつまりがゆるむのを待ってください。なお、お湯の温度が高すぎると、便器や配管を傷める原因になるので気をつけましょう。お湯の温度が高くても、効果は変わりません。
6-1-3.水位が低くなったことを確認後、水を流してみる
つまりが解消すると、便器の水位が下がっているはずです。水位が確実に下がっていることを確認したら、トイレの水を流してみましょう。通常どおりに流すことができれば、完了です。つまりが不完全に残った場合は、流れが今一つ悪いままになります。作業を繰り返すか、後述の方法を試してみてください。
6-2.ラバーカップを使う
トイレットペーパーなどが一時的につまっている場合は、ラバーカップを使ってつまりを解消できることがあります。
6-2-1.汚れてもいい服装に着替え手袋をする
ラバーカップを使用する場合、汚れが飛びはねる可能性があるため、事前に汚れてもいい服装に着替えて手袋をしておきましょう。また、便器の周辺に新聞紙を敷いておけば、なお安心です。
6-2-2.便器の水たまりにラバーカップをゆっくり押し込む
便器の水たまり部分にラバーカップをゆっくり押し込みましょう。このとき、勢いをつけずにゆっくり行うのがコツです。ラバーカップの圧力がつまっている部分まで届くよう、慎重に押し込んでください。
6-2-3.ラバーカップをゆっくり引き上げる
ラバーカップをゆっくり引き上げましょう。勢いよく引き上げると、つまりがうまく取れないばかりか、汚水が飛び散る原因になるのでやめてください。何回か、ゆっくり押し込む・引き上げるを繰り返すと、ゴボゴボとした音とともにつまりが取れます。
6-2-4.トイレの水を流してみる
つまりを解消できたたら、トイレの水を流してみましょう。問題なく流れれば成功です。ラバーカップの汚れを落とすために、便器にラバーカップを入れたまま再度水を流しましょう。最後に、ラバーカップの水をよく切り、乾燥させて完了です。
6-3.トイレ用パイプクリーナーを使う
つまっている部分が排水管の奥のほうなどで、ぬるま湯やラバーカップでうまく対応できない場合は、トイレ用パイプクリーナーを使ってみましょう。
6-3-1.換気をよくしてマスクや手袋を着用する
最初に、窓を開けたり換気扇を回したりして換気をよくしてください。また、マスクや手袋を着用しましょう。トイレ用パイプクリーナーには、強力な成分が含まれているため、直接原液に触れたり吸い込んだりしないように注意してください。
6-3-2.使用説明書をよく読んで適量を便器にそそぐ
まずは、トイレ用パイプクリーナーの使用説明書をよく読み、適量を便器に注ぎ入れてください。なお、少量すぎると十分な効果を得られません。また、必要以上に多く使用しても無意味なので注意しましょう。
6-3-3.指定された時間放置する
トイレ用パイプクリーナーを便器にそそぎ入れたら、指定された時間放置してください。このとき、指定時間よりむやみに長く放置するのはやめましょう。長く放置しすぎると、パイプクリーナーの成分によって、配水管がダメージを受けることがあります。
6-3-4.水を流してみる
指定時間放置した後、トイレの水を流してみましょう。つまりが解消できていれば、スムーズに水が流れるはずです。仕上げにもう一度水を流して、パイプクリーナーの成分が残らないようにしましょう。
7.洗濯機の排水口つまりを解消する方法は?
洗濯機の排水口つまりを解消する主な方法を詳しくご紹介します。
7-1.排水口の異物や汚れを取り除く
排水口の近くに異物や汚れがある場合は、取り除きましょう。
7-1-1.排水口を目視し、異物や汚れがつまっていることを確認する
洗濯機の排水口を目視して、異物や汚れがつまっていることを確認しましょう。洗濯機の排水口には、洗濯で出た髪の毛やホコリ・洗剤カスなどがたまりやすいものです。ひどい場合は、排水口全体にこびり付いた状態になっています。
7-1-2.つまっている異物や汚れを取り除く
排水口を目視して異物がつまっていたら、ワイヤーブラシや菜ばしなどで取り除いてください。汚れが付着しているときは、重曹を振りかけて30分程度放置してから水で流しましょう。
7-1-3.洗濯機に水をためてから排水し、つまり解消を確認する
異物やヌメリを除去した後、洗濯機に水をためて排水してつまりが解消されたか確認しましょう。スムーズに排水できていれば、対応完了です。
7-2.洗濯機を移動させ、重曹でつまりを解消する
排水口のゴミやヌメリを除去してもつまりが解消されない場合は、洗濯機を移動させてから重曹で対応しましょう。
7-2-1.洗濯機の水を捨てて本体を移動させる
最初に、洗濯機の水を洗面器などですくって捨て、洗濯機の電源を切り配線や配管をはずして移動させてください。洗濯機の移動は、一人では困難なので家族などに協力してもらいましょう。
7-2-2.排水エルボ・排水トラップをはずして重曹を振りかける
次に、排水エルボ・排水トラップをはずしましょう。汚れが付着している部分を中心に、重曹を振りかけてください。
7-2-3.30分放置後に排水口の内部を水ですすぐ
そのまま30分程度放置したら、排水口の内部を水でよくすすぎましょう。重曹の成分によって、こびり付いていた汚れがスッキリ落ちているはずです。
7-2-4.排水エルボ・排水トラップを取り付け、洗濯機本体を戻す
排水口の内部がキレイになったら、排水エルボ・排水トラップを取り付け、洗濯機本体を元どおりに戻して完了です。排水ホースや給水管・電源との接続も忘れないでください。最後に、洗濯機に水を少量ため、排水してみて問題がないか確認しましょう。
8.自力でのつまり解消が難しいケース
排水口のつまりを自力で解消するのが難しいケースや、対処法などをかご紹介します。
8-1.無理に手を出さないほうが良いケースは?
