網戸の交換方法をチェック! 張替えで知っておきたい掃除方法とコツ

網戸は定期的に交換したいところ。ですが、「面倒」と思って放置していないでしょうか。実は、網戸は自分でも簡単に交換できます。コツを知っておけば掃除も行えるので見栄えもよくなるのです。この記事では網戸の交換についてまとめました。

1.網戸の交換は必要?

窓やドアの間にある網戸。その網戸を交換する必要はあるのでしょうか。この項目にてまとめました。

1-1.網戸の交換は必要です

網戸の交換は定期的に行いましょう。特に、飲食店などを営んでいる場合は網戸に油や匂いが付きます。そのままだとやってくるお客さんの印象も悪くなるので注意しましょう。
また、網戸は2~3年に1度は交換が目安です。網戸も風や紫外線などによって多少の劣化が起こります。匂いなどの劣化を含め交換は行いましょう。

1-2.穴が開くと虫が入ってくる

網戸に穴が開くと蚊(か)などの虫が入ってきます。その虫が入ってくるとお客さんだけでなく店員も嫌になるものです。また、蚊(か)だけでなくゴキブリや蛾(が)などさまざまな害虫が入ってくる可能性も上がります。
害虫は5月辺りから増えてくるもの。気候が暖かくなってくると共に虫もやってきます。虫が店内に入らないように事前策として網戸を交換しておきましょう。

1-3.意外と自分でもできます!

網戸の交換は難しい。そのように考える人も多いものです。しかし、網戸の交換は自分でもできます。
網戸の交換は自分で行うとコストも下げられるのです。網戸1枚あたり200~300円ほどで行えます。自分で工具を用意する初期投資さえしてしまうと自分でやる方が簡単な上にコスト削減にもつながるのです。
しかし、どうしてもきれいに好感を行えない方もいるかと思います。困ったときはリフォーム業者・専門業者に依頼しましょう。専門業者ならば時間短縮と共にきれいな網戸が手に入ります。自分でやってみて難しいときは、検討してみましょう。

2.網戸の交換方法

網戸の交換は、自分でもお手軽にできる上コスト的にもうれしいところ。そこで、自分でできる網戸の交換方法について知っておきましょう。

2-1.新しい網戸・道具を用意する

まず、新しい網戸を用意します。網戸には「メッシュ」という単位があるので好きなものを選びましょう。メッシュは20・24・26・30のサイズがあります。メッシュの数が大きくなるほど小さい虫が入ってきません。
また、色によって屋外の景色が変わってきます。一般的なグレータイプ・見通しいがよい黒があるのを知っておきましょう。これ以外にも外側が銀、内側が黒のタイプがあります。これは、屋外から中が見えず屋内からきれいに見えるタイプです。

  • 網戸交換用ローラー
  • 網戸用ゴム
  • ドライバー
  • (網戸専用)カッター
  • ブラシ

これらの道具は用意しておきます。また、クリップなどがあれば作業が簡単になるので用意しておきましょう。普通・網戸専用のどちらでも大丈夫です。

2-2.網戸の構造を理解しながらゴムを外す

道具を準備した後は、網戸を交換するため構造を理解しましょう。
網戸は簡単に3つの部分に分けられます。サッシ・網戸・ゴムの3つです。サッシは網戸とゴムが入る溝の部分。ゴムは、網戸をサッシの中に固定するためのストッパーのようなものだと思いましょう。網戸を交換するときは、このゴムから取ることになります。
ゴムを取り外すときは、ドライバーを使いましょう。ドライバーをゴム部分へ差し込み外していきます。ゴムは古いものだと劣化しているので交換しましょう。ゴムを取り外した後、網戸も外していきます。

2-3.溝のごみを取り網の上に載せる

溝からゴムと網戸を取り除いた後、サッシ部分をきれいにしましょう。サッシや溝の部分が汚いとゴムや網戸がきれいに入りません。
また、サッシにはごみやほこりなどの汚れがたまっています。せっかくなのできれいにしておきましょう。
掃除した後、サッシを網の上に載せます。まずは、ざっと大きく広げた網の上で大丈夫です。その後、サッシに併せて大き目に網を切りましょう。大きく切った後、クリップで網とサッシを止めておくと後の作業がはかどります。

2-4.網戸用ゴムを入れていく

網の大きさが決まった後、網戸用ゴムでサッシに網を固定しましょう。このとき、たるまないようにしっかり入れていくのがコツです。
ゴムを入れていくときは、網戸交換用のローラーを使いながら入れます。ローラーで押さえながら溝へゆっくり押し込んでいきましょう。一方の長辺を引っ張ったら反対側を引っ張ります。対になっている部分からはめこんだ後、短い辺を入れていきましょう。
長辺を入れるとき、ピンと張り過ぎないようにします。ピンと張り過ぎると短い辺が入らないようになるのです。
ゴムを全部入れ終わった後、余分な部分を切り取りましょう。ゴムを切り取った後は、余分な網も切り取って完成です。

2-5.交換後にチェックしたいこと

交換が終わった後、たるみがないかチェックしておきます。軽く押したとき、弾力があればきれいに交換ができていると思いましょう。反対にゆがみがある・張りがない場合は失敗しています。
多少の場合は、開け閉めに問題なければ大丈夫です。しかし、気になるときは網戸用ゴムを外して網の調整をしましょう。全部外してしまうとサイズ不足が起こります。優しく少しずつ直すのがコツです。

3.網戸の補修方法

網戸の一部分が破れてしまった。そのとき、全部の網戸を交換するのは面倒かと思います。そこで、一部分だけ交換を行う方法を知っておきましょう。500円玉ぐらいの大きさならば補修だけで対処できます。
ホームセンターなどで網戸用の補修シートが販売しているので利用してみましょう。応急処置ならばこれで大丈夫です。虫や蚊の侵入は簡単に防げます。
しかし、網戸の一部が破れているため強度は下がっている状態です。春先など風が強い時期に痛むことはあると思いましょう。ほつれや強度が弱くなったときは交換を行うようにします。

4.うまく交換するコツ

自分で網戸の交換を行うときは、うまくできるかどうか悩みが尽きないもの。そこで、うまくできるコツを押さえておきましょう。

4-1.広いスペースで行う

網戸の交換を行うとき、広いスペースで行うようにします。狭いスペースで行っても作業がはかどりません。しっかりと作業スペースを確保しましょう。
交換する網は、ある程度の大きさを確保する必要があります。大き目にカットしておくのがコツです。

4-2.交換するとき、引っ張り過ぎないようにする

網を交換するとき、ゴムで止めた部分の網を引っ張り過ぎないようにしましょう。引っ張り過ぎるとゆがみが出てくるのです。全体のバランスを考えながら交換しましょう。

5.まとめ

いかがでしたか? この記事では網戸の交換方法についてまとめました。
網戸は2~3年を目安に交換する必要があります。汚れや匂いだけでなく網やゴムも劣化しているからです。
交換を行うときは網戸用ゴム・新しい網・ドライバー・交換用ローラー・クリップ・ブラシを用意しておきます。
ゴムをサッシから取り外した後、網をのけてサッシを掃除しましょう。その後、新しい網にサッシを載せて交換を行います。このとき、それぞれ対になる辺から入れていくのがコツ。
ピンと張り過ぎないように注意しながら張っていきましょう。最後に、軽く手を乗せたとき弾力があれば完成です。コスト的にも安くできるのでぜひ試してみましょう!