自分できる? ウォシュレット交換方法・機能や選び方などご紹介

最近では、ウォシュレット付きのトイレが一般化してきました。便利で快適なウォシュレットですが、寿命が近づいてきたり調子が悪くなってきたりして、そろそろ交換時期かも? と思うかたもいらっしゃるでしょう。そこで今回は、ウォシュレットの交換手順や選び方などをご紹介します。

  1. ウォシュレットの交換は自分でできる?
  2. ウォシュレットの交換を業者に依頼する
  3. ウォッシュレットの選び方
  4. ウォシュレット交換についてよくある質問
  5. まとめ

ウォシュレットを自分で交換しようと思っている方、交換方法などを知りたい方は、ぜひ最後までこの記事を読んでみてください。
※この記事では、温水洗浄便座を「ウォシュレット」と呼称することとします。

1.ウォシュレットの交換は自分でできる?

まずは、ウォシュレットを自分で交換する方法についてまとめました。

1-1.自分で交換できるウォシュレットとは?

ウォシュレットのタイプによって、交換可能なものと交換不可なものがあります。

基本的に交換可能なタイプ

  • 組み合わせ便器(便器とタンクがセットになっている、最も一般的な家庭用トイレ)
  • フラッシュバルブ型便器(店舗やテナントなどで使用される、タンクのないトイレ)
  • 隅付きタンク式便器(壁の角にタンクが設置されているもの)

交換不可のタイプ

  • 一体型トイレ
  • タンクレストイレ
  • システムトイレ

現在のトイレがどのタイプかは、取り扱い説明書などで確認することができます。

1-2.ウォシュレットの交換で用意するもの

ウォシュレットの交換を自分でする際は、以下の工具が必要です。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • スパナ
  • 便座締め付け工具
  • モンキーレンチ・ウォータープライヤー

1-3.自分でウォシュレットを交換する方法・手順

ウォシュレット交換を自分で行う方法や流れをご紹介します。詳しい方法やパーツの有無については、取り扱い説明書をよく読んでください。

1-3-1.水を止める

トイレタンク横もしくは水道メーター近辺にある止水栓をしめます。ハンドルを手で回すか、マイナスドライバーで内ネジをしめてください。トイレを流し、水が止まったか確認します。

1-3-2.給水管を取り外す

タンクに接続されている給水管を取り外します。給水管をしっかり抑えながらスパナでナットを緩めてください。水がこぼれるので、床に雑巾などを敷きましょう。

1-3-3.分岐器具を取り付ける

止水栓―パッキン―分岐器具の順でスパナを使って取り付けます。パッキンは、購入したウォシュレットについているものを使用してください。

1-3-4.フレキシブル管を取り付ける

分岐器具の給水管接続口―パッキン―フレキシブル管の順にスパナを使って取り付けます。

1-3-5.既存の便座を外す

便座締め付け工具を使い、便座を固定しているナットを緩めます。

1-3-6.ベースプレートの取り付け

便座取り付け穴に、ゴムブッシュを差し込み、ベースプレートをネジでしめます。プレートが動かなくなるまでしっかりしめてください。一部商品には、ベースプレートがない機種もあります。

1-3-7.ウォシュットの取り付け(ベースプレートがある場合)

ベースプレートに、ウォシュレットを取り付けます。

1-3-8.ウォシュットの取り付け(ベースプレートがない場合)

便器取り付け穴に、付属の固定具を使って本体を取り付け、ナットをしめて固定します。

1-3-9.給水ホースの接続

給水ホースの保護キャップを外します。分岐水栓に給水ホースの袋ナットをしめつけ、止水栓をゆっくり開いてください。

1-3-10.試運転

給水ホース・フレキシブル管・分岐器具の接続部分から水漏れがないことを確認してください。

1-4.よくあるトラブル・注意点

もし水漏れが起きてしまった場合は、ネジやナットがしっかりとしめられているか、傾いたり、ずれたりしていないか(平行になっているか)をチェックしてください。手順やパーツ数が多く、難しい工事であるため、自信がない方は業者に依頼したほうがよいでしょう。

2.ウォシュレットの交換を業者に依頼する

2-1.業者に依頼するメリット・デメリット

ウォシュレットの交換を業者に依頼することで、工事の失敗や水漏れなどのリスクを軽減することができるでしょう。ただし、工事費用が発生します。事前にいくらかかるかチェックしておくとよいでしょう。

2-2.依頼したほうがいい場合

普通のご家庭では、ウォシュレット交換は業者に依頼したほうがよいでしょう。特に、一度もウォシュレットを交換したことがない・手順が分からない・難しそう、と感じた方は、自分で工事しないことをおすすめします。なぜなら、水漏れのリスクや手間・時間を考慮すると、業者に依頼したほうが、総合的にメリットが大きいためです。