以下のような場合は、自分で無理に手を出さずにプロに依頼するといいでしょう。
- つまりの原因や場所を特定できない
- 自分では手が届かない部分に原因がある
- 配水管の寿命が疑われる
- 何回つまりを直してもすぐにつまる
8-2.排水口のつまり解消をプロに依頼する方法
排水口のつまり解消をプロに依頼するには、以下の方法・手順を参考にしてください。
- 信頼できる業者を探して見積もりを依頼する
- 業者が現場確認後、見積もりを発行する
- 見積もりの内容を確認し、金額などに問題がなければ正式に依頼する
- 希望日時に業者がやってきて排水口のつまり解消作業をする
- 作業が終わったら、依頼者と業者で確認して完了
なお、多くの場合、作業料金は作業後に業者が指定する方法で支払うことになります。
8-3.業者選びのポイント
排水口のつまり解消は、以下のポイントを満たす業者に依頼しましょう。
- 排水口のつまり対策で豊富な実績がある
- 希望の日時に対応してくれる
- 見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金体系
- スタッフの受け応えが丁寧で感じがいい
- 利用者からの評判がいい
9.排水口のつまりを予防する方法
排水口のつまりを予防する方法を詳しく見ていきましょう。
9-1.排水口にフタやマットを取り付ける
台所・洗面所・風呂などの排水口には、フタやマットを取り付けて、固形物が流れないようにすることをおすすめします。フタやマットがあれば、うっかり固形物を流しそうになってもキャッチしてくれるのでつまりを防ぐことができるでしょう。また、掃除も楽にできるので清潔な状態に保ちやすいのもメリットです。
9-2.こまめに掃除する
こまめに掃除して、排水口に汚れがたまらないようにしましょう。気を付けているつもりでも、徐々に汚れが蓄積していくものです。台所なら洗いものをしたついでに・浴室は入浴後に、軽く掃除しておくといいでしょう。常にキレイな排水口を維持できれば、つまる心配もありません。
9-3.定期的にパイプクリーナーを使う
定期的にパイプクリーナーを使用すれば、普段手が届かない排水口内部の汚れもスッキリ落とすことができます。パイプクリーナーを使用する際は、説明書をよく読んで正しく使ってください。なお、パイプクリーナーは必ず使う場所に合ったものを選びましょう。たとえば、トイレ用のものをキッチンに使わないように注意してください。
10.排水口のつまりに関するよくある質問
最後に、排水口のつまりに関する質問に回答します。それぞれ確認しておきましょう。
Q.自炊しなければ台所の排水口つまりを予防できる?
A.自炊しなくても、台所を使用するのなら、つまる可能性があります。たとえば、市販のおそうざいを盛りつけたお皿を洗ったり、インスタント麺のお湯を捨てたりするだけでも、排水口が汚れるからです。
Q.排水口のつまりを放置するとどうなる?
A.状況が悪化するだけです。放置するほどにつまりがひどくなり、自分では対応できなくなります。また、雑菌やカビ・害虫が繁殖する温床になり不潔です。排水口のつまりを発見したら、できるだけ早く対応してください。
Q.節水タイプのトイレだとつまりやすい?
A.使い方によっては、つまりやすくなることもあります。トイレットペーパーを必要以上に使うなど、水が流れにくくなるような行為は避けましょう。
Q.いきなり業者がやってきて「排水口の無料点検をしている」と言われたのですが?
A.悪質業者の可能性が高いので、話に乗らないでください。無料点検だけしてもらうはずが、すぐに修理しないと大変だなどと言われて、結局高い費用を支払うケースが多発しています。信頼できる業者は、利用者の口コミや評判で安定した仕事を確保できているので、訪問営業をしている時点で怪しいと考えてください。
Q.排水口のつまり解消を業者に依頼した場合の費用目安は?
A.排水口の場所やつまりの状況にもよりますが、8,000~20,000円程度が目安です。業者によっても異なるので、業者に見積もりをもらって確認してみてください。
まとめ
今回は、排水口のつまりについて詳しく解説しました。排水口がつまると、水が流れにくくなり、ヌメリ・悪臭・雑菌繁殖などの温床になります。まずは、排水口がつまる原因を突き止め、しっかり対策しましょう。なお、排水口のつまりがひどく、自分だけで対応できないときや短期間に再発するときなどは、プロに依頼することをおすすめします。一度プロに隅々までキレイにしてもらえば、次回からの掃除も楽に済み、つまりにくく清潔な排水口を維持できることでしょう。