2-3.業者の選び方

ウォシュレットの取り付け工事業者を選ぶ際のポイントをご紹介します。

  • 料金が分かりやすい
  • ウォシュレットの在庫が豊富(選択肢が広い)
  • 地域に対応している
  • アフターフォローサービス(工事補償など)がある

2-4.費用の相場

ウォシュレットの交換工事の費用相場は、8,000円前後です。ウォシュレット本体は、2万~5万円程度となります。業者や工務店によっては、工事費込みのセット価格で販売しているところもあるので、複数社の料金を比較してみるとよいでしょう。また、古いウォシュレットの撤去費・出張費など、各種経費が含まれているかどうかも確認してください。

2-5.注意点

万が一、水漏れが下の階までに達してしまった場合は、数百万円の保証金などを支払わなければなりません。寝ている間にポタポタと少しずつ浸水してしまうこともあるので、注意しましょう。

3.ウォッシュレットの選び方

次に、ウォシュレットの選び方のポイントなどをご紹介します。

3-1.交換時期とは

ウォシュレットの寿命は、約7年です。寿命が近づき調子の悪くなってきたウォシュレットは、交換時期であるといえるでしょう。

3-2.選び方のポイント

3-2-1.サイズ

ウォシュレットを選ぶ際は、まずサイズを確認しましょう。便器のサイズには、レギュラーサイズとエロンゲートサイズがあり、それぞれ便器の穴の縦の長さが異なります。

  • レギュラー:320~350mm
  • エロンゲート:355~380mm

ウォシュレットには、エロンゲート用・レギュラー用・共用があります。

3-2-2.ウォシュレットの機能

最近では、さまざまな機能を持ったウォシュレットが登場しています。主な機能について、以下のとおりまとめました。

ウォシュレット機能

  • 洗浄位置調整
  • 水流の柔らかさ調整
  • 温風乾燥機能

洗浄機能

  • ノズル自動洗浄
  • クリーンノズル(ノズルに汚れが付きにくい加工)
  • クリーン便座(便座に汚れが付きにくい加工)
  • プレミスト(便器内に自動で霧をふきつけることで、用をした際に便器に汚れがつきにくくなる機能)

節約機能

  • オートオフ機能(あらかじめ設定しておいた時間に、ヒーターの電源を自動で切る機能)
  • 使用時間学習機能(トイレを使わない時間帯を学習し、ヒーターの電源を自動で切る機能)

センサー機能

  • 自動洗浄
  • ふたの自動開閉

3-3.注意点

最新のウォシュレットには、さまざまな機能がついていますが、家庭ごとに必要な機能が異なります。たとえば、自動洗浄機能は、ご高齢の方や体が不自由な方には大変便利な機能ですが、家族構成によってはまったく必要のない機能ともいえるでしょう。使用時や掃除をする際の利便性も考慮し、予算と機能のバランスを検討してみてください。

4.ウォシュレット交換についてよくある質問

Q.ウォシュレットの掃除方法を教えて
A.基本的には、肌に触れる順に掃除するのがおすすめです。便座→ふた→便座裏→床→ノズル→便器の順に掃除するとよいでしょう。ノズル洗浄機能がついているウォシュレットでも、週に一度はノズルを拭き掃除しましょう。

Q.便座の取り付け穴にゴムブッシュが入りません
A.あらかじめゴムブッシュの表面を水でぬらしておくと差し込みやすくなります。

Q.ウォシュレットから悪臭がするのですが
A.ウォシュレットの裏側など、普段掃除しない部分に雑菌やカビが繁殖しているかもしれません。ウォシュレット部分を取り外し、アルコールなどで拭き掃除をしてみてください。

Q.ウォシュレットの交換工事はどのくらい時間がかかる?
A.およそ1.5時間で完了します。業者による工事でもこのくらいかかるので、自分で行う場合は、倍はかかると思ったほうがよいでしょう。

Q.ウォシュレットのおすすめは色は?
A.ウォシュレットトイレには、主に以下のような色があります。

  • ホワイト
  • オフホワイト(アイボリー)
  • ピンク・ライトブルー・ライトグリーンなど

最近では、明るいホワイトが人気です。トイレ全体が明るくなる効果がありますが、汚れが目立ちやすくなります。また、壁紙や床材が古いまま、ホワイトのトイレを置くと、トイレだけ浮いて見えてしまうでしょう。トイレ一室をまるごとリフォームする場合はホワイトが映えますが、ウォシュレットだけを交換する場合は、無難なオフホワイトがおすすめです。

5.まとめ

ウォシュレットの交換手順や、選び方などについてご紹介しました。ウォシュレットを自分で交換する場合は、取り扱い説明書をしっかりと確認しましょう。自信がない方は工事業者の利用がおすすめです。ウォシュレットを交換しようと思ったときはこの記事の内容を思い出してみてください